無人島での水分調達
「概要」
無人島は閉鎖空間のため、場合によっては砂漠以上に水分不足に悩まされるかもしれません。特に内部に植生がない場合は絶望的と言えるでしょう。その場合はココナッツ、湧き水、雨水くらいしか頼りになるものがないのです。
「水の見つけ方」
まずは海岸にココナッツがないか確認します。生えている場合は撃ち落としたり、ゆすっておとします。漂流している可能性もありますが、完全に茶色になったものは腐敗して雑菌が繁殖しているかもしれないので、食べるのは避けましょう。
もし島の内部に草木が生い茂っていたら、湧き水を探します。無くても次はいわばを見て回り、くぼみに雨水がたまっていないかどうかを見ましょう。もし溜まっていた場合、必ず煮沸と濾過をします。
無人島において最も安全でなおかつ多くの水を得られる手段は、雨です。雨が降った時に備えて、シャコガイの貝殻や漂流物にある容器を片っ端から集めて平らなところに置いておきます。雨にどれだけの水を得られるかが勝負所です。
「注意点」
海水は直に飲まない、これに尽きます。一日に汗で多くの塩分を失った場合ならそれ相応の海水を飲むことはできますが、それはなるべくスープで摂ったほうが、塩分管理がしやすくおすすめです。
そのほかの注意点は熱帯の時と同じようなものなので特にありませんが、しいて言うならココナッツを食べ過ぎると下痢になりやすく、そうなるとせっかくとりこんだ水分や電解質が無駄になるので取り過ぎに注意します。
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