カクヨムでは●●層を獲得できる小説が人気作になる 

 質問です。もしあなたが読者なら、

 注目の作品をどう使いますか?


 おそらくですが5分で切り替わるので、

 小説のタイトルとキャッチコピーを、


 パッと見て気になったものを、

 一通りフォローしてから1つずつ、

 読んでいくのではないでしょうか?


 ……ここです! ここがポイントです!


 注目の作品は他とは違い制限時間がある。

 5分では1話か2話の文量しか読めない。

 でも他の良さげな小説を見逃したくない。


 だから読者の多くは『第1話を読まず』

『タイトルとキャッチコピーだけ』で、


『注目の作品』に表示されている小説を、

 フォローするかどうか決めているんです!


 実はこれ、かなり重大な発見で、


 プロになりたいと思う人のほとんどが、

 面白い小説の書き方について調べ、


 そこで『惹きの強い第1話を書くこと』が

 人気作になるために重要だと知り、


「第1話さえ読まれたら勝てる」ように、

 時間と手間をかけた渾身の第1話を書きます


 しかしカクヨムではその前に勝負が決まり、


タイトルとキャッチコピーさえ読まれたら勝つ


 小説しか人気作になれないのが真実です。


「第1話さえ読まれたら勝てる」と思う時点で

 既にあなたの負けは決まっていたのです。


 初心者に10万文字の名作は書けなくても、

 コピーライターを超える秀逸な35文字の、

 タイトルやキャッチコピーならマグレで、

 書ける可能性があると思いませんか?


 また、不思議に思ったことはないですか?

 ★1000以上獲得したテンプレ小説を見て、


 テンプレだから読まれるのは分かるけど、

 自分より1桁も2桁も評価が高いのは変だ!

 内容にそこまでの差があるとは思えない!


 理由がこの『とりあえずフォロー層』です。


 注目の作品1回の表示のフォロー増加が、

 1人や2人でも1ヶ月続けば何百人にもなる。


 そして一定の数を超えたところで読者が、

「多くの人が評価してるから面白いだろう」

「少なくともハズレではない」と思い始め、


 積み重ねてきた★とフォローが、

 新たな★とフォローを呼ぶ循環が生まれ、

 さらに評価が伸び、時にはバズる。


 これが高校生や初心者が書いた小説が、

 カクヨムで人気作になる真相なのです。


 つまりあなたの小説が読まれなかったのは、

 面白くない、才能がないからではありません

 戦う場所と戦い方を間違えていただけです。


 テンプレ小説を書いていて読まれない人も、

 タイトルとキャッチコピーでの、

 アピールの仕方を間違えていただけです。


 だから落ち込む必要はありません。

 間違っているところがあるなら、

 それを直せばいいだけですから。


 さて、タイトルとキャッチコピーの、

 重要性が分かったところで次はタイトルと

 キャッチコピーの書き方を解説します。

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