エピローグ

   エピローグ


 小さなマンションの一室に、二人の子供達が楽しそうに遊んでいる。母親は台所から夕飯をリビングに運んでくる。


春菜はるな春希はるき。夕ご飯ですよ」


「わ~い、夕ご飯だ~!」


「おいしそう~」


 二人の子供達は、素直に喜んでリビングに来た。


 一姫二太郎、仲の良い姉弟は、二人で嬉しそうに食卓を囲む。


「ママの夕飯、すご~い!」


「ママ料理上手~」


 二人の子供の賛辞に、「ふふっ」と喜ぶお母さん。


 ガチャ


「ただいま」


 そこへ、誰かがドアを開けてやってくる。二人の子供達は、「あ、来たぁ!」「帰ってきたぁ!」と帰宅した人物を迎えに行く。


「パパ~、お帰り~」


「お帰り、パパ~」


 二人の子供のお父さんは、「ただいま、春菜、春希」と子供達を愛でる様に挨拶をする。


 そこへ、お母さんがやってきた。


「お帰り、春楓」


「ただいま、さくら」


 二人の間に、幸せな空気が流れる。仲の良い家族は、幸福な食卓を囲んで、皆で夕食を食べる。二人の大人と子供達は、代えがたい幸せを感じていた。




   恋する魔法のエトセトラ さくらドロップス




                                       了

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恋する魔法のエトセトラ さくらドロップス ノリック @subcalnoric

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