第11話 王都ステーシア

おはようございます、勇気です。

結果から言うとソーニャを学校へは無理だった、まーそう簡単には行かないよね。

1人で王都に行くって決めたらソーニャが泣くわ喚くわひっかかれるわ、いや痛くないけど、精神的に効いた。

月に1度は顔をみせる事で何とか許して貰えた。あと物作りスキルで王都で売りつけるつもりだった試作品の異世界版カメラ"チュキ"を上げたら機嫌がよくなり一緒に撮りまくった、当然しばらくはバレないように釘を刺したけどね。


トリスに聞くと商業ギルドは年齢制限がないらしい、身分も保証されるからお金があるならオススメだそうだ。

ここの雑貨屋でも仮発行はしてるらしい、1枚2金貨で…ふふふ、我には効かぬわその程度。


早速王都を目指してクロと一緒に飛んでいく、普通に飛んでも馬車のおそらく5倍は早いためすぐに王都にたどり着いた。


「つぎー、そこの坊主。おまえ1人か?」

「はい、1人とこのテイムしたクロウ1羽です」

「ふむ、小さいのに賢そうだな。もちろんクロウの事では無いぞ、じゃ‥水晶に手を、あと身分証な…クロウは冒険者ギルドへ行って許可証もらいな」


威圧をうすーく掛けると相手に認識してもらえるから便利だ、きつくすると喧嘩売ってるようなもんだけどね。


「ん、問題ないなようこそ"王都ステーシア"へ」

「ありがとうおじさん、街の地図はどこにありますか」

「地図か、そこに案内図があるぞ。あとギルドにも置いてある」

「ありがとう」


分かり易い案内図だな…、まずはドコ行こうかな。学校はまだいいとして…宿かなまず、武器屋も興味あるけど今の僕のメイン剣は水の魔法剣だしなー腰に帯刀するより

すぐに出せるし、極薄の刃で地球のウォーターカッターを真似てるから威力は折り紙付き。投げてもすぐ出せるし壊れない刃こぼれも無し、チート剣だ。

一応お守り代わりに短剣なら帯刀してるけどね…トリスさんに頂いたやつ。

…おっと脱線したまた、宿に行って商業ギルドに顔でも出してみるか。


「いらっしゃいませ"マギーおばさんの宿"へようこそ!」

「こんにちはおねーさん、あなたはマギーさんでは無いですよね?」

「もっちろん、おばさんなんて言ったら、いくら可愛い僕でも怒るよー、って、ウチはお母さんの娘のモリーよ。マギー母さんは奥で料理作ってるよ、お母さんに用事?」

「いえいえ、とりあえず5日ほど部屋を借りたいのですけど空いてますか」

「空いてるよー部屋のランクがあって1泊2食付きで各1日、1金貨と5銀貨ね」

「じゃあこれ1金貨を5日分ね、お願いします」

「はーい確かに、では案内しますねー」


部屋は当然綺麗にしてありダブルベッドが1つ、3人掛けのソファに机と椅子がある


「あんないありがとおねーさん、これチップね」

「いやいやいやいや、こんな小さい子から貰えないから!」

「じゃあこれぼくが作ったクッキーね、甘くて美味しいよ‥レシピは秘密」

「わーいい匂い、遠慮なくいただきますね、ありがとう僕‥いえユーキくん」

「では少し出かけて来ます、暗くなる前には戻りますー」

「はーい」


おねーさん早速食べてた、食べてる姿が可愛らしい、さてまず冒険者ギルドへ行きますか。


「おねーさんこのクロウの登録お願いします」

「はい、承知しました。では・・・」

「おいクソガキ!」


…振り返ると青筋立てた酔っぱらいのおっさんが居た、これテンプレ言う奴だね。

なんか逆に嬉しくなって来た…けど、変にこじれて面倒ごとになるのも嫌だな

軽く浮いておっさんの喉仏に魔法剣を添える。


「…何か用かなおじさん、うごいたら切るよ」

「ひっ、おおおれは別に…」

「そこまでっ!」

「そのぶっそうな剣を消してくれないかな坊や。そんな精度の魔法剣みた事もないぞ……」

「あ、ハイ。お騒がせしました」

「それからそこのガスト!昼間っから絡んでんじゃねーよ、顔洗ってろ」

「へい、ギルド長!」


ギルド長か…。まぁ穏便に済みそうで良かった。


「ではお姉さんこれに書けばいいんですね」

「は、はい。サインして登録料が6銀貨です」

「おいなに何事も無いように進めてやがる!、いや坊主に落ち度はねーがよ…ああ!、もういいや。坊主顔は覚えとくぞ」

「はい、いつかお世話になりますね」

「おう」

「はい、おねーさんこれで」

「はい確かに」

「ありがとうございました、これ迷惑料代わりのクッキーです」

「わーありがとう僕、休憩時間に頂くわ」


んー思わず時間が掛ったな、次は商業ギルドかー



名前 伊藤勇気


Lv25


MP 869/1020


ポイント200


性別 男


種族 獣人族(犬)?


年齢 9歳


職業 無職


ユニークスキル ぼっちLvMAX・病魔Lv7


スキル 健康体LvMAX ・状態異常耐性Lv8・アイテムボックスLv3


    鑑定Lv4・鑑定妨害Lv4・調理Lv6


    解体Lv7・俊足Lv5・身体強化Lv3・気配察知lv8


    異世界言語理解lvMAX・生活魔法Lv6・恐怖耐性Lv4


    スライムボックスLvMAX ・抗菌体LvMAX


    硬化Lv1・打撃耐性LvMAX・略奪(限定)Lv8


   幸運Lv7・槍術LvMAX・短剣術LvMAX・弓術LvMAX


    剣術LvMAX・自動戦闘Lv2・穴掘りLv8・酒豪Lv6


    テイム術Lv1・火魔法LvMAX・水魔法LvMAX・雷魔法LvMAX


    回復魔法LvMAX・結界魔法Lv1・飛翔術Lv6・剛腕LvMAX


    手加減Lv1・ファイヤーブレスLv7・頑丈LvMAX


    精豪Lv9・絶倫LvMAX・悪食Lv5・性欲Lv8・覇気Lv3


    威圧LvMAX・並列思考Lv3・集中Lv5・物作りLv7






☆☆☆ ★ポイントやハート、フォロー感想等頂けると素人作者のやる気に繋がりますので是非ともお願いします。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る