応援コメント

第30話 〜妹ちゃんは交渉するようです〜」への応援コメント


  • 編集済

    30話まで読んで、いよいよ一章も後半戦突入ということでしょうか。

    キャラの濃い陽菜子を筆頭に、個性的なキャラ同士のテンポ良い掛け合いが魅力な、異世界コメディといった印象でそれなりに楽しめています。
    八尋達を異世界に招いた謎の少女の真意、陽菜子のトラウマや過去、公爵家のパワーバランス、ロキとの対立など、ギャグだけではない伏線も多くありそうで、今後の展開も気になります。

    ただ、八尋達が元の世界に戻ろうと模索するでもなく、この世界で『勇者として世界を救う』のが使命なのか未だ不明なため、折り返し地点に至っても明確な目的が示されず、物語の方向性やゴールが見えてこないのだけが惜しいなと感じます。
    つまりこの作品はどういうお話なの?この異世界で兄妹は何をするの?という疑問符が頭の片隅にずっと残り、コメディや展開を楽しみたくても100%は入ってこないのが、読み手としても勿体なく思いました。

    とはいえココから大きく盛り上がっていき、謎の少女も再登場して異世界召喚の真実が明かされるかもしれないので、期待して読み進めようと思います。