俺の歴代彼女を全員寝取ってきた イケメンの兄貴→だが俺の21人目の女は簡単には落ちなかったwwwww

雲川はるさめ

第1話

俺の歴代彼女を全員寝取ってきた

イケメンの兄貴→だが俺の21人目の女は簡単には落ちなかったwwwww


俺の名前は山吹シンジ。


現在高校二年生。


そんな俺は兄貴との共用の部屋で。

心のなかでぼやいていた。


数えで20人だ...。


俺はベッドに横になり天井を見ながら

指を折り数えてみた。


俺の一個上の兄貴はフツメンの俺と違って

超絶イケメンだった。


話も上手いし、運動神経も抜群だし、

頭も俺よか全然いい。



だから両親は俺より兄貴を溺愛してて

お小遣いも数万円の差があった。


そんなんわけで。


兄貴は金をちらつかせ、また、水泳部のエースだったこともあり、いい身体してて。腹筋も割れてたから俺の歴代の彼女はみんな、

兄貴に寝取られてしまっていた。


「お前の女は俺のモノwwww」


何度も悔しい思いをした。

自分のカッコ悪さをなんとかして

少しでもカッコよく見せれるように

努力した。


イケメンの兄貴の背中を追いかけるべく、

運動は苦手だったが、きびしい野球部に入部した。


今は球拾い要員だが、やがては

レギュラーを夢見て、

兄貴よりカッコいい...!って言われたかった。


寝取られる度に俺は

影で、悔し涙も流した。


さて。そんな

俺の21人目の彼女は。


野球部のマネージャーだった。


二学年一の美少女でありモテ女。


名前は、西野アイリ。


不思議なことに

俺が告白するより先に告ってきて、

「付き合ってほしい」と言われた。


「泥臭い男が好きなの。

あと、頑張ってる姿がすごいかっこいいって

思って」


「そうなんだ...」


そんなアイリも。


そのうち。


兄貴に取られちゃうんじゃないかって

思ってた。


ある日の部活の帰り道。

俺はアイリと手を繋いで帰っていた。


「まーた、私、告白されちゃった」


ごくり、唾を飲み込んだ。


「え、誰に?」


「シンジのお兄ちゃん。シンヤ先輩」


「あ、そうか...」


やはり、兄貴の奴、アイリのことロックオンしたんだ。


「それで、返答は?」


「21回目の告られ、だったんだけど。

あまりにもしつこいからさ...」



「そんでもって、シンジの悪口、

あいつはフツメンだのかっこよくないとか

なんとか言ってるからさ...」


「随分な言われようだな...

ま、慣れてるけど」


「引っ叩いてやったの!右頬!

それから左頬も!」


「へ、へぇ...」


美少女だけど、こええな。

でも、なんかうれしい。


「そんでね、あまりにも頭にきたから、とっときの秘密を教えてあげたの!」


「秘密?」


「そう!私と監督しかまだ知らない秘密!

とんでもなく、すごい秘密をね!」



「え、その秘密ってなにさ?」



「夏の県大会だけどさ...

シンジ、レギュラーだよ。それも、

エースナンバー背負うの」


「ええええええ!?」


「まだ、みんなのまえで発表されてないけど、

確実よ。監督がシンジの頑張りを認めてくれたのよ!」


それから、アイリはバーンと俺の背中を思いきしたたいた。



「ほら、シンジ!自信持ちなさいっっ!

シンヤ先輩より、数百倍かっこいいんだからっ!!」


「シンヤ先輩、それ聞いて泡吹いてたよっ」


どうやら。


俺の21人目の彼女は。


力も強いし。気も強いし。


可愛いし。俺にベタ惚れのようだし。


で。



兄貴に寝取られることはなさそうです!











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俺の歴代彼女を全員寝取ってきた イケメンの兄貴→だが俺の21人目の女は簡単には落ちなかったwwwww 雲川はるさめ @yukibounokeitai

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