2-10 戦闘、レッサーオーガ!
ついにムトゥルを追い詰めたPC達。問答はあったが、戦闘開始だ。
GM:というわけで戦闘準備、しよう! 敵はムトゥルの姿から変身した蛮族が一体。基本戦闘で前衛にいるよ。
ロラン:じゃ、魔物知識判定から。……まぁ、ほとんどわかってるけど。
ミヒャエル:知恵なら任せたまえよ。(ころころ)16。
GM:OK、弱点まで取った。レッサーオーガ(Ⅰ-442)。先制をどうぞ。必要達成値13だよ、
ロラン: この調子で行きたいねぇ。(ころころ)12。
ゴッドフリード:うぉ、じゃあこっちでカバーする。(ころころ)12。
GM:……ふたりともギリ取れない。
ゴッドフリード:妖怪いちたりない……。すまん、恩寵貰っていいか?
キッカ:分かりました、任せてください。
キッカ:「蛮族に後れを取るなど一生の恥ですよ!」恩寵。
ゴッドフリード:「お、おう!?分かった!?」
ミヒャエル:「キッカ君はライフォス信仰過激派みたいなことを言うね……」
キッカ:「穢れた魂は屍人となる危険がありますから」
ソルベ:「ソウダネ……」
ゴッドフリード:「(それは穢れた魂関係無い気がするんだが……)」
ロラン:「まぁ、別に君や僕でもそこらへんにほっとけばなるけど……」
キッカ:「より屍人に近いということです。とにかく片付けますよ」
ソルベ:支援、なにがあるんだっけ?
ミヒャエル:吾輩がコンジャ2レベルだがどうする? やはり【エンチャント・ウェポン】かね。
ゴッドフリード:だな。
ソルベ:だね~。頼んだ!
ミヒャエル:では。魔法拡大……馬を含めて三部位にエンチャント・ウェポン。(ころころ)成功。
ロラン:僕も【フィールド・プロテクション】は撃てるけど……【ファイアボルト】した方が良さそうか。畳み掛けよう。
GM:ためらいがない……来いっ。
ロラン:(ころころ)達成値13。
GM:……(ころり)抵抗は16。半減。
ロラン:んん、しょうがないか。ダメージ……6点。
GM:残り50点。一回はターン回って来そうでちょっと安心してるよ。
実はもう少し発見が遅れると増援が増えていたのだが、タイミングの問題でボス一体での戦闘。……なので即死するんじゃないかとビビっていたGM、このダメージを見てほっとひと安心。
ソルベ:んじゃお先に。ブオオオオオン(エンジン音)。
GM:そんな凄い音するんだ、グライドウィング……。
ソルベ:前進してキャッツアイ。して、殴るべし! 出目6、5で弱点込み達成値17!
GM:17!? えっと、回避……(ころころ)14。結構いい出目出たんだけどな。
ソルベ:ダメージは9点。防護点が2点だっけ?
GM:そうだね、7点通った。
ソルベ:うっかり「牽制!」って言い忘れたけどまあいいや。キッカちゃ~ん。
キッカ:じゃあ前に出てカード撒きますね。……こっち先の方がよかったですね。失敗。ヴォーパルウェポンでいいですか?
ゴッドフリード:だな、頼んだ。
キッカ:では前衛……ソルベ、ゴッドフリード、馬の3体にヴォーパルウェポン(B)。(ころころ)成功。
ゴッドフリード:Bだから+1か。ありがたい。《かばう》はどうする?
キッカ:前衛のどちらが脆いかですが……。
ソルベ:脆さならこっちかな? 種族の差って大きい!
キッカ:じゃあソルベさんをかばいます。
ゴッドフリード:俺が最後か。じゃあまず通じ合う意識を起動。そのまま馬で攻撃。
GM:馬から来るんだ……来いっ。
ゴッドフリード:弱点込みで……(ころころ)達成値は18。
GM:回避……だめ! ダメージ頂戴。
ゴッドフリード:10点。防護点に弾かれて8点、残りHP35か……やっぱりこの手番中には終わらねぇな。全力攻撃行くぜ。
GM:来い!
ゴッドフリード:「アンタに恨みは特に無いが……仕事なんで、なッ!!」
ゴッドフリード:恩寵を自分に使って命中が……16ッ!
GM:回避、だめ……ダメージ結構行きそうだなぁ。
ゴッドフリード:全力攻撃、20点くらい行ってもらいたいもんだけどなぁ……18点。惜しい。
GM:惜しいっていうかみんなの倍くらい出してるんだけど!!
ゴッドフリード:「ハッハァ!!」
ソルベ:「イイの入れるねぇ」
ミヒャエル:「流石だ。吾輩などにはとても出来ない芸当だね」
GM/レッサーオーガ:「この……お前を最初の餌食にしてやる……」
ゴッドフリード:「ハッ!! やってみろォ!!」
手番交代。がんばるGM。絶対リプスラ撃ってやるからなお前。
GM:容赦はなしで【リープ・スラッシュ】!!!! ゴッドフリードさんが対象……(ころころ)達成値16じゃぁ!! 喰らえ!!!
ゴッドフリード:て、抵抗……8!? うわぁぁぁぁぁぁぁ!?
GM:おりゃぁァァ!!!(完全にキレたGMの図) 出目9! ダメージ12!!
ゴッドフリード:あぶねぇ!! あぶねぇ!! あぶねぇ!?
ソルベ:出目こわ……。
ゴッドフリード:「ごッは……!? やるじゃねぇか、オイ!!」
GM/レッサーオーガ:「ったりめーよ!!! このくらい出来ねえで人族の街なんか来ねえよ!!!」
ゴッドフリード:「それもそうか!! ハハハハァ!!」
ロラン:「仲良いなぁ、残念ながら倒すんだけど……悲しいことだね?」
ゴッドフリード:「嫌いじゃねえが、ま、蛮族だし……人も喰ってるしなぁ。そりゃしゃあねぇだろ」
GM:文化の差ってかなしいね。ターン返すね。
キッカ:GMのテンションが乱高下してますけど……。
ロラン:この手番で終わらせようか。ファイアボルト、達成値10。
GM:達成値13で抵抗。
ロラン:んー、ダメかぁ。ダメージ5点。
ミヒャエル:ふむ、では……。
この手番で確実に殲滅するため、相談タイムに突入。ミヒャエルの【ファナティシズム】を火力組に与え、一気に殲滅する作戦に。
ミヒャエル:【ファナティシズム】。(ころころ)成功。うむ、問題無し。
キッカ : では。【ターゲットサイト】、【ソリッド・バレット】……撃ちます! ……ピンゾロ!!
GM:おっとぉ?
キッカ:「こんな時に……っ」
ゴッドフリード:ソルベ、頼んだ。
ソルベ:はいは~い。牽制で。……ピンゾロ!!。
GM:どうして……。
ソルベ:「え、うっそ、かったい」
GM/レッサーオーガ:「ツキが向いてきたみてえだなァ……」
ゴッドフリード:あとは俺だけか、責任重大だな……馬から行く。命中達成値16。
GM:回避……できない、ダメージどうぞ。
ゴッドフリード:ダメージ……6点か、ちょっとヤバい、けど全力が当たりゃなんとかなるな。そのままの流れで全力攻撃!! 命中達成値17ッ!
GM:避け……られないッ!!
ゴッドフリード:ヨシヨシヨシ、ダメージ……16点、よっしゃ!!
ゴッドフリード:「そのツキごと……叩き潰すッ!!」
GM/レッサーオーガ:「ぎゃァァァァァッ!?」
GM:ぱたりとムトゥルの身体が地に沈む。キミたちの勝利だ。
ゴッドフリード:「……っしゃァ!!」ガッツポーズ。
ソルベ:「ひゅ~」
ミヒャエル:「うむ、終わってみれば楽勝であったな」
キッカ:「……っ」恨めしそうにサーペンタインガンを見つめて。
セレン:「こういう日だってある、気にしなくていい。……って、私も同じようなものだけどね」
ロラン:「まぁ、でも収支考えると割に合わない仕事だったねぇ……」
ソルベ:「おうおうレッサーオーガなんてきいてねーぞーって言ってタカろう。危険手当! 危険手当!」
ゴッドフリード:「……っつっても、なぁ……」
ロラン:「ま、信頼と実績を得るための投資と考えようか」
ミヒャエル:「さて……吾輩もくたびれたが、問題は魔動炉だ」
GM/セレン:「彼が使っていたグライドウィングがどこかにあるはず……だから、その付近にきっとあるんじゃないかな」
ミヒャエル:「なるほど。では捜索するとしようか」
ソルベ:「また変な人に拾われてなければいいんだけど」
GM:幸い、件の物品たちもグライドウィングも少し外れたところで見つかる。ひとまずは問題なさそうだね。
ソルベ:よかった~。
ゴッドフリード:じゃあ後は戻って報告すれば完了か?
GM:そうだね、ガザトオリコへ。
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