奇妙な足音

 ☆STEP 1


 ブラウン神父です。奇妙は簡単ですね。【strange】でしょう。では、足音は? そんな単語あるのか、と首を傾げながら、他に思い浮かばなかったので【foot saound】にしました。にしても、【saound】ってあっているのか? なんか違う気がするぞ。



 ☆STEP 2


 というわけで、


 The strange foot saund


 ということにします。



 ☆STEP 3


 正解は


 The Queer Feet


 でした。


 ん? queer? なんじゃ、それ? 見たことも聞いたこともない単語です。早速、手元の辞書でチェック。確かに【奇妙な】です。当たり前か、辞書だもの。注意書きとして「やや古」としてあります。

 feetはfootの複数形。そうか、足音は複数なのか。確かに一回だと、歩くときに発生する音ではなく、足で地面を踏みならした音にすぎません。でも、footで足音なのか、と調べるも、footに足音という訳は見つからず。足取り、ならばありました。そこで和英で【足音】をひきます。footstepと出てきました。

 内容をふまえると、確かに注目すべきは足取りなのです。足音が手がかりで、足音しか耳にしていないにも関わらず、足取りが映像的に浮かぶのは、チェスタトンの腕でしょう。足の話なのに腕、というのもあれですが。

 ちなみにただの【音】は【sound】です。aは入りません。こんな簡単な単語のスペルも間違えるとは、いやはやなんとも。


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