第20話 葬儀屋の過去語りⅢC



 朝になりました。ううー私は朝に弱い方ですが先生は異常に強いです。どうしてでしょう?先生が言うには体質だそうですが。ちゃんと寝てるんですかね?






「ラディア起きてください。遅刻してしまいますよ。」






 スープのいい香りがします。眠いですがここは力を振り絞っておきます。はぁー二度寝をしないようにするだけでも疲れてしまいますね。






 朝食を済ませて城に向かいます。私の仕事は葬儀を行うことだけになってしまいました。それだけでも緊張しますが。






「今思ったんですが、紫のあざは流行している病気なんですよね?私たちは大丈夫なんですか?」






「紫のあざは世間的には流行している病と言われていますが実際は多少誤差はありますが一斉に発症しているので人為的に起こした病気と言われてるそうですよ。進行速度は人それぞれらしいですが。だから私たちがかかっていないということはこの先もかかる可能性が低いということです。」






「そうですか、、、。人為的に。・・・。その情報はどこから入ってくるんですか?」






「それは企業秘密です。それよりも葬儀の資料作りはできましたか?」






「伊達に先生と一年間いませんよ。・・・。先生私は葬儀屋になれるんでしょうか?」






「いきなり心配になりましたか?確かに昨日のままでは不安ですね。雑な気がしました。葬儀屋の仕事は葬儀を最高ものにするというものですからね。今回の場合はシエロさんにこの国を好きになってもらうということです。レアルさんのお子さんは私は医者ではないのでなんとも言えませんが。」






「わかりました。しっかりと勉強させていただきます。」






「ただ見るだけではいけませんよ。見るのとやるのでは全然違うでしょう?自分だったらどうするかと考えながらみてくださいね。そして採点してみてください。それができれば合格です。」






「はい!頑張ります。」






 城についた私たちはシエロさんレアルさんのもとに向かいます。あの小さな応接室に案内されました。






「いらっしゃい葬儀屋殿。」






「早速だが始めてくれ。」






 シエロさんとレアルさんの2人がピリピリ感のある空間におりました。エテルナ先生はどうやって解決するつもりでしょうか?






「では、始めさせえいただきます。まずは遺言通り私たちが次のこの国の王様を決めるということですが決められませんでした。」






「ん?」←レアルさん






「は?」←シエロさん






「え、どういうことですか?」←私






「そのままの意味です。そもそも先代の国王様だって決められなかったことです。私たち部外者が軽い気持ちで決めることはできません。」






「それだったら僕にくれよ。兄上は王座に興味はないって言ってるんだ。」






「それを考えたんですが。第一皇子さんの方がこの国を思っているという意見で一致したので。」






「そんな、、、。」






「シエロさんはこの国が嫌いだから王座に興味はないんですよね?」






「ああ。父上は俺のことを最後まで認めてくれなかったからな。」






「認めていると思いますよ?だって決められないくらいなのですから。」






「それは伝統的なことで決められなかったんだ。」






「でもこの国の憲法では第一皇子が必ずしも国王になる必要はないんですよね?」






「ああ。そうだが、、、。」






「レアルさんあなたが王座に固執する理由はお子様のためなんですよね?」






「そうだよ。愛する我が子の治療費を払うためだよ。」






「肩代わりしてもらうのではダメなんですか?」






「僕だってそれは考えたさ。でも僕は誰にも借りを作りたくはないんだ。」






「なぜですか?」






「国王たるもの自己解決能力を身につけていろと散々言われたからさ。」






「なるほど。第レアルさんは自分が王様になってお子様を救った後はどうするんですか?」






「この国の観光業に力 を入れてもっとこの国に訪れてもらえるようにするよ。観光業で儲かったお金は社会保障などに使う。」






「いい考えですね。どっちを選ぼうか更に迷ってしまいました。そういえば遺言書も一緒に届けられたのですが、読みますね?」






「聞いてないぞ。」←シエロさん






「そんなものがあったの!」←レアルさん






「先生どういうことですか?」←私


こんな展開予想できませんよ。実は遺言書を持ってましたーなんて、、、。






[愛する我が子たちへ




 まずは謝罪だ。決断力のない父を許してくれ。だがわかってくれ私には決められなかったんだ。お前たちは私の愛する息子だ。優劣などつけられるはずがない。






 それにお前たちがこの国を誰よりも思ってこの国が良い方向に進んでいくように努力して知っている。だから余計に選ぶことができなかった本当にすまない。






 シエロ、お前はきっと私を恨んでいるだろう。お母さんが亡くなった後お前には立派に育ってほしかった。お前が私に認めて欲しかったのはわかっていた。だが認めてしまったらそこで努力を終えてしまう気がした。だから人一倍厳しく育てた。すまなかった。






 レアル、お前はシエロと違って家族を持っている。だからお前に王座を譲る気はなかった。家族でゆっくり幸せを掴んで欲しかった私はお前にはシエロを支えてほしかった。だがお前の息子が病気になったのを聞き莫大な治療費がかかることを知った。






 私はどちらかを選び見捨てることができない。お前たちに争って欲しくないが両方とも国王になると国民たちが動揺してしまう。






 だがこれだけはわかってっくれ。私はお前たちにどう思われようとお前たちのことを普通の親のように、、、。いやそれ以上に大切に愛していた。生まれて来てくれてありがとう。こんな不甲斐ない父を許してくれ。二人で協力して困難を乗り越えてほしい。この国を頼んだぞ。]






 いい話じゃないですか。まあ葬儀ってこういった感動が沢山ありますけど。さて周りの反応はどうなんでしょう。






「・・・。父、、、上は、、、最初、、、から、、、ずっと、、、俺の、、、ことを、、、認め、、、て、、、くれて、、、いたの、、、か。」


涙を流しながらシエロさんは言いました。






「父上は僕たちのことを誰よりも思っていたんだね。兄上僕は王座を譲ります。」






「なぜだ!それではお前の息子はどうなる。」






「兄上。ただでとは言っていません。父上は僕に兄上を支えて欲しいといったんです。なので兄上を支える代わりに息子の治療費を払ってはいただけないでしょうか?」






「ああ、当たり前だ。父上の遺言書通り協力してこの国を更に良い国にしようこれからも頼むぞ。」






「お任せを兄上。葬儀屋殿ありがとうございました。無事に解決できました。」






「いえいえ。お二人の国を思う気持ちがあったからこそですので。私は何もしていませんよ。それにまだ仕事は残っていますからね。そうですよねラディア?」






「・・・。はい。後はお任せください。」






 この後は葬儀の手順通りに進めていき無事に葬儀をやり終えました。遺体が火葬されるところを見るとこの人は生前どのような顔をしていたんだろうと思ってしまうのは私だけなのでしょうか?






 無事に葬儀が終わり私たちは報酬をもらい国の外に出ます。ずっと疑問に思っていたことをエテルナ先生に問います。






「先生は私を葬儀屋にする気がないのですか?」






「何でですか?」






「だって今回の葬儀遺言書があるなんて一言も言いませんでしたよね?遺言書さえあれば私だって解決できたかもしれません。なんで教えてくれなかったんですか?それ以外にも全然情報を教えてくれませんでしたよね?なんでですか?」






 エテルナ先生はため息をこぼします。


「・・・。まだ旅を終わらせたくないからですよ。」






「絶対に噓です。先生何か隠してませんか?私を家に帰したくない理由があるんですよね?お母さんに何かいわれたんですか?」






「・・・・・・。」


先生の顔がどんどん曇っていきます。






「先生!本当のことを教えてください。そもそも初めからおかしかったんです。急に先生と修行をしに行くなんて。普通の普通の葬儀屋だったらしないことですよ。お母さんはしていたみたいですが。」






「そこまでの洞察力があれば合格です。ラディアあなたを葬儀屋として認めます。」


そういい先生は黒色のペンダントを渡します。受け取りましたが本題が解決していません。






「誤魔化さないでください!!なんで教えてくれないんですか?いつもの先生じゃありません、、、。」






「・・・。ずっと誤魔化すつもりでしたが仕方ありません。あなたの家に帰りましょう。」






「教えてくださるんですね?」






「家に帰ればわかりますよ。全部ね。」






 私は1年ぶりに帰宅します。逆風が強く吹いていました。私が家に帰ることを妨げるかのように。






 久しぶりの我が家です。一年間しか離れていないのにやけに懐かしく感じます。お母さんに会いたかったので急いでドアを開けます。






「ただいまお母さん!」


返事がしません。あれ、、、お母さん?






「こっちです。」


先生は階段を登って行きました。私もそれに続きます。






「ラディア、手を洗ってください。」






「何でですか?」






「外から来た手で会わせるわけにはいきませんから。」






「わかりました。」


私は先生の言う通り手を洗います。






「ここですよ。私はここで待っていますからね。」


先生はそういいお母さんの部屋のドアを開けます。






「おかえりなさいラディア。」


そこには最近のはやり病である全身紫のあざで覆われたお母さんがベットに横になっておりました。






 お母さんは起き上がります。


「お、、、か、、、あ、、、さん?」






「そんな顔しないでください。私は大丈夫ですよ。お別れの挨拶をする程度には。」






「う、、、そ、、、。噓ですよね?」






「残念ながら本当ですよ。」






「あ、、、あ、、、あああああああああああああ!」


私は俯きながら目と耳をふさぎ大声で叫びます。何も見たくない何も聞きたくありませんでした。目から涙がこぼれ落ちてきます。外は大雨が降り始めました。






「ラディア聞いてください。」






「やだ、嫌です!何も聞きたくありません。いやあああああああああああああああ!」






「ラディア。」


お母さんは私を思いっきり抱きしめます。私は驚いて顔を上げます。ふさいでいた目と耳も開いてしまいました。そこには変わらない辛い現実がありました。






「ごめんなさいラディア。あなたを残していなくなる私を許してください。」






「嫌です。だからお母さん死なないでください。」






「ごめんなさい。あなたはお父さんを早くに失ってしまいました。そのショックは計り知れないでしょう。私まで死んでしまえばあなたは壊れてしまいます。ですから私の死ぬ姿は見られくありませんでした。」






「だから一年間修行に行かせたんですか?」






「そうです。あなたに弱っていく姿を見られたくなかったからですね。」






「なんで、なんで病院に行かなかったんですか!」






「この病気は不治の病だと診断されたからです。」






「でも病院に行ってちゃんと治療をすればもっと長く生きられたんじゃないんですか!」






「長くても一年と言われました、ならばお父さんやあなたと一緒に過ごした我が家で最後の時過ごそうと思ったんですよ。」






「・・・。私はお母さんと一緒にいたいです。これからもずっとずっと。」






「人はいつかは一人にならないといけない時があるんですよ。」






「それでも私はお母さんと、、、」






「ダメです。」






「なんで、、、ですか?」






「いつか別れるときが必ず来ます。その時にあなたが一人にならないようにしなければならないといけませんでした。私の残してあげられるのは葬儀屋としての人脈と剣術ぐらいですがね。」






「それ以外にもたくさんもらいましたよ。返しきれない程にもらいました。だから今度は私がお母さんに返したいんです。」






 お母さんは少し笑って


「大丈夫ですよ。私も沢山の物をあなたから貰いましたから。願わくばあなたの教科書を見てみたかったですけど。」






「お母さん、、、。」






「不思議ですね。半年前私の寿命は残り三ヶ月と言われたのに三ヶ月も多く生きていますよ。あなたにお別れの挨拶をするためでしょうかね?」






 お母さんはベットに横になり少し遠くを見てこう言いました。


「あなたともっと一緒にいたかったです。正直一年間あなたといられなかったことは後悔しています。これからもずっとずっと一緒に色々な所に行って色々な物を食べて色々なテレビをみて笑いあいたかって、そういうことしていたかったです。」






「私も、、、です。」


私は涙で視界が見えません。お母さんの顔を見たいのに涙が邪魔をして見えません。何度もぬぐいました。






 ぼやけていた視界が晴れていきます。お母さんは私の顔をまじまじと見ていました。






「あなたに伝たいことがあります。」






「な、、、んですか?」






「貴方の名前由来です。」






「私の?」






「私たちが何でラディアとつけたかわかりますか?」






「・・・。わからないです。」






「あなたの生きるその先に光が溢れているように願ってですよ。つまり幸せになって欲しいということです。だから楽しく永らく生きてください。」






「・・・。」


私の名前にそんな意味があったなんて、、、。お父さんとお母さんは私のことをずっと思ってくれていたんですね。






「ラディア絶対に人は殺さないでくださいね。傷つけるなとは言いませんが、そのためにあなたに剣術を教えたんですから。自分のためだとか人の為であろうと殺してはなりませんよ。危なかったら逃げてください。わかりましたね?」






「唐突ですね、、、。もちろんです。」






「良かった。あなたが優しい子に育ってくれて本当に嬉しいです。」






「私はいい子でしたか?」






「ラディア。」


お母さんは口元に笑みを浮かべます。再び起き上がりベットの上に正座します。






「寝ていなくて大丈夫ですか?」






「ラディア、来てください。」


お母さんは両手を大きく広げます。






「え、、、わかりました。」


私はお母さんに抱き着きます。






「大きくなりましたね。」






「え、今更ですね。」






「そんなことないですよ。だって生まれてきた時は私の手に乗っかるぐらいでしたから。それに最後に抱き着いたのはお父さんが亡くなった時でしたから、あなたが恥ずかしがって全然抱き着かせてくれませんでしたからね。あなたがまだ私の腰あたりしかない頃ですよ。」






「なんかごめんなさい。」






「ふふふ、いいんですよ。」






「それならよかったです。」






「ラディア。」






「なんですか?」






「顔を見せてください。」






「・・・。はい。」


お母さんは私の肩に手を置いてまじまじと見ます。






「見れば見るほど私に似ていますね。」






「お母さんの娘ですから。」






「そうですね。」


そう言いお母さんは私のことをまたゆっくりと抱きしめます。






「ラディア。」






「はい。」






「今、思い出したのですがアーティファクトは使わないでください。」






「え、なぜですか?」






「異論は認めません。」






「・・・。わかりました。絶対に使いません。」






「ラディア。」






「なんですか?」






「ありがとうございます。」






「・・・。なんですか急に。」






「私たちのところに、、、生まれて、、、来てくれて、、、ありがとうございます。」






「お母さん?」






「私は、、、それなりに長く、、、生きてきましたが、、、あなたと、、、一緒に過ごし、、、た、、、十年、、、、という短い間、、、でしたが、、、何よりも、、、幸せでした。」






「お母さんどうしたんですか?」






「あなたにとって、、、理想の母親だったかは、、、わかりませんが、、、あなたのこと、、、を誰よりも、、、思っています。ラディア、、、幸せを掴んでください。」






「やめてくださいよ。最後みたいじゃないですか。」






「ラディア。」






「・・・。お母さん。」






「今日は、、、なにを、、、しましょうか?暖かいので、、、お花見でもしましょうか?そろそろ、、、あなたの、、、好きな花が、、、開花の時期、、、ですね。それとも、、、家でクッキーを、、、焼きますか?あなたが好きな、、、食べ物ですから、、、いっぱい作りましょうね。今日は、、、近くの商店街のスーパーで、、、薄力粉の特売でしたね。後で、、、行ってみましょう。あなたの、、、好きな、、、歌を、、、歌うのも、、、いい、、、ですね。昔は、、、私が歌うと、、、すぐに、、、真似を、、、していましたよね?久しぶりに、、、一緒に、、、歌うのも、、、悪くない、、、かも、、、しれませんね。ラディア、、、大好きです。」






「私もお母さんに伝えたいことがあります。生んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。優しくしてくれてありがとう。怒ってくれてありがとう。慰めてくれてありがとう。全部、全部ありがとうございます。お母さん、、、大好きです。」






「ラディア。振り返らず、、、前だけ、、、を見て、、、生て、、、ください、、、ね。」






「お母さん?」


一度呼びますが返事が返って来ません。






「お母さん!お母さん!!お母さん!!!お母さん!!!!お母さん!!!!!」


何度も叫びますがお母さんは返事を返してくれません。






「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」


これ以上にないほど大きな声で泣き叫びます。大粒の涙が頬を伝います。






 エテルナ先生がゆっくり部屋に入ってきました。


「ラディア、、、。」






「エテルナ先生、、、。」






 先生は私を抱きしめます。強く強く抱きしめます。


「ごめんなさい。もっと早くいえばよかったですよね。」






「先生の、、、せい、、、じゃ、、、あ、、、ありま、、、せん。」




 私は大きな声で叫びます。


「なんで、なんでなんですか!世界は私からたくさんの物を奪っていくんですか!?なんで私ばっかりこんな目に合わなければならないんですか!」






 先生は黙って抱きしめ続けます。先生の胸にずっといると私はこのままきっともう二度と先生から離れられなくなってしまいます。だから先生を突き放しました。






「ごめんなさい先生私今一人にしてください。」






「わかりました。必ず戻って来てください。」






「・・・。」


返す言葉は見つけられられませんでした。私は部屋から出てます。






 私はある程度の荷物をもって家の外に出ます。エテルナ先生は戻ってくるように言いましたが誰にも会いたくはありませんでした。いつの間にか大粒の雪が降っていました。えらく季節外れの雪ですね。雪はいいですよね辛いとき頭を冷やしてくれます。この家には沢山の思い出がありますがお母さんのいないのであればこの家にはいる意味はないです。






 このまま浸っていたいですがこの場にいたくはありません。私はジープに乗り込みます。お母さんは何でもお見通しですね。いつでも使えるように綺麗になっていました。それに新しい服やタオル、布団なども入っていました。お母さんのいいにおいがしますが悲しい匂いです。






 私はしばらく無心で走っていました。大きな滝があります。私は橋を渡り滝の近くまで行き眺めます。もう二度戻っては来ないでしょう。私はそう思いジープを走らせて行くのでした。






 いかがでしたでょうか?以上が私の過去語りです。まだまだありますが取り敢えずここら辺にしておきましょう。自分で振り返って見ると異世界無双に憧れていたり自分を悲劇のヒロインだと思っていた時期があり恥ずかしい過去でしたが、色々な葬儀に行っているうちに皆さんそれぞれにドラマがあり一生懸命に生きているということがわかりました。お母さんとの最後の対話で叫んでいたところなどを考えると何とも言えない気持ちになりますが、、、。


私もまだまだ子供ですね。






 さて休憩も終わりましたしまずは帰りますか。この後の六年間の方が大変でしたが過去より今ですね。未来も気にはなりますが気にするだけで。


「それでは行きましょうか。」


私は自分の家へジープを走らせるのでした。




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