第24話刺して刺して刺しまくれ


決行は明後日の日曜日25時


時間まで横になる事にした。


時は24時過ぎ


趣味の時間が始まる


俺は、女性用のウイッグを付け

女性用の服装に身を纏った

この日の為にヒールを履き女性の歩き方も体にしみ込ませた

俺の家から作戦場所まで歩いて30分ぐらいだ

その30分を上手く使う


24時25分

スマホのアラームを鳴らす

24時30分

テレビをつけ少し大きめのボリュームにしておく

その生活を一ヶ月間やすむ事無くおこなった


近所の奴等に俺の生活リズムを知らせる為だ

人間は馬鹿な生き物だ

簡単に洗脳させる事が出来るのだから


24時40分

今日、盗んだ自転車をのり作戦場所まで移動


24時55分

作戦場所に到着

15分の時間を確保


俺は、真理子が通るであろう路地裏に隠れた。


コツコツ


恐らく真理子だ

俺は、ナイフを取り出しすぐに刺せる準備をした。


どんどん近づいてきている


今だ!


すーーーーーーっつ


刃がどんどん体の中に入っていく

最高の感触だ

人間は一回、人間を刺してみれば良いこれ以上の感触は他では味わえない


どすっ!

身体に重みを感じた


俺は顔をみた


真理子では無かった。

誰だこいつ

見たことも無い


俺は、誰を殺しても気持ちが良いと実感した。


そうか!

俺は、狙われているんじゃない

俺は、狙ってるんだ

獲物を探して捕食する為に

俺に向けられた殺気は

俺を捕食したい奴等だったんだ


そう考えたら

2回、3回、4回とドンドン刺しまくった


そうだったんだ

今の時代は人は人を殺し

その肉を食い生活する世界になるんだ


たまたま

俺が、少し時代の先にいっていたんだ

これからは人肉を食す


始まったんだ人間戦争が







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