狐祓い

こたた丸

第1話

私は夕日 綾音 15歳

好きなことは神社巡り


私、実は学校の皆に隠れて

フィギュアスケートという

習い事をしています。


実は小さい頃に何かあったか

覚えてないんだけど1部

覚えているのは地面に

叩きつけられたことがありました

もちろんそれ以外は覚えていません

おかしいでしょ?w


それからジャンプが

上手く出来なくていつも順位は

下ばっかりで恥ずかしいけど

自分に自信がないんです。


でも、諦めきれなくて

スケートを続けているんです。

スケートにいる皆にはバカに

されるけど私はそれでも

スケートが好きです。


そんな私の物語。



今習っているスケートで

ジャンプが凄く上手で成績が

上の人がいます。

名前は神山 はるとくんです

黒の眼鏡をしていて

黒髪でいつもニコニコしている

男の子。皆に優しくて

私がこけかけた時も助けて

くれてドキドキが止まんなかった

んだ。


ある大会で神山くんのジャンプが

凄く高くて綺麗で私はスケート

を始めました。


たまたま習い始めたスケート場で

 神山くんがいて凄く嬉しかった。


だって尊敬する人に

会えたら誰だって嬉しいでしょ?


神山くんはプロコースに

いるんだけど私は毎日欠かさず

頑張ってプロコースに入れたんだ

それも3年でね。

もしかしたら長すぎるかな?


まぁ、

神山くんという尊敬できる人が

同じコースにいて私嬉しかった。


そんなある日の事

「神山くん!ばいばーい!」

と周りの女子達が手を振り

神山くんはニコッと

 「うん。バイバイ」と手を振って

 いるのをたまたま発見しました

私はこれはジャンプのコツを

 聞くチャンスかと思って

 神山くんの所へ向かい

 走りました。


その瞬間神山くんを迎えに来た人

 が車できました。

私はこのチャンスを逃したくなくて

 「神山くん!」と大きな声で

 彼を呼びました。

彼は車に乗ろうとしたけど

 びっくりした顔をしていた。

 そして車に何か言って私の所に

 向かってくれました。


ただ名の知らない同じコースの

 女の子の為に待ってくれるなんて

 思ってもいなかった。


ただ、嬉しかった


そして、彼と向かい合って

 ふと気づいたのは彼は身長が160

 くらいで今まで遠くて手が

 届かない存在の道のりに

 いる人と尊敬出来る人と話せて

 嬉しかった。

 

彼はニコッと笑いながら

 「どうしたの?夕日さん」と

 私の名前を呼んでくれた。

 「え、なんで私の名前を?」

と聞くと

 「毎日頑張っていて

   話してみたいなって思って

   たんだよね」

とニコニコと話してくれて

 私の事を知ってくれるなんてと

 嬉しくて嬉しくてたまらなかった


それでドキッとしちゃって

 「あ、あのね💦神山くん

   いつもジャンプが上手で

   何かコツが…」

 と言いかけたその時

 「俺は食べ物卵焼き好き〜」

 「え?」「ん?何かあった?」

 「いや、ジャンプのコツを…」

 「あー。いつも卵焼きには

   醤油かけて食べてる」

 あっ、聞いてほしくないんだな

 っと思い

「そうなんだね。ありがとね」

 っと話を合わせました。

 「うん。じゃあ…」

 「はると様…」と車から

降りてきた黒い私服の

 男の運転手さんが

神山くんにゴニョゴニョと何かを

伝えて「本当か!?」

 と神山くんがいいだしたので

 何かあったのかなと思っていたら


急に神山くんが顔色を変えて

 「帰りってどうしてる!?」

 「え、お母さんが迎えに…」

 「早く来てと伝えるんだ!」

 「え、あっ、うん!」

 なんで?と聞きたかったが

 嫌な予感がしてすぐ母に

 連絡を取ったが

 「既読つかない…」

 母はいつも既読が早いのに

 既読がつかないことはそんなに

 ない。


電話をしても電源が入っていないか

 電波の届かない場所にいて確認

 出来ないみたく「え、うそ…」

 と私は青ざめた瞬間


外の背景が変わった。

 周りのビルはたちまち森に

 代わり狐の石像がちらほら

 出てきた。「え…何これ?」

 と私が言ったら

 「くそっ、もうきやがったか!」

 と神山くんが言った瞬間

 お賽銭をするところに母の姿が

 あったので、


私は咄嗟に「お母さん!!」

 と叫び母のもとに走った

神山くんが「夕日さん!!」

 と言った瞬間煙が舞

 母は狐に変わった


「えっ」と私は混乱した


「やっぱり、

 人間って騙しやすいわねw」

と紫の着物を着た狐の尻尾が

 付いている女の子と

「僕らの変化に気づく人って

  そうそういないからしょうが

  ないけどいつ見ても人間の

  反応は面白いよね」という

水色の着物に白の袴を着ている

 尻尾をつけた男の子がいた


「お、お母さん…は?」

 

「あぁ、もしやあのうるさいババア

  の娘?勘でババアに変化

  したけどまさか次は

  娘が出るなんて

  ババアなら僕らの後ろの

  方で気絶させてるよ」

と男の子が言い

「あのババアあとで食べるつもり

  なんだけどあんまりおいしく

  なさそ〜w」と女の子が言い


「た、食べる…?」と私が言ったら

 神山くんが

「あいつらは人間を食べるんだ

  その人の親しい人に変化して

  食べるんだよ多分あいつらは

  体型からして30人くらい

  食ってるなあれだけ変化が

  上手いからそれくらい

  かな。だが、夕日さんの

  お母さんを助けよう。

  狐はその後だ」

「わ、わかった。」と私は

 それしかいえなかった


「ちょっと、そこのメガネ…

  あんたうまそうね

 そっちのババアの娘の方が

  美味しそうね…」と女の子は

ペロリと舌を出し

「ねえ、あのババアの娘僕にも

 ちょっとちょうだいよ」

と女の子にいう男の子


私は寒気しかしなかった


「はると様こいつらは

  私が始末いたします」と

 神山くんの運転手さんが言った

 瞬間

「こいつはまずそうねまだババアの

  方がおいしいかも」と

 何か頑丈な紐で運転手さんを

 男の子がくくりつけ

「まずは新鮮な子から

  食べたいからあんた邪魔」と

運転手さんを気絶させた


「子供とか女って美味しいのよね〜

  特に女の子はさいっこ〜

 男は筋肉ばっかりでまずそう

 まぁ、あのメガネは子供だし

 美味しいかも!」

と女の子が言い

男の子が

 「まぁたしかに…あっつ!」

と男の子が言いかけたとき

顔に何か付着していた。

 「熱い熱い熱い熱い熱い助けて!

   熱い痛い痛い痛い

   なんだよこれ!」


「これはお前ら狐じゃ剥がせない」

 と神山くんが「破!」というと

 神山くんの投げたお札が爆破して

 狐の男の子がじわじわと顔が

 黒く焦げていく

「熱いよ!助けて!」と男の子は

 女の子の手を握ろうとしたが

女の子は「この役立たず」と

 一瞬で表情が冷たくなりゴミを

 見るような目で言い男の子の手

 を払った


「えっ?」と

男の子は絶望に満ちた顔で

 やがて灰となりやがて跡形も

 なく男の子の姿はなくなった


「ご馳走の邪魔者を消してくれて

  ありがとう。おかげで

  独り占めできるわ。

 メガネくんあんたを最後まで

  食べてあげる感謝するのね」

 と女の子は神山くんに攻撃を

 仕掛けた


神山くんはスッと避けてお札を

 投げようとしたがギリギリ

 女の子に避けられ

なんと女の子は大きな化け物になり

 私を掴もうとした


「危ない!」と神山くんが言ったが

 私は間に合わなくて捕まった


「キャアアアアアアアアアアア!!離して!」

「まったくうるさい娘ね!

  さすがババアの娘ね安心して

  ババアもすぐ来てくれるわよ」

と瞬時に神山くんが

 「そうはさせない!」とお札を

 投げ「破!」と言い女の子の

 足はもげた

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」

と女の子…いや、化け物が叫んだ

私は化け物の手が緩んで

落ちかけたのだが神山くんが

お姫様抱っこで助けてくれて

助かった。


そして化け物の方をみると

化け物は小さな空間に入り

「今度は狐家に掛けてお前ら

  全員殺してやる!」と言い

化け物は消え神社も消えて

 もとの世界に戻れた

 そして母が近くで倒れているのを

 発見してすぐさま救急車を

 呼んだ。

母は一命を取り留めた




作者から

 どうだったでしょうか?

鬼◯の刃と被っちゃっているかも

 しれません。

いや、被ってるな…


もし続きを考えているのですが

 見たければコメントよろしく

 お願いします


あと狐の女の子…いや、

 化け物ちゃんの

 名前募集しています。


皆様のコメントお待ちしています

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