第36話 ちょっとフライングで招待

エルフ国には結局七日程滞在した。



シリウスさん、どうしてもユーキ国や周りの文明が気になるらしく


懇願してくるので、仕方なく少しだけユーキ国を案内してあげた。終始口をあけたままだったよ、まぁ気持ちはわかる。城(見た目はビッグタワービル)の中には、


カジノだったり温泉だったり、温水プールやテニス施設、ゲームセンターにプリクラの数々。そして至る所にいるAIロボット。宴会場にビッグフードコート。

ショッピングモール等。


ありとあらゆる施設がある、これでもまだ足りない所はあるけどね。


シリウスさん文明の違いにショックを受けて、改善すると息巻いていた。勿論エルフ国の雰囲気を損ねないような工夫をするべきと助言させていただいた。


全部似たような国になっても面白味がないしねー、各名産やシンボルマークはほしい


とりあえず適当にノートPC何台か売りつけて置いた。



旅の帰りは転移して…と思ってたが嫁達はめずらしく猛反対。ゆっくりと帰りたいらしい、本当は1人で魔族の元へ行って欲しくないけどこれくらいの我が儘は聞いて欲しいと言われた。


心配してくれてるんだな…それはそうか。



とにかく帰りは違うルートで帰った、他の国にも一応寄ったけど。最初の…なんだっけ国の名前…まぁどうでもいいや、その蛙みたいな顔の国王は人の話は聞かないし

下品だし、やたら高圧的だしね…すぐに帰ったよ。捕縛しろととか家臣に言ったので、嫁達を除いて威圧をMAXにしてやった。小便ちびってたよ蛙は。


あんな国二度と行かないと誓い、国を出た。初めての外交失敗だな。


それからは国や村を見つけても認識阻害で寄った、何か名産があるか気になるし。


やっぱり楽でいいや、3人だけで楽しく散策できるからね。



途中釣りをしたり、湖がまたあったので三日ほどキャンプしたり、ついでだからキャンプ場っぽく整備して看板を立てておいた。

いつか旅の人が利用するだろう。



そして遂に帰ってきました王都ステーシア。


やっぱりもうここが我が家なのかなぁ、すごい帰って来たーて感じ。嫁達も


「やっぱりココはいいにゃ」

「ね。しばらくゆっくり休みましょうねにぃさま」


て感じだったよ。



まぁ休むっちゃあ休むけどねぇ、その前に国王に報告だよね。逐一報告したら


「ずるい」


と、一言。ごめんなさい代わりに、ユーキ国を案内すると誓ったら機嫌を直してくれた。と言うかユーキ国の存在言ってなかったから、拗ねてたけど。


ピエール国王はカジノのスロットが特にお気に召した様、いきなり当たったしね。


最初に10万円渡してあげたんだけど、帰るころには50万近くに増えていた。


ご飯は4人で蟹しゃぶや蟹めし等の蟹ずくしを食べた。ロボットが全てやってくれるのは何かシュールだった。


あれ以来王様のまた連れていけ病が度々発生している、サミットで使うといったら


喜んで進めているっぽい…王…。



サミットの前に魔族に会いにいきたいな、魔王にも会ってみたい無理にとは言わないがね。


なんか想像だけどサミットに同席しているイメージが沸くんだよなー。


夢まで見たしね…。誰かに干渉されてる?うーん分からん。


旅はしばらくいいし、ある程度転移で近づいて…空の旅かなぁクロと一緒に。

いや、クロでも万一を考えたら連れて行けないか…クロが死んだら泣くわ俺。


だって賢くて可愛いし、カタコトだけど話せるしね。俺の相棒だ。

1人でぼーっとしてると寄って来て甘えてくるのもキュート!。

まぁ結界魔法である程度の攻撃は耐えれるけどね。


いろいろお土産にスマホやらPCやらお菓子やらをしまい、いって来ますか

魔族に会いに。



★ポイントやハート、フォロー感想等頂けると素人作者のやる気に繋がりますので是非ともお願いします。レビュー頂けたら素直に感謝します。


ようやく10万字も目処がついてきた、読んでくれてる読者にはホント

感謝です。

第2目標はどうしよかな、このまま終わってもいいし‥ネタが浮かんだら続けてもいいし、まぁ流れに身を任せよう。









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