第25話 とある社会人の戯言

 人は何故生きるのか。


 なんてことは、楽観的な悩みだろうか?


 どうしてか最近考える。



 これまでに何もなし得なかった、

 何も得られなかった、無能な自分


 そんな自分が居られる場所。

 自分に与えられた自由な時間を

 お金で取り引きする。


 買われた時間で、

 やりたく無い事をやらされ

 得られる対価はお金だ。

 それで、今日を明日を生きていく。


 でも、そこまでして、

 生きたい理由は何か?


 そう考えた時に僕は何も思いつかない。


 ゲームやアニメが好きだとはいえ、

 休日をそれらで食い潰すと、

 生産性の何も無かった1日を悔やみ

 踏み入りたく無い明日を迎入れる。


 そうでなくても、何もする気になれずだらだらと動画を眺め、休日を無駄にする。


 じゃあ、頑張って好きなことを仕事にしてみるか?


 小説を書いてみたい、それで稼いでみたいと思ったことくらいはあるさ?

 現に今だって、、、


 でも、そんな僕の作品を描くための時間よりも、労働するために売る時間の方が有用だ。


 そんなにすぐ諦めるからダメなんだ?

 知ってるよ、、、


 でも、今のままでは何も変わらない。


 いつまで、待ったところで

 お前の好きは、

 価値もお金も産みはしない。


 趣味か仕事か?

 考えろよ。


 0か1か、

 白か黒か。


 良くない考え方なのは知っている。

 

 でも、それ以上に世界は残酷だ。


 人生なるよーになる。


 いったい誰の言葉か。


 意外とどうにかならない、それがげんじつ


 さぁ、そこで改めてぼくに問おう。


 僕が僕を生かす理由を聞かせてくれ。



 


 

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