怪し話

@masakana

第1話 祠 祖父からの遺産

 畳2枚ほどの土地&古い祠、僕が祖父から管理を任されていた。神職ではありません、何しろ小学生低学年からなので。


 古い祠の主はゆっくりとお休み中、江戸時代の学者(本居某、教科書に載ってる人)に叩き起こされた結果、祟り神に。


『死体の山を作る』

『友人知人、近所の者、無関係でも殺す』

『執念深い祟り神』


 オカルトに詳しい人なら有名な出来事、大正時代にはある集落の住人達が原因不明で全滅したとか。


 今は祟り神ではありません。僕が宥めたり謝罪したりで、苦労しましたが。


 この話は基本的にノンフィクション、僕の祖父と祠の神様(龍神の主神)から聴いたり、僕が経験した実話です。元占い師と名乗るのは、『拝み屋』『呪術師』なんて名刺を持ちたくない、作りたくないので。


 信じるか信じないかは、読者次第ですが。

第2話は妖怪か魔物、この話の続きか、不定期に書きます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る