【KAC20218】 魔法のエロトリガー✨🔫✨💕撃つと大好きな幼馴染みの美少女がエロくなる✨👩‍❤️‍💋‍👨✨💕童貞ボーイの夢のアイテム💕✨🔫✨💕

オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白

第1話 【エロトリガー🔫】で美少女とやりたい放題✨👩‍❤️‍💋‍👨✨🎉💕

 魔法のアイテム【エロトリガー】。



 今、一部SNSでバスっているシロモノだ。

 

 

  


 この【エロトリガー】さえ撃ち込めば、どれほど尊い美少女でもみだらでエロくなると言う『魔法のモデルガン』だ。




 魔法に掛かれば、意中の美少女の方から妖艶に迫ってくれるらしい。



 奥手な草食系 童貞チェリーボーイにとっては夢のようなアイテムと言って良いだろう。






 ◇◇◇





 どんなに彼女あいてのことが好きでも言葉にしなければ伝わらない。



 そんなことは二十歳このトシになれば充分、わかっているつもりだ。




 だが、ほんの少しの勇気がなかった。

 彼女へ告白するだけの……。





 僕には大好きな幼馴染みがいた。

 ふたつ年下で今年、女子大生になったミルキーと言う名前の美少女だ。



 彼女ミルキーも少なからず僕のことを嫌いではないはずだ。

 いや、むしろ好意を持ってくれている。



 しかし告白して断られたらと思うと勇気がでない。幼ない時から、ずっと大好きなのに想いをげられずにいた。





 僕の名前は高原祐真。



 もうじき僕の誕生日を迎える。二十歳になる普通の大学生だ。

 


 帰宅途中、親友のアキラが僕に誕生日プレゼントをくれると言う。



「ン、バースデープレゼント」

 ほんの少しだけ期待してしまった。



「祐真は童貞チェリーボーイだろう」

 アキラはすでに経験済みだ。上から目線で嘲笑ちょうしょうした。



「うるさいよ。

 ケラケラと嘲笑あざわらって個人情報を喚くな!!

 ッてェ、言うか。僕は童貞じゃないけど」

 とっさに辺りを気にした。


 通行人たちは見てみぬ振りをしている。

 関わり合いになりたくないのだろう。



「ケッケケ、無理するな!

 使わないウチにサビつくぜ」

 アキラは気色悪い笑い声をあげ僕の股間へ手を差し伸べてきた。



「バカか。どこを触るンだよ!

 サビついて堪るか」

 コイツは何かと言うと僕の股間を掴んだ。



「ケッケケ、オレも心配してんだぜ!

 お前も二十歳の童貞ボーイだろ。

 ほっといたら『魔法使い』にならないか」

 明らかにバカにした笑い方だ。


「……」

 また通行人が白い目でこっちを見ている。



「なるか! 二十歳になっても『魔法使い』なんか。厨ニ病かよ!!」

 


「これ使えよ。少し早いけどバースデープレゼントだ」

 焦らすようにカバンからオモチャのモデルガンを出した。

 


「なんだ。これ? 百均で売ってるオモチャか!!」

 手渡されたモデルガンは、どう見ても安物のオモチャとしか見えない。

 とても二十歳になる大人が手にするモノではない。



「驚くなよ。これが、噂の【エロトリガー】さ」



「え、まさか。これが、エロトリガー!」

 こんなチャチなオモチャのモデルガンが【エロトリガー】だとは、とてもではないが信じられない。



「誰を撃つんだよ。

 ミルキーかァ!!」

 アキラはケラケラと笑いながら、また僕の股間をギュッと握ってきた。



「バッ、バカ!! よせよ。

 どこを掴んでるんだ」


「ほら、こいつを撃てばミルキーとやりたい放題だな」

 ミルキーと言うのは僕の幼馴染みだ。

 ずっと片想いしている。


「ほっとけよ……」

 そんなに上手くいってたまるか。




 しかし取り敢えず、【エロトリガー】を預かっておいた。



 明日は僕のバースデーだ。




 ☆゚.*・。゚☆゚

 


 


 翌日、僕の誕生日を祝うためミルキーが部屋へやってきた。


 僕にとっては最も尊いガールフレンドだ。



「おめでとう! 祐真!!」

 玄関を開けると、いきなりハグをされて目を丸くした。

 柔らかな胸の膨らみが僕の胸板に押しつけられた。



「あァ……、ありがとう」

 大学受験のため、しばらく会わないウチにミルキーのオッパイは一段と大きくなっていた。



 香水なのか、目眩めまいがするほど濃厚で甘美な匂いが僕の鼻孔をくすぐった。




「やっと祐真も二十歳だね。大きくなって、ミルキーも嬉しいよ」

 まるで幼稚園児をあやすように、頭をヨシヨシと撫でられた。



「あのなァ、田舎のバーちゃんか!!

 頭を撫でるな!!」

 これでも僕の方が彼女よりも2歳上だ。



「じゃ、散らかってるけど部屋に入って」

 ミルキーは勝手に僕の部屋へ上がっていく。



「あのなァ、僕の部屋だろ!!」

 少し不満な顔で後ろをついていく。



「あァ、そうとも言うわね」

「いやいやァ、そうとしか言わないよ」

 目の前にある美少女の桃尻は丸みを帯びて艶めかしい。


「キャッキャキャァッ」

 ミルキーは僕の部屋へ入ると、悲鳴を上げてベッドに飛び乗った。

 おかげでミニスカートが翻ってパンツが見えそうだ。



「うゥ……」とっさに僕は視線を逸らせた。

 彼女の白く妖艶な太腿を見ているだけで、下半身が熱く火照ってきそうだ。



「ねェ、祐真!!」

 美少女はフトンの上に腰掛けくついだ。



「え? な、なんだよ……」

 つい口調で返した。


「ここに、お座り」

 笑顔で隣りの空いたスペースをポンポンと叩いて誘った。

  


「あのなァ。僕はミルキーのペットか」

 仕方なく隣りに腰を下ろした。すぐに美少女は笑顔で迫ってきた。柔らかなオッパイが僕の二の腕へ押しつけられた。



「悪いけど誕生日プレゼントは、何も用意して来なかったわ」


「あァ、別に、そんなことは構わないよ」

 ドキドキしていた。


 可愛らしいミルキーの笑顔を見れただけで満足だ。



「何か、欲しいペットフードがあったら言ってみて!!」

「うゥ……、僕はペットじゃないッて!」


「なるほどねえ。

 やっぱ祐真は生肉がほしいの?」

「あのね。ペットじゃないよ!!」



「そう、わかったわ。

 じゃァ……、骨付きが良いかしら」

「だからァ、ペットじゃないんだよ!!」

 


「キャッキャキャッ」

 よっぽど愉しいのか、ミルキーはフトンにひっくり返って爆笑していた。

 脚を振り上げてバタバタさせるので桃尻が丸見えだ。



「ン……、ッたく」また胸がドキドキしてきた。

 見ているこっちが恥ずかしくなる。



「じゃ、祐真も二十歳になったことだし、缶ビールで乾杯しちゃうゥ……」

 ミルキーは僕の下半身に脚を絡ませて微笑んだ。


「僕は大人だけど、ミルキーはまだ子供だろ!!」

 


「バカね。ミルキーは祐真が思うよりずっと大人なのよ」

 

「ええェ……、大人ァ」


「見たいでしょ。祐真!!

 大人になったミルキーの姿を!!」

 グッと顔を近づけた。今にも唇が触れ合いそうだ。


「いや、あのそれは……」少し仰け反った。

 妙にアタフタしてしまう。



童貞チェリーボーイには、少しばかり刺激が強いかな」 

 勝ち誇ったように微笑んだ。


「うゥ、あのなァ……」

 こうして、いつも僕は歳下のミルキーにばかりだ。




 アッと言う間に時間が経っていく。


 ふたりで騒いでいるうちに、もう真夜中だ。今夜は、両親とも留守にしているので文句を言われることもない。



 僕は内心、いつ【エロトリガー】を使おうか、迷っていた。

 だが、なかなか取り出す機会がない。



 ミルキーがトイレに立ったので【エロトリガー】をカバンから出して部屋の中を右往左往した。


 どこか、手頃な隠し場所はないだろうか。



 すぐに足音が聞こえた。ミルキーが帰ってきたのだろう。どうしようか。


 さすがに、このままミルキーに撃ち込むのは気が引ける。

 取り敢えず背後へ隠した。



 ミルキーが部屋へ戻って来ると心配そうな声で叫んだ。

「うわァ、もうこんな時間じゃン!!」



「ああ……、そ、そうだな。

 もう遅いから送っていこうか」

 結局、【エロトリガー】を使えなかった。


 仕方なく隠すようにモデルガンを枕の下へ忍ばせた。


 

「いいよ。今日は泊まりだし」

 ミルキーは肩をすくめて笑みを浮かべた。



「え、泊まっていくの」

 ドキっとした。今夜は両親とも居ないので二人っきりだ。



「決まってるでしょ!!

 祐真を誕生日なんだから」

 ベタベタと太ももを触ってくる。


「そりゃ……、ありがとう」



「じゃ、お風呂入るわね」

 ミルキーは一気にTシャツを脱ごうとした。

 


「えェ、ちょッ、ちょっと待ってよ」

 慌てて彼女の腕を掴んだ。



「なによ。お風呂沸かしてないの」

 びっくりして僕の顔を見つめた。


「いや、あのね……、脱衣所はバスルームにあるから」

 


「ン……?

 なに、そこに隠してあるモノは」

 枕の下から【エロトリガー】のグリップが見えていた。


「え、いや……、別に、それは、ちょっと、ヤバいンだッてェ……」

 


「なになに、ヤバいオモチャを隠してるの」

 サッと枕を退けた。

 そこには【エロトリガー】が置いてあった。



「あ!!」

「え、なにコレ? 銃のオモチャ」

 すぐさまミルキーは手に取って確かめようとした。


「いや、違うンだって。

 友達から預かっただけだから、ちょっと返してくれよ」

 銃を取り返そうと揉みあいになった。


 どさくさに紛れてミルキーのオッパイを揉んでしまった。


「いっやァン……」彼女は悩ましく身体をひねった。



「あ、ゴメン」

 だが偶然、弾みで銃の引き金トリガーに指先が引っかかりミルキーの胸元へ撃ち込んだ。



『パァーン💕✨🔫』

 爆竹を鳴らしたみたいな破裂音がして一瞬でピンク色をした霧状のミストが部屋じゅうに広がった。


「キャァー!!」

 思わずミルキーが悲鳴をあげた。



 目眩がするほど甘美で蠱惑こわく的な匂いが漂ってきた。



「うゥ……」

 これが【エロトリガー】の正体なのか。

 濃厚な香水みたいだ。



「なに、このピンク色の霧みたいなのは……

 良い匂いだけど毒なの。もしかして」

 少し顔を背けようとした。



「いや、毒じゃないよ。

 ただの香水じゃないかな」

 実際の成分は僕だって知らない。



「香水なの。なんか身体じゅうがポカポカッ熱くなってきたんだけど」



「あァ」

 もしかしたら媚薬が混ざっているのかもしれない。


 なんだか僕も心臓がドキドキして、燃えるように身体が熱い。



 いつしか僕はベッドへ倒れ込んでミルキーのことを抱きしめていた。



「ねえェ……、祐真、私、おかしくなったのかな。スゴく祐真とキスがしたいの」

 まるで熱病におかされたようだ。



「え、キスを……」おそらく【エロトリガー】の所為せいだろう。



 僕たちは唇を重ねた。

 初めてのキスだ。




 僕とミルキーは朝まで愛し合った。



 僕にとって最も尊い誕生日バースデーになった。




 ◇◇◇






 もしかしてエロトリガーは『恋の魔法』の引き金トリガーだったのかもしれない。





 今まで奥手だった『アナタ』。





 いつかアナタの元にも【エロトリガー】が送られて来るかもしれません。




 




  HAPPY END


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