彼女が出掛ける度、僕は親指がもげる。

毎日ヨーグルト

~第一章・僕の彼女はヘリウムガス。~

“リア充”


かつて2ちゃんねるで誕生したネット用語であり

「リアルが充実している。」という意味を持つ。


つまり実生活が華やかで楽しく、充実している人の事を指す言葉。


青盛学院大学に通う大学二年生の僕、渡壁 有(わたかべ ゆう)は

自分で言うのもおこがましいが、“完璧なリア充”である自覚があった。


ビジュアルはイケメンでもブサイクでもない平均的な塩顔。

友達は そこそこいるが決して多い方ではない。

学力も平均的。

趣味は無いに等しく、誇れる特技もこれといって無い。


しかし、僕は

手札に存在するだけで即一発逆転リア充確定のSSR(えすえすれあ)な最強カードを持っていた。

それは…


「ちょっと有くん~?

いつまで膝枕されてるのかな~?

もう耳掃除おわったよ?」


このA5ランクの高級ブランド熟成肉の様に柔らかい太ももの主。今、僕に膝枕をしながら耳クソを駆逐してくれていたこの女性。

それこそが、付き合ってもう一年以上経つ僕の彼女。池尻 軽子(いけしり けいこ)ちゃんである。


彼女との出逢いは大学一年の春。まだ入学したてホヤホヤの頃だった。

学部は違ったけれど、一度 飲み会の席で一緒になって意気投合。

彼女は高校卒業後、二年ほど海外へ留学していたこともあり、大学では同級生でも実際は僕より二つ歳上のお姉さん。

お酒も飲める年齢だった為、その日はもうベロンベロンに酔っ払っちゃって…


お持ち帰り…というよりかは介抱…?

からのワンナイトラブという、いわゆる大学生っぽい超高速ジェットコースターな馴れ初め。


その後 勢いで付き合う事になり、それから僕のキャンパスライフは絵にかいた様に大きく変わっていった。


それは彼女が僕の生まれて初めての相手、ということもあったけれど

なによりも彼女はメチャクチャ可愛くてスタイルも抜群、頭も良くて人当たりも柔らかい

いわゆる“超ド級の美貌と人間性を兼ね備えた、誰もが憧れる完璧ヒロイン”であり

大学内でも入学当初からアチコチで噂になるほどの存在であったことが大きい。


そんな彼女がこんな冴えない平均点の僕なんかと付き合ってくれた事はまさに“奇跡”と言えよう。

一緒にキャンパス内を歩いているだけで周囲の注目がハンパない。このモデル級美女を連れて歩くという今までの人生で味わったことの無い最高の優越感…

これを“リア充”と呼ばずに人は何と呼ぶのであろうか。

そう、僕はリア充なのだ。誰が何と言おうと そうなのである。



…たった一つの“問題点”を除いては。



付き合って半年ほど経った頃、僕は彼女にとある提案をした。

それは僕の住むアパートで「同棲を始めないか?」という誘いだった。


なぜそんな提案をしたのかといえば、まぁ

“彼女の事が好き”

“ずっと一緒にいたい”

以外に理由は無かったのだが

今思えば、当時 僕の中で無意識のうちに

彼女への“独占欲”のようなものが芽生え始めていた事が一番の理由だったのかもしれない。


可愛くて優しくて、彼女としては申し分ない。

しかし、僕はそんな彼女への不満が一つだけあった。それは…



彼女の“尻が軽い”ことである。



あ、尻が軽い と言っても

別に骨盤の骨密度が低かったり、大殿筋が委縮しているだとか そういう物理的なものではなく

軽率で腰が軽く、浮気っぽいところがあるという意味である。


まぁ、実際に浮気をされている訳ではないので(たぶん)

厳密には“尻軽女”とまでは言えないのだが


彼女は基本イエスマンで

“断る”という事を知らない。


彼女は大学内でも相当モテるだけでなく、フットサル同好会のマネージャーをやっていることもあり

異性から 飲み会や遊びに誘われることが本当に多く

僕というものがありながら 平気で男しかいない飲み会へも行くし、この前なんて同級生の男に誘われ、二人っきりで買い物に行ったらしい。

まぁ、行ったことを内緒にせずに報告してくれるのは良い事だけど…


にしてもダメだろ…!彼氏持ちの女がそんなことしてもいいのか!?いや、ダメだダメだ!!


僕はそれを聞いた時、彼女を叱ろうとしたのだけれど

“束縛男だと思われる”

“彼女に嫌われたくない”

という二つの理由から、僕は彼女の可愛さと正直さに免じて我慢をすることにした。


同棲生活を始めれば彼女との時間も増える。それに会えない時間の不安も きっと少しは軽減されるはずだ。


そんな僕の安易な考えから生まれた“同棲”という誘いを

彼女は安定の“イエスマン”で快諾し、僕と彼女が同棲生活をスタートさせたのが約一年前の秋頃であった。


ご飯を食べる時も一緒、寝る時も一緒。

お風呂に入る時も…たま〜に一緒。


そんな一つ屋根の下、夫婦のような温かい生活が始まり、僕は本当に心からの幸せを感じていた。


しかし、だからといって彼女がイエスマンを辞めてくれる訳ではなく

それからも彼女は週3、4のペースで異性と遊びに出掛け

僕はその間、一人で寂しく お留守番。


一緒に遊んでいる男に変な事をされていないだろうか…

お酒で潰れて誰かにお持ち帰りされていないだろうか…


彼女はお酒に弱いのも知っていたし(※馴れ初め参照)飲み会の日は特に気が気でなく

僕は一人、いつもより若干広く感じる1Kの室内で不安になりながら

ストレスの矛先を己の“親指”に向けていた…


ここで突然だが、皆さんは“スキン・ピッキング”というモノをご存知だろうか?


スキンピッキングとは、日本語では“皮膚むしり症”なんて訳し方をされていて

自分の指などの皮膚を引っ掻いたり、剥がしたりして傷付けずにはいられなくなってしまう、という精神症状の一つ。


僕は昔から嫌なことがあったりしてストレスが溜まると、無意識のうちに親指を食べる癖があり

それがまさしくこの“スキンピッキング”の症状であるということを知ったのは つい最近の事であった。


皮膚がめくれて赤くなり、出血することも多々ある。

なぜこんなに痛いことをするのか、自分でも分からない。

しかし、やめられない止まらない。やらずにはいられない。


彼女が見知らぬ誰かと出掛けている間、ストレスを緩和する為の手段として

僕はいつも、もげそうになるほどに自分の親指を痛めつけていた…


「あ、もう絆創膏ないや…」


サタデーナイトの深夜二時過ぎ、僕は彼女の帰りを待ちながら痛めつけ過ぎた親指に貼るための絆創膏を 近所のコンビニへ買いに行った。

この症状が出る度に絆創膏の消費がエグい。十枚入りの絆創膏を月に二箱、僕はタバコを買いに行くような感覚で このコンビニによく来る。

夕方から明け方まで決まってレジにいる働き者のバイトの子が

いつものように僕の指に怯えながらレジ打ちをする。いつも怖がらせちゃってゴメンよ…


帰宅後、すぐさま応急処置 開始。

先程まで痛めつけていた親指に

「ゴメンね、もうしないから。」

と優しく声をかけながら数枚の絆創膏を貼っていく。

その姿はまるで妻に暴力をふるった後、急な優しさを見せる“典型的DV(ドメスティックバイオレンス)夫”のようだった。


そして深夜三時を過ぎた頃、ようやく彼女が帰宅する。


「ピンポ、ピンポ、ピンポーン。


ピンポ、ピンポ、ピンポーン。


ピンポ、ピンポ、ピンポ、ピンポ、ピンポ、ピンポ、ピンポーン。」


…チャイムで三三七拍子すな!


そう心の中でツッコみながら鍵を開けると、ドアが開いた瞬間、酒とタバコの匂いを身体中にまとわせた彼女が倒れ込むように僕に抱きついてきた。


「たらいま〜!有くんごめ〜ん!

遅くなったった〜!許してちょ?」


うわぁ…完全に出来上がってるよコレ。まぁいつものことだけど…


「お、おかえり 軽子ちゃん。

今日はだいぶ遅かったね…


日付が変わる前には帰って来るって言ってたから 心配してたよ…」


「だってぇ〜!ソウタもタイガも私が潰れるまで飲みゃすって言ってさぁ〜?どんどんお酒ついでくりゅんだも〜ん!ねぇヒドくな〜い?」


あぁ、軽子ちゃん

またアイツらと飲んでたのか…


この“ソウタ”と“タイガ”というのは

軽子ちゃんがマネージャーを務めるフットサル同好会の主将、奏太先輩と副主将の大河先輩の事。

どっちも名字までは知らんけど。


二人ともイケメンでスポーツ万能。大学では割と有名な先輩で、噂に聞く限り

相当な“チャラ男”らしい。


そんな男二人とこんな時間まで飲み会なんて、彼氏としてはもちろん不安に決まっている。

しかし、同好会の先輩からの誘いだし…まぁ仕方ないっちゃ仕方ないのかな…?


僕はいつものようにモヤモヤしながら、泥酔した彼女の着替えを手伝っていた。

もう見飽きているはずのスタイルの良さに改めて興奮しながら

何とか動きやすい楽な服装に着替えさせ、ベッドへと誘導。


そして彼女は枕に顔をつけた わずか0、02秒後には もう寝息をたて始めていた。

僕はそんな彼女の横で添い寝をしながら、色々と考え事をする。


大学のフットサル同好会かぁ…

やっぱり不安だよなぁ…


てか、かなり偏見だと思うけど、大学でフットサルやるような男なんて

自分のこと大好きなチャラい奴しかいなくない?


(※大学の同好会で真面目にフットサルをやっている方々、誠に申し訳ございません。)


しかも同好会だろ?

大学で真面目にフットサルやろうとして同好会に入る奴なんて

そもそもいるわけ無いよなぁ。


(※※大学の同好会で真面目にフットサルをやっている方々、誠に申し訳ございません。)


どうせモテたいとか可愛いマネージャー目当てとか、出会いの場としか思っていないような性欲剥き出しのヤリ○ンしかいないんだろうな…


(※※※大学の同好会で真面目にフットサルをやっている方々、誠に申し訳ございません。)


そんな所で一人、あんなに可愛い彼女が女子マネージャーだなんて

変な男が寄って来ない訳がない。


うぅ…やはり嫌だなぁ…

この素直な僕の不安な気持ち、彼女に伝えておくべきだろうか…?

でもそんな事言って、もし彼女に嫌われたりでもしたら…


そんな偏見や悩みを脳内に並べながら、静かに寝息をたてる彼女の寝顔を近くで眺める。


…か、可愛い。やっぱり僕の彼女は何回見てもメチャクチャ可愛いな…

正直 何時間でも見ていられる。この寝顔だけで白米2合は余裕でいけそうだ…

多少 不満な所もあるけれど、こんな天使のような寝顔を見せられたら

もうそんな不満なんて吹き飛んでしまうよ…


僕はさらに顔を近づけ、頬で彼女の吐息を感じながら

こんな絶世の美女が僕の彼女でいてくれる事のありがたみを改めて噛み締めていた。


すると彼女は起きたのか寝言なのか分からないが、目を閉じたまま僕の耳元で ゆっくりと喋りだす。


「…有くん、大好きだよ…」


そう言って、僕の唇に軽く触れる程度の小鳥のような優しいキスをし…






…その直後、彼女は尋常じゃない量のゲ○を吐きました。


うおおお!?

急に吐いた!!

なんで!?

飲み過ぎたからですよね…?

今のキスが引き金になった訳じゃないですよね…!?


僕は少し悲しい気持ちになりながら、彼女の嘔吐物を清掃した。


はぁ…僕の彼女はどうして いつもこうなのだろう。

普段は あんなに おしとやかで綺麗な女の子なのに…


それから僕は、明け方までトイレで吐き続ける彼女の背中をさすり続け

結局一睡も出来ないまま土日を棒に振ってしまった。


それから約一年、こんな幸せとストレスが交互にやって来る何とも言えない同棲生活は続き

僕は今日、ついに我慢の限界を迎えてしまう…


「あ、そうだ

有くん、次の金曜日なんだけど…」


耳掃除をしてもらった後、いつまでも太ももから顔を離そうとしない甘えん坊の僕に

彼女は少し申し訳なさそうな表情で言った。


「あのね、実はタイガ先輩が

私とまた飲みたいって誘ってきて…」


「へ、へぇ~

そうなんだ…」


またタイガ先輩か…

もう何回目だよ…


「でね、今回は

先輩の家で二人で飲もう

って言われたんだけど…

行ってきても いいかな…?」


は…!?

家で…?!

二人飲み…!?


いやいやいやいや!

さすがにそれはアウトでしょ…!

お酒に弱い軽子ちゃんが

密室の空間であのチャラ男と二人きりなんて…!


いつもであれば多少 我慢して

すぐにOKを出す僕も

今回ばかりは思わず、初めて疑問符を返してしまった。


「な、なんで行くの…?」


「え…?」


「なんで軽子ちゃんは

それに行きたいって思うの…?」


「なんでって…

ほら、私そろそろ誕生日じゃない…?

だからタイガ先輩、私の為に

一本数万円もするスパークリングワイン買ってくれたらしくて…

それに…そもそも先輩のお誘いを断るっていうのも失礼かなって…」


「で、でも家で二人きりなんて そんな…」


「タイガ先輩、彼女いるんだよ?

だから“そういうこと”は絶対に無いって!


それに、あんま飲み過ぎないようにセーブするから!

大丈夫、大丈夫!


ね、行ってきてもいいでしょ?」


…何が大丈夫だ。

この前も泥酔して帰ってきたクセに…


彼女が いようがいまいが関係ない。

クズな男は平気で人の女を寝取る。


現場で何が起きているかも分からず

ただソワソワしながら家で待っている俺が

毎回どれだけのストレスを感じていると思っているんだ…!


「軽子ちゃん。俺、もう耐えられないよ…」


そう言って僕は

絆創膏まみれの親指を反対の手で握り締めながら

彼女に今まで溜まりに溜まっていた不安、そして不満をノンストップで ぶちまけてしまった。


僕という彼氏がいるのだから

異性が多くいる場所での遊びの誘いは なるべく断って欲しい。

仮に行ったとしても、もう少し早めに帰ってきて欲しい。

お酒に弱いのだから、飲む量をもう少し控えめにして欲しい。

どんな誘いも二つ返事でOKする“イエスマン”をやめて欲しい。

など


僕は溜まっていた彼女への要望を一気に羅列していった。

しかし 一通り言い終わった後、ふと我に返る。


や、ヤバい…!こんなこと言うつもり無かったのに

勢いで全部掃き出してしまった…!

どうしよう、束縛男だと思われる…これがきっかけでフラれたりなんかしたら…


すると彼女はうつむきながら、少し冷たい表情で僕にこう言った。



「有くんってさ、なんか“お父さん”みたいだね。」



僕の本心を知ってしまった彼女は、何だか少し寂しそうな顔をしていて

少しの間 沈黙を貫いた後、僕にこう続けた。


「私ね、有くんの事、本当に本当に大好きなの。

だからこの同棲生活もスゴく楽しいし、毎日有くんと一緒にいられて幸せだった。

でもね、少しショックなのは

有くんが私の事をそこまで“信用してくれていなかった”って事。


私は大学でも割と知り合いも多い方だし、同好会でマネージャーもしてる。

そんなの、色んな人からの誘いが多いのは当然じゃない。

でも、私が一番好きなのは有くんなんだよ?


たとえ誰と遊ぼうが、お酒を飲もうが

私が他の男に浮気するなんてこと絶対に無いもん!

…そんなことくらい、有くんなら分かってくれてると思ってたのに…」


彼女はパッチリとした綺麗な瞳から、静かに大粒の涙をこぼし始めてしまった。


「ち、違うんだ!別に信用してないとか

そういうんじゃなくて…!」


彼女との人生で初めての衝突。

僕は焦って彼女の涙をティッシュで拭き取りながら、何とかフォローを入れようとしたが

彼女は僕の言葉を遮るように段々と大きくなっていく声のボリュームで続けた。


「それに私にだって

ちゃんと断る事くらいあるんだよ!


有くんと付き合った後も、大学内で既に十人以上の男の子から告白されてるけど、ちゃんと全部 断ってる!

だって有くんが一番大切だし、一番好きなんだもん!


飲み会の誘いを断らないのは、シンプルに私が人とお酒を飲むのが好きってだけ!

何でもかんでもオッケーする尻軽女だと思わないでよっ…!!」


彼女は再び涙腺という名のダムを崩壊させ、その場に崩れ落ちるように座り込み ワンワンと泣き始めてしまった。


こんなに感情を剝き出しにして大きな声を出す彼女を、僕は初めて見た。


…って、今 地味にとんでもないカミングアウト入ってませんでしたか?


え…?

“有くんと付き合った後も、大学内で既に十人以上の男の子から告白されてる” 

って言いました?


そうなの!?

え?!

マジで!?

俺、大学内で他の男達から舐められ過ぎじゃないですか…?!


…まぁ、それは一旦置いといて。

こうやって ここまで彼女と本気で本音をぶつけ合えた事は

これから彼女と長く付き合っていくにあたり、通らなければならなかったであろう

必要な道であったに違いない。


言われてみれば、確かに僕は彼女への信用が少し足りていなかった。

隠し事なんて何一つしていない正直な彼女を

勝手に一人で心配して不安になって…


それに彼女は お酒が大好きなのに、普段お酒が一滴も飲めない僕の前では

我慢してソフトドリンクで合わせてくれる。

飲み会の時くらい、発散させてあげないと さすがに可哀想か…


そして僕は号泣しながら床に座り込む彼女を

後ろからギュッと強く抱き締め、仲直りの為の謝罪をした。


それから少しして、彼女もようやく落ち着きを取り戻し

各々の悪いところを認め合って、お互いの愛を再確認した後


僕達は俗に言う“仲直りセッ〇ス”というものをした。


喧嘩をして仲直りをした後の方が

いつものセ〇クスより何倍も気持ち良く感じるのはいったい何故なのだろう。


きっとそれは


喧嘩によって離れ離れになり、この先 二度とこの相手とセック〇することは無いのかもしれない。


という危機を乗り越えたからこそ生じる安堵感のようなものが

〇ックスという行為自体に新鮮味を与え

それにより身体中の感度という感度を最高潮にまで上昇させてしまうからだ。


…などという くだらない謎の分析を脳内で繰り広げながら

僕は朝までひたすら、腰を前後に振り続けていたのであった…

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