ブックマークや★評価が減ったとしても気にしない!【78:22の法則】

 お久しぶりです! 気づけばあっという間にGWも終わりを迎えようとしておりますが、皆様お元気でしょうか。

 私事ですが、自分が書いていた小説が二日前にようやくひとつの区切りを迎えることができました。今気分がとってもすっきりしておりまして、かなりテンションが高めです。やったー! とりあえず、よかったー!(喜)


 ということで、久しぶりにまたエッセイの方も少し書いていきたいなと思います。よろしければ是非、このまま読み進めてくださると嬉しいです。



 早速本題に入りますが、よく、「ブックマークが一気に減った」とか、「星評価が入っていたのにいつの間にかわざわざ減らされていた」というのをちらほら目にするのですが、この件について以前にも何回か書いてはおりますが、もう少しだけ掘り下げて以下に記述していこうかなと思います。タイトルにもある通り、そんなこといちいち気にする必要なんて全くもってありませんよ、ということを伝えたいと思います。



 ネット小説を投稿していて、自分の作品にブックマークや星評価がついていたにも関わらず、気がつくといつの間にか数が減ってしまっていたことって、皆様はご経験がありますでしょうか。


 私はもちろん、あります! もちろんありますとも!(声高らか)これはいやもうほんとに、正直、めちゃくちゃ嬉しいことなんですよ。ほんとですよ!

 ていうのは、何も私がM体質だからという理由だけではなくて。

 数が減ってしまうのは、その分ブックマークや星の数がある程度あるからこそ、必ず起きる現象なんですよ。減ったからって、作品が否定されているわけでは全然無いということです。


 タイトルにもありますが、皆様は『78対22の法則』というのをご存知でしょうか。

 『ユダヤの法則』とも呼ばれる、知る人ぞ知るかなり有名な法則なのですが、実は私は恥ずかしながらつい最近、2023年になってからこの法則のことを初めて知りました。

 いや正直、もっと早く知りたかったー! 調べてみるとこの法則は実に面白い内容でございましたので、こちらのエッセイで少し紹介したいと思います。



 『78対22の法則』とは、日本マクドナルドの社長であった藤田ふじたでん氏の書籍である「ユダヤの商法」という本に書かれている宇宙の法則、つまり、どう逆立ちしたところで結局は自然とそうなってしまう法則のことで、地球上にある多くの物事や現象が『78:22』の割合で成り立っているという考え方のことを言います。


 例えば、

①地球の海と陸地の割合は海が78%、陸地が22%

②空気中の成分の割合は窒素が78%、酸素などのその他の成分が22%

③人間の身体は水分が78%、それ以外の物質が22%

④肺呼吸が78%、皮膚呼吸が22%

⑤健康な人の身体では腸内の菌の割合は善玉菌が78%、悪玉菌が22%

⑥足の裏にかかる体重の割合はかかとが78%、つま先が22%

⑦円に外接する正方形の面積を100とすると、円の面積は78、残りが22になる

……等々。


 他にもたくさん例があるようですが、こうしてみると『78:22』という割合が偶然とは思えないほど実に様々な自然の摂理にぴったりと当てはまっていることがわかります。

 日本マクドナルドの社長であった藤田ふじたでん氏も、この『78:22』の法則に則って、ハンバーガーのセットを390円で売る『サンキューセット』を販売しました。ワンコインでおつりがくる。つまり500円支払えば110円が戻ってきますが、『390円:110円』は、『78:22』です。この商法によりマクドナルドはみるみる大手フードメーカーへとのし上がっていったようです。時代の流れと共に売上の採算が合わなくなってしまって『サンキューセット』は消えていったようですが、しかし多くの企業がこの『78:22の法則』を利用して、自社の商品の価格設定を決めているようです。このことを知ったときの私はまさに、目から鱗でした。


 とにかく、この法則を知った私が一番感じたのは、どう逆立ちしても『100%は絶対に有り得ないのだ』ということです。


 ネット小説で考えると、自分の作品を見に来てくれた人の全員がブックマークをしてくれて、全ての人が星評価をしてくれる。そんなことは絶対に有り得ません。PV数が多ければ多いほど、ブクマ数が多ければ多いほど、「え、なんでブクマ剥がされた? なんで星評価減ったの?」というようなことも、当然比例して起こりやすいに決まっています。

 だから、いちいち反応しない! 一喜一憂しなくて良いのです!

 確かに気づいたときはショックだと思いますが、だからと言って不快になって「こんなことされて納得いかない」と、いちいちコメントで発信しなくてもいいのですよ。『ユダヤの法則』で見たら、ブクマ剥がしも星評価消えも当然のことなのです。私が思うのは、そうやって減ってしまったときは最初はショックだと思いますが、この法則から考えると、実は逆にまた新しく作品を見に来てくれる新規の読者様が増えるよということの前兆なのではないかと感じました。断捨離でもそうですが、物が減れば新しい風が吹いたり新しく必要な物がまた手に入りやすくなります。そうやって新たな循環を生み出すために、うまくバランスを保つために、むしろ減るというのはうまく事が運ぶための前触れなのではないかと私は思いました。少しスピリチュアル色が強めになってしまいましたが、人生は生滅流転、諸行無常だと強く思います。


 ちなみに、「78:22」の『78』をさらに「78:22」にすると、比率は「60:18」になります。

 つまり、「もし100人きたら、18人は好意的で自分のファンになってくれる存在、60人は普通、22人はアンチ」です。


 どんなに足掻いたところで、絶対に22人はアンチになるのです。


 少し話は逸れますが、職場で働く人のある割合についても、同じような比率になるというのを聞いたことがあります。

 例えば職場に10人の従業員がいるとしたら、2:6:2の割合で2人は優秀、6人は普通、2人は仕事ができないか仕事の足手まといになるような人が必ずいる、というものです。

 もし仕事のできない2人を辞めさせて新しく優秀な人材を2人入れたとしても、今度は普通の仕事ぶりだった人や優秀だった人が足手まといになってしまい、2:6:2の比率は結局変わらないままになる、というものです。不思議なことですが、この現象、実際に意外と当てはまっていると共感する方も多いのではないでしょうか。


 話が脱線しましたが、数が増えたら、その分当然アンチも増えます。しかし、18人だったファンも、その分絶対に増えます。

 だから、ブクマを剥がされたり評価が減ったとしても、それは自然な流れだと思って割り切ったらいいと私は思います。そういう考えでいたら、次に同じことをされても「またか」と心の中で呟いて、いちいち咬み付かずともさらっと流してしまえるはずです。逆に、新規で読んでくれる新たな読者様が来てくださるのだろうと思えばいいです。自分が心地好く楽しく投稿していればいいです。ついてきてくれる方だけを大切に思っていればいいと思います。ブクマ剥がしをされても、必要以上に感情を揺さぶらなくていい。剥がれるぐらい多くのブクマ数があるということです。そして、新たにブクマしてくれる方が必ず現れます。突然星評価をくださる方が絶対に現れます。きっと、そういうものです。いちいち気にせず、作品をまた書いて更新してしまえばオッケーです。続けてたら、結局伸びます! 絶対に! 私はこの『ユダヤの法則』を知って、きてくれることも離れていくことも当たり前の自然の摂理だと気づくことができました。落ち込んだり怒ったりする必要は全くありません! 上手に受け流していってほしいなと思います。

 

 

 ということで、『78:22の法則』を皆様にも知っていただきたくて、こちらのエッセイを書いてみました。

 余談ですが、私は普段の仕事でもこの『78:22の法則』を利用しています。仕事を100%で完璧にやろうとせず、先程も言いましたように『78』を100%と考えて、また『78:22』にすると『60:18』ですから、仕事の業務は60%できていればOK!と考えるようになりました。すると、自分の心身の負担がかなり楽になりました。意外と、6割できていればなんとでもなります。逆に、下手に100%フルで頑張ろうとすると、裏目に出たり体調を崩したりします。少し頑張りたいときでも、7~8割程度に留めて余力を残しておくと、100%でやろうとするより逆に仕事のパフォーマンスが上がると個人的には思います。


 完璧を目指さず、この『ユダヤの法則』を少しだけ頭の片隅に置いていただけると、落ち込むことも感情を揺さぶられることも無く心が楽になって、作品を執筆したり投稿したりすることがもっと心穏やかに楽しくできるようになるかもしれません。



 以上、「ブックマークや★評価が減ったとしても気にしない!【78:22の法則】」でございました。ここまで読んでいただき、有難うございました。


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