TURN23:凡人と絶対王者

(前回までのあらすじ!悪の組織ダークワールドと戦う遊太たちに同行することになった俺、タカシ。俺はダークワールド四天王との戦いで追いつめられるものの、遊太から託されたカードのおかげで何とか勝利したのであった!)

 バトルフィールドを出て、長い廊下を歩き続けるタカシ。すると…

「おーい!」

「…遊太!」

「お前も無事だったんだな!他の皆は?」

 タカシは首を横に振る。

「まだ四天王との戦いが続いているのかな?あるいは俺たちよりも先に四天王を倒して先に進んでいるか…もしくは…いや、大和も愛良も大丈夫だ!絶対!」

 遊太に対しうなずくタカシ。

(アニメでも四天王との戦いで二人ともギリギリ勝利してたし…きっと大丈夫だろう。たぶん!さて…)

 二人の目の前にあるのは…巨大な扉が。

「この先に…ダークワールドのボスがいるってことか…行こう、タカシ!」

「…うん!」

「よし…せーのっ!!」

 二人が思いっきり押すと扉が開かれ…ダークワールド城最後の部屋が現れる!


 部屋の中へ入る二人。大きな部屋の床に敷かれているのは赤いカーペット。

 そして部屋の細部にはこの世界とは異なる装飾が施されている。

「この不気味な感じ…いかにもラスボスがいそうだな」

「フッフッフ…よくぞここまで来たなデュエリストたちよ」

「誰だ!?」

 二人の目の前に現れたのは玉座に座った男。その身長は2m近くあり、白と黒の逆立つ髪に、黒いスーツに白いローブ。そして遊太はその男のことを知っていた。

「ゼットさん…!?見た目は昔と全然違うけど…間違いない!五年前から行方不明だったデュエルチャンピオンのゼット…!何であんたがここに!?」

「フ、デュエルチャンピオンのゼットか…そんな過去はとっくに捨てた!」

「な!?」

「今の我はザキダリ!ダークワールドの総帥。そして…新世界の神だ!」

「新世界の…神…!?」

(ああ…そういえばそんな展開だったな…)

 前世で見たアニメの事を思い出すタカシ。すると遊太が話す。

「タカシはゼットさんと会うのは初めてだったな。ゼットさんは世界最強のデュエリスト…デュエルチャンピオンだったんだ。そして俺はゼットさんからエレメンタル・マジシャンのカードを貰ったからデュエルオムニバースを始めたんだ」

(解説ありがとうございます)

「ゼットさんは俺の憧れだった!なのに五年前に突然行方不明になって、今はダークワールドの総帥だって!?何でだよ!?デュエルでみんなを笑顔にする!そんなチャンピオンのゼットは何処に行っちゃったんだよ!?」

「デュエルはみんなを笑顔に出来る。昔の我はそう信じていたな。だが我はチャンピオンとして何度もデュエルして真実にたどり着いてしまった。デュエルが生み出すのは格差と争いだけということにな!」

「デュエルが…格差と争いを生む?」

「この世界は弱肉強食。キミのような強いデュエリストは勝利を続け、地位や名誉に金、そして新たなカードを得て更なる強さを手に入れる。だがしかし!この世界には運命に見放されたデュエリストが山ほどいる!!キミも見ただろう。この世界の弱者…鉱山で働くものたちを!」

「…いや?」

(あー。アニメだと強制労働させられてる人たちを遊太が助けるんだけど、この世界だと遊太が来る前に俺が鉱山のボスを倒しちまったんだったわ…)

「…あの鉱山にはこの世界の敗北者たちが強制労働させられていた」

(そのまま話続けるんだ…)

「彼らは金も地位も無い。当然強いカードも持っていない。強いカードを持っていないからデュエルに勝つこともできず、金も地位も得る可能性が無い。彼らのように…この世界には人生で逆転するチャンスすら得られない者が山ほどいるのだよ!」

「そして勝者が生まれれば敗者も生まれる。人々は人生のどん底から這い上がろうと、他社を蹴散らしもがく。そして敗れた者は憎しみを抱き、やがて憎しみは更なる争いを生み出す。このままではこの世界は荒んでいくばかりであろう」

「でも!昔のあんたは世界中を回って子供達にデュエルを教えていたじゃないか!俺にそうしてくれたように!」

「そうだ!我はデュエルチャンピオンとしてなるべく多くの人々に手を差し伸べようとしたよ。だが…この世界の人間はあまりにも多すぎる…我一人の手では貧しい人々を救うことは出来ん。だから決めたのだよ!!」


「我はこの世界からデュエルオムニバースを消滅させる!!」


「世界から…デュエルを消滅させるだって!?」

「………」

「この世界の貧富の差を生み出した全ての元凶はデュエルオムニバースだ。デュエルさえ無くなれば、この世界から格差と争いは消える…!」

「まさか…デュエルを抹消するために、ダークワールドはデュエリストを襲ってカードに封印していたのか!?」

「ふ、デュエリストは世界人口の90%を占めている。それら全てを一人ずつ封印するのは我々ダークワールドでも不可能だな」

「じゃあどうやって!?」

「忘れたのかね?我々がデュエリストたちのエナジーを元に作った神のカードのことを!!」

「神のカード…四天王が使ってきたあのドラゴンのことか!?」

「四天竜はただデュエルで絶対的な力を持っているだけでは無い。この世界を滅ぼし、そして新たな世界を作り出す程の力を秘めているのだよ!」

「だけど俺たちは四天王を倒したし世界は滅びてなんてない!」

「フッフッフ…それはどうかな?我が手に舞い戻れ!四天竜たちよ!!」

 ザキダリが手を空へ向けると、四枚のドラゴンのカード達がその手の中へ!そしてカードが集まると同時に大地が大きく揺らぎ始める!

「な、なんだ!?」

「四天竜は仮初めの姿。その真の力は四体の竜が一つになった時発揮される…!万物を司り、全てを操る究極の神竜のカードが完成するのだよ!!神竜の力さえあればこの世界を滅ぼし、デュエルが存在しない、争いの無く公平な世界を作ることも容易だ!」

「…!!」

「さて…究極の神竜のカードはほぼ完成している。しかし完全にするにはデュエルエネルギーが少し足りなくてね…切藤遊太!キミのような強大な力を持つデュエリストのエネルギーを吸収すれば、神竜は完璧なものとなるだろう。我とデュエルしたまえ」

「…ここで俺が負けたら究極の神竜のカードが完成して、世界が滅びるってことか。だけど!カードに封印された人たちを見捨てる訳にはいかない!」

 遊太がデュエルガジェットを構えようとした…その時であった。

「待って」

「…タカシ?」

 遊太の手を掴んで止めるタカシ。すると震えながらも遊太の前に出て、深呼吸。そして…

「バーカ!バーカ!!バアアアアアカ!!!デュエルをこの世から消しただけで争いの無い公平な世界なんて作れるかよおおおお!!!!」

「た、タカシ…?」

 突然のタカシの豹変に困惑する遊太。ザキダリも流石に少し驚いている。

「悲しいけどな…人間っていうのはな!!争わずにはいられないんだ!!弱い奴を虐め!自分よりバカな奴を蹴落とし!!自分が強いと思い込む!!そうしなきゃやっていけない生き物なんだよッ…!!」

 そう熱弁するタカシが思い浮かべるのは前世の記憶。

 クラスメイトから虐められ、誰も味方がいなかった小学生時代。

 人間不信に陥り、不登校となった中学生時代。

 一念発起し受験勉強に励むも、全ての志望校が不合格で絶望した高校受験。

 大人になってからは現実逃避のため、カードゲームに明け暮れる日々。それも「大型大会で優勝する!」といったような目標のある訳では無く、小規模なイベントにのみ参加し、初心者狩りばかりするようなものであった。

「あんたがデュエルの存在しない世界を作ったって!この世界の仕組みは簡単に変わるもんじゃねーんだよおおおお!!!!」

「タカシ…」

「はあ…はあ…はあ…あーすっきりした」

(アニメで見た時からこいつの発言にはイラっとしていたんだ。文句言ってやったぜ)

「…愚かな。キミはデュエルの存在しない世界を知っているとでもいうのかね?」

(…反論されることは考えてなかったぜ!!えーっと、どうしよう。素直にはいそうですっていうのはマズイよな…)

「………」

「それでキミはどうするつもりなのだね?いくら大口を叩こうと、キミのような者に我を止めることはできまい」

(このままアニメの展開通りに行くなら遊太はザキダリとデュエルして、そして敗れる。だったら…)

「あの…遊太、これ」

 タカシは遊太に1枚のカードを手渡した。

「このカードは…?」

「さっきのお返し。デッキに入れて使ってくれたら嬉しいです。はい」

 そしてタカシはデュエルガジェットを構える!

(俺がこいつを倒すしかない!!!)

「タカシ…お前…!分かった!応援するぜ!!」

「ほう。オーラ無しのデュエリストがこの我に立ち向かおうというのか。面白い」

 ザキダリはデュエルガジェットを構える!

「ただの愚か者か…それとも…見定めさせてもらおうか」

「「デュエル!!!」」

 神のカードを持つ絶対王者と凡人の少年。釣り合わない者たちの決闘が幕を開ける…!


『あなたの先行です』

 デュエルガジェットがタカシに告げる。

(よし、先行取れたのはデカい!デュエルは先行絶対有利!)

「ターン貰います。ドロー!」


タカシ

HP:4000 AC:3 手札:5枚


ザキダリ

HP:4000 AC:0 手札:4枚


「マジックカード『山掘り機』を発動します」

 タカシは山札の上から5枚のカードを確認する。

(よし、これはかなりいい布陣だな)

「俺はスキルサイレンサーと落とし沼の2枚を裏側で場に。残りのカードは墓地へ」


AC:3→2 裏側カード:2枚

『山掘り機』 マジックカード

自分の山札の上から5枚を確認する。その中にあるカウンターカードを2枚まで選び、相手に見せてから裏側で場に出す。選ばなかったカードは墓地に捨てる。


「さらに『アクアコール』を発動」

(墓地に落ちたモンスターはあの2枚…このカードなら繋がる!)

 タカシは山札のカードを確認し、そしてカードを1枚選ぶ。


AC:2→1

『アクアコール』 マジックカード

自分の山札から好きな水タイプのモンスターを1枚選んで手札に加える。


「俺はヨブゲロゲを選び、そして召喚。ヨブゲロゲの効果を発動。デッキからリボンゲロゲを召喚し、さらにリボンゲロゲの効果で墓地からミラゲロゲを召喚。ミラゲロゲの効果で手札からミラゲロゲをコスト無しで召喚。墓地のチカゲロゲも効果を発動して召喚」

 ヨブゲロゲが現れると共に、至る所からカエルモンスターたちが集まってきた!


AC:1→0

タカシ HP:4000→3500

『ヨブゲロゲ』

下級 タイプ:水 分類:爬虫類 攻撃力:0 防御力:100

効果:このモンスターが場に出た時、自分の山札にある名前に『ゲロゲ』と付く下級モンスターを1体選び、召喚する。(このターン中にヨブゲロゲの効果を既に使っている場合、この効果は無効となる)


『リボンゲロゲ』

下級 タイプ:水 分類:爬虫類 攻撃力:0 防御力:100

効果:このモンスターが場に出た時、自分の墓地にある名前に『ゲロゲ』と付く下級モンスターを1体選び、召喚する。(このターン中にリボンゲロゲの効果を既に使っている場合、この効果は無効となる)


『ミラゲロゲ』 ×2

下級 タイプ:水 分類:爬虫類 攻撃力:0 防御力:100

効果:このモンスターが場に出た時、自分の手札にある名前に『ミラゲロゲ』を1体選び、召喚する。(このターン中にミラゲロゲの効果を既に使っている場合、この効果は無効となる)


『チカゲロゲ』

下級 タイプ:水 分類:爬虫類 攻撃力:0 防御力:100

効果:このモンスターが墓地にいる時に、場に水タイプの爬虫類モンスターが召喚された場合、自分のHPを500支払って発動できる。墓地のこのモンスターを召喚する。(このターン中にチカゲロゲの効果を既に使っている場合、この効果は無効となる)


「よっし!タカシの十八番の連続召喚だ!しかも一度の召喚から一気に5体も!!」

「ほう…確かにブルーナの言っていた通り、オーラ無しのデュエリストの動きでは無いな…」

「俺はヨブゲロゲ、チカゲロゲ、ミラゲロゲの3体でエクストラ召喚!」

 3体のカエルモンスターたちがデュエルガジェットに吸収され、爆音と共にモンスターが姿を現す。

「好きな四字熟語は先行制圧!嫌いな四字熟語は手札事故!今回はばっちり先行1ターン目で出せた!来い!沼地の支配者ゲロゲロック!!」

「ゲロゲロゲー!!」


『沼地の支配者ゲロゲロック』

エクストラ タイプ:水 分類:爬虫類 攻撃力:1500 防御力:1800

召喚条件:水タイプ・爬虫類・下級モンスター×3

効果:1ターンに一度、このカードの素材モンスターを一つ捨ててもよい。そうしたならマジックカードまたはカウンターカードのどちらか一つを指定する。次の相手ターンの終了時まで、互いのプレイヤーは選ばれたカードを発動できない。(このターン中に沼地の支配者ゲロゲロックの効果を既に使っている場合、この効果は発動できない)


「さらに自分フィールドに爬虫類のエクストラモンスターが召喚された場合、エクスゲロゲはコスト無しで召喚できます」

 手札からフィールドへ、更なるカエルモンスターも姿を現す。

「おお!エクストラ召喚を決めただけじゃなくて更にモンスターも!」


『エクスゲロゲ』

下級 タイプ:水 分類:爬虫類 攻撃力:0 防御力:100

効果:自分のフィールドに爬虫類モンスターがエクストラ召喚された時、手札のこのモンスターをコスト無しで召喚することができる。(このターン中にエクスゲロゲの効果を既に使っている場合、この効果は無効となる)


「ミラゲロゲ、リボンゲロゲ、エクスゲロゲの3体でエクストラ」

 場に残っていた3体の小さなカエルモンスターたちもデュエルガジェットに飛び込んでいく!

「好きな四字熟語は盤面制圧!やっぱり俺はコントロールが好き!沼地の守護者ゲロゲガードをエクストラ召喚!」

 巨大な盾を持った大ガエルモンスターがフィールドに姿を現す!


『沼地の守護者ゲロゲガード』

エクストラ タイプ:水 分類:爬虫類 攻撃力:1000 防御力:2100

召喚条件:水タイプ・爬虫類・下級モンスター×3


「新たなエクストラモンスターまで!すげーぞタカシ!!これならあいつにも勝てるかも…!」

「素材になっているヨブゲロゲを墓地に送ってゲロゲロックの効果発動。対象は当然マジックカード!」

 ゲロゲロックのギターから放たれる騒音がフィールドに鳴り響く!

「よし!これで次のターンゼットさん…ザキダリはマジックカードを使えない!完璧な布陣だ!!」

(そういう事言うのは次のターンに盤面崩されたりするフラグだからやめてくれ)

「ターンエンドで」

「ふむ…我のターン。ドロー!!」


タカシ

HP:3500 AC:0 手札:1枚

フィールド

:沼地の支配者ゲロゲロック 沼地の守護者ゲロゲガード

裏側カード:2枚


ザキダリ

HP:4000 AC:3 手札:5枚


「遊太!!」

 二人のデュエリストが走って遊太の元へやってきた。

「愛良!大和!!それに…」

 大和は一人の少女を抱きかかえていた。

「春奈も無事だ。今は気を失っているが…俺とのデュエルでダークワールドの呪縛は完全に解かれた」

「そっか、良かったな…!」

「それより、今どうなってるの?」

「タカシがゼットさん…いや、ダークワールド総帥のザキダリとデュエルしてるんだ」

「何!?ダークワールドの総帥はあの絶対王者のゼットだったのか!?」

「それで戦況は?」

「タカシの先行1ターン目が終わってザキダリのターンが始まったところだけど…」

「ふ、我は裏側カードを1枚出そう」


AC:3→2

裏側カード:1枚


「まずは裏側カードを出してきたわね…」

「次はどんなモンスターが来る、いやマジックカードか?」


「我はこれでターンエンド」


「…へ?」

「え?終わり??」

 予想以上にあっさりとした展開に困惑する遊太たち。

「どういう…ことだ?」

「てっきりヤバいモンスターをいきなり出して来るんだと思ってたけど…」

「もしかして…」

(事故ってる…のか?)

「とにかくチャンスだ!いっけー!タカシ!!」

「あ、うん。ターンもらいます。ドロー」


タカシ

HP:3500 AC:3 手札:2枚

フィールド

:沼地の支配者ゲロゲロック 沼地の守護者ゲロゲガード

裏側カード:2枚


ザキダリ

HP:4000 AC:2 手札:4枚

裏側カード:1枚


「今?ドローをしたな?」

「…へ?」

「この瞬間!我はカウンターカード『伝説竜の目覚め』を発動!このカードは相手フィールドにエクストラモンスターが2体以上存在し、さらに我の場にこのカード以外のカードが存在しない場合、ACを追加で1払うことで発動できる!!」

(発動条件きっつ!でも都合よく達成してるのかよお!!)

「我は手札から効果を持たないドラゴンモンスターをAC無しで召喚できる!我が召喚するのは蒼炎の銀竜!」

「蒼炎の銀竜だと!?伝説のデュエリスト『海原竜人』の切り札だったと言われるレジェンドカード!!」

「俺が戦った四天王のブラストも使ってきたけど、ザキダリも持ってるのか…!」

「当然だ。ブラストに蒼炎のカードを神と共に託したのは我なのだからな」

「何でアンタが持ってるのよ!?」

「世界を変えるためなら我はどんなことでもする。この蒼炎もありとあらゆる手を使って手に入れたのだ」

(蒼炎の銀竜…ステータスに関しては普通のモンスターの中では最強のクラスカード。しかし所詮は効果を持たないカード。対処自体は難しくない…)

「ふ、これで終わりでは無いぞ!」

「!?」

「伝説の目覚めの更なる効果!召喚したモンスターと同名のカードが手札に存在する場合、それら全てをAC無しで召喚する!」

「ま、まさか!?」

「フッフッフ!我の手札には3枚の『蒼炎の銀竜』が存在する!蒼き炎で敵を焼き払え!蒼炎の銀竜!!」

 フィールドが蒼い炎に包まれ…強靭な3体の銀竜が姿を現す!!


ザキダリ AC:2→1

『伝説竜の目覚め』 カウンターカード

相手ターンの開始時、相手フィールドにエクストラモンスターが2体以上存在し、自分のフィールドにこのカード以外のカードが存在しない場合、自分のACを1払って発動できる。

手札から効果を持たない分類がドラゴンのモンスターを1枚選び、AC無しで召喚する。

さらに召喚したカードと同名のカードを手札から好きなだけ選び、AC無しで召喚できる。


蒼炎の銀竜ブルーフレイム・シルバードラゴン』×3

上級 タイプ:炎 分類:ドラゴン 攻撃力:3000 防御力:2500


「ええ…いくら何でもその展開は…ご都合主義過ぎない…?」


To be continued…

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