第11話(愚痴と言うか自己嫌悪というか)頭では分かっているけれど感情が付いて来ない!!

なんやかんやで、更新するたびに読んでくださる方々がいらっしゃることに驚きと笑いと感謝が沸き起こるこの頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?


緊急事態宣言や蔓延防止が出て、巣ごもりをなさっている方々も多いでしょうし、お仕事休みになっている方々もいらっしゃるでしょう。


そんな中、私はと言いますと、ええ。上司が退職し、新チーフが確立した中で、去年のようにコロナの影響で帰省客&旅行客が少ないのか、はたまた、去年よりは多いが一昨年よりは少ないのか。はたまた一昨年のように込み合うのか。まったくもって予測が立たないことから、去年のようにゴールデンウィーク期間中に休みを付けるのは、仕事に不慣れな面子だけでは仕事が回らないという事態を危惧し、もう一人のサブチーフと共に、二年ぶりに二桁連勤(ほぼ通し業務)を行いました。


結果的には、まぁ、コロナの影響もあって、去年並みの少なさのお陰で何とか不慣れなメンバーのフォローをしつつ、大きな問題もなく終わることが出来たのですが……


ええ。ゴールデンウィークはそれなりに無事に終わったのですが、何と言いますか、ええ。新チーフの無責任さと言うか、危機感のなさと言うか、棚上げ思考と言うか、事なかれ思考と言うか、いろいろな問題が湧きだしまして……


寝耳に水のチーフ就任。うちの親より年上。ということもあり、フォローをするつもりではいたのですが、何と言いますか、なんでもサブチーフである私ともう一人がやってくれるからと高をくくっているのか、基本的に動かない。クレーム処理のやり方わからないから、お願い! 梱包の仕方が分からないからお願い! なんか注文らしいからお願い! と丸投げ。


でも、確かに、やり方わからないとどうにもできないよね。うん。仕方ないよね。でもね、私たちは思うのです。やり方が分からずに頼むのであれば、頼んだ仕事をどういう風に片づけて行くのかちゃんと見て覚えようという姿勢ぐらいは見せたらどうかと。


ええ。このチーフ様。自分の手から離れたと分かった途端にまるで違うことをする(定位置に立ってレジを見回す)。


いや、見て覚えてくれ……


その上、ミーティングに出ても、どんなことが話し合われたのか報告はしない。聞こえて来るのは同じミーティングに出た違う部門の人たちから。何故、直属のチーフの口からではなく、外から聞こえて来るのか。


そして、かつて商売をしていたというにも拘らず、まっっっっったく、連絡報告相談が出来ない。


自分が休みの時、休憩の時、何が来ても大丈夫なように、私たちは何か起きればメモを残します。これ、普通のことだと思うんです。と言うか、仕事するにあたって基本中の基本だと思うんです。でも、一度ならず二度までも。何なら三度も同じようなミスと言うか手抜きな仕事をしたんですね。たまたま、その三度とも、私かもう一人のサブチーフが見かけていたから『それ何?』と予め聞いて事なきを得ていたんですが、その度にちゃんとメモしないと駄目だよ。と言っていたのですが……



私だって、言いたくはないんです。言いたくはないんですよ。

言ってもまだ一月半しかたってないから! とか。

まだまだ不慣れだから! とか。

何とか自分に言い訳してぐっとこらえて来てたんですが、結局、一緒に組んでいる人たちからの不満やクレーム。何ならほかの部門からの不満やクレームが容赦なく私ともう一人の元へやって来るんです。


正直、これはもう、基本的なものが問題だ……という話になりまして。

明日にでも一回改めてしっかり釘を打つべきか? という話になりまして。


ええ。私、どう切り出したものかとあれこれ考えていたんですけどね、ええ。

仕事の一つに宅配便の取り扱いもあるんですけどね。そこで、宅配便に関して、本当に心の底から絶対に気を付けて欲しいこと!! と言うのがありまして、それを何度も何度も繰り返し元々教えて脅して、本当に大変なクレームに繋がるから、責任取れないから、本当に気を付けて!! と、散々忠告したことをあっさりと忘れて、挙句に注意したら軽い口調で「ごめ~ん。ちょっと忙しくて忘れてたぁ」なんていうモノですから。ええ。ちょっと、ブチっと来てしまいまして。


ああ、こりゃもう、いいや。とね。

説教タイム開始です。

まず、メモを貼らないものに関しては、今後一切私たちはフォローしません。

メモを貼らない=誰の力も借りませんとみなす。

何を話し合って来たかを共有しないときにも、同じように一切フォローしません。

自分だけが知っていればいい=何かやるとしても自分で出来るとみなす。

自分一人でどうにかできず、誰かに代わってもらう可能性があるのだとすれば、誰が読んでも分かるようにメモを貼ること。貼らずに情報共有しないままに助けを求めるのは都合がよすぎるので知りません。


散々「これは注意して」「これは気を付けて」「これはやらないで!」と忠告したものをうっかり忘れちゃった。えへ。だって忙しかったんだもん。と言う軽い気持ちでクレームに繋がった場合もフォローしかねるので、さっさと店長に泣きついてください。

ちなみに、現場の声を聴かず悪者になりたくないからと上の者の顔色ばかりうかがって何かをなそうとする場合は、自分が率先して矢面になる覚悟を持ってください。チーフと言う肩書を受けるということは、そういう責任も受けるということになるのだという自覚を持ってください。


仕事の肩代わりは今でも十分していますし、圧倒的に不得意で苦手だというものに関しても『やれ』と言うつもりはないけれど、それだけのことを肩代わりしてもらっているからこその「暇」な時間があるということを自覚すること。


定位置に立って見渡して、あれやこれやと上から目線で発言する以上、自分も周りからどう見られているか自覚すること。


などなど。ええ。酷なことを言っている自覚はあります。ここに書きだしているような優しい口調でもありませんし、何なら同僚曰く。普通に怒られている時の方が絶対マシ。と言われる口調だったかもしれませんが、どうにも本当に『大丈夫か?』と。


このまま行くと、元上司のように総スカン喰らいかねませんし、他の部門からの評判も落ちる一方だし、同情する点も庇いたくなる点も多々あるのですが、もういいと。


不慣れで大変だし、年齢的にも覚えが悪いなどと言うちょっとこれまでにない問題もありますので、十分同情できる面もありますが、それはそれ。仕事をする上での最低限のルールが守れないのでは、正直仕事を円滑に進めることが出来ませんし、コロナの影響で客数が減って忙しさも鳴りを潜めているのを、このぐらいだったら問題ないわ。なんて勘違いされて仕事されても困りますから、心を鬼にして言いました。


だって! 新チーフは分からないからって逃げてもいいけれど、その分私ともう一人がチーフの知らないところでなんやかんやクレーム片づけたり謝ったり作業したりサービス残業したりしてるんですよ?! それを知ってか知らずか、さも当たり前のような態度を取られ続けられて、忠告も聞かず、軽く『大丈夫でしょ』なんて言われていたら、愚痴の一つも注意の一つも脅しの一つも掛けたくなるってものじゃないですか!!


駄目なんですか?! ぐっと飲み込んで我慢していればいいんですか?!

正直私、他人のために頑張っている人を助ける分には全然大変だとも思わずにせっせせっせと手助けするタイプ(同僚の談)何ですが、自分のために汚れ仕事や面倒ごとを綺麗に回避するタイプを手助けする慈善家ではないので、一度ここでガス抜き程度に忠告しておく必要がどうしてもあったんです!!


分るんです。分かってるんです。大変だって言うことも、無理をさせているということも、あまり根を詰めないで欲しいと思っている気持に嘘はありませんし、口うるさく忠告や注意をするのだって、私がかつて経験したクレームのひどさや大変さや嫌な気持ちを味合わせたくないからですし、でも、その大変さを知らないからこそ危機感が今一感じられなくて、こっちの不安感も消えなくて。


ええ。ある意味私自身も自分の精神安定のためにぶちまけたという点は否定はしません。出来ません。


ただ、私だって言いたくないんです。言わずに済むならば言わずに済ませたいんです!レジに関するクレームを店長から伝えられ、そのことを知っていたのは自分だけで、一緒に仕事している人には誰にも言っておらず、結果、同じお客様が『改善されていないじゃないか!』と二度目のクレームを付けに来たらしいのですが、その時になって実は二回目のクレームで、一回目が合ったのだと知った面々が、どういうクレームなのか問い質したら、「さあ? 知らない。店長も詳しいこと言わなかったし」と、あっさり返して、同僚を絶句させたチーフとは違い、私は直接チーフに物申しました。


けっか。ある同僚からは「また橘さんが悪者にされるじゃん」と同情されました。

ええ。私、周囲のクレームや要望があまりに多くなると、その矛先の相手に直接苦言を伝え、改善を求めるという役目を昔から負っておりまして。ええ。だって、誰も指摘しに行きませんから。指摘されない限り同じことの繰り返しですから。まぁ、一応いきなり怒鳴ることはせずに、「あのなぁ、今さっき、これこれこういうクレームが入ったんだけどさ。実際どんな状況だったの?」から初めて問題点を指摘したり、その行為があまりにも改善されなければ、私の中の三回ルールが発動し(同じ失敗や問題は三回までは許すけど、それ以降はまったなし)を発動することもあります。結果、まぁ、嫌われ役と言いますか、「橘さんがまた怒ってる」と他の部門からも思われるようにはなっているんですが(ただ、救いなのは、一応不当に怒っているわけではないという認識はちゃんと持たれている点ですよね)、今回あれやこれやと失敗例や忠告を上げ連ねた私の言葉を新チーフがどう受け止めたものか……。


お陰でこっちもずっと気分がモヤモヤしております。

分かってはいるんです。本当に、解かってはいるんです。理性は働いて入るんですが、頭では分かってはいるんですが、心と感情が付いて来ませんでした。


ただ、ふと思うんです。本来これってチーフの仕事なのではないのかと。

そうやって指摘して逆恨みされたら、逆恨みしてるんじゃない。言われた原因はそっちにもあるんだから。と間に入ることもやぶさかではない私たち。でも実際は、そういう面倒ごとを代わりにやってよ。というスタンスは、元の上司もそうで。


だから、汚れ仕事……と言うと表現はあれですが、怒って厳しい面を負っているのが私で、もう一人のサブチーフには逃げ場所になっててねと言ってあります。


飴と鞭で言えば、飴はもう一人のサブチーフで。鞭が私ですね。

分かってくれている人が分かってくれていればいいやと。半ば投げ出しの状況ですが、何はともあれ、逃げ道は残しておかなければなりません。私が怒ったときは私が怒った相手をフォローするのがもう一人のサブチーフの役目です。


このサブチーフ。向こうは私の方が色々と面倒ごとを片付けて大変だと思っているのですが、ただの作業をこなす私より、絶対に人と人の間に立って橋渡ししたりフォローしたり宥めたり対人関係をこなしているあっちの方が大変だと思うんですが、どうなんでしょう?


とりあえずは、私の苦手な対人接客関係で頑張ってくれているサブチーフのために、頑張りましょうかね。と思うこの頃。


いいんです。立場が違えばこの内容も是非が分かれるものだということは重々承知の上で書いておりますから。具体的なことを書けばもっと判断材料になるのかもしれませんが、まあまあま。そこはですね、色々とですね、問題が生じてもいけませんからね。


そんな中、某所にて一次を通過しているのを発見し、今度は残ったことのない三次まで生き延びたいと思いつつ、新作のプロットやあらすじが二転三転してノート一冊今無くなりそうなのに、どうにもしっくりこなくて、本当にこれ、限界来たのか?! と不安になりながら。どうか職場の夢を見ずに済みますように(>_<)と願いながらお休みさせていただきたいと思います。


あ~一回、こんな風に、ストーリーと言うストーリーがなく、ダラダラと心の内だけを書いた物語を書いてみたいかもしれない……需要なんてないと思うけれど。

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