美しい描写を楽しんで

春の朝の穏やかな雰囲気を見事に描き切って、そして「その後」の風景も残酷なほどに強烈に描いています。
甘い時間は誰のものだったのだろう。
いい夢を見られると嬉しいけれど、本当嬉しいものなのだろうかと思わず考え込んでしまいました。
丁寧な描写が美しい掌編です。