工藤を殺してから３週間が経った。

全く、ニュースにも新聞にも取り上げられていない

所詮、人一人が居なくなっても

誰も気に留めないのだ

俺の知らないところで警察が動いていたとしても

死体が無いのだからどうやって捕まえるのかが問われるだろう

俺は、今も変わらず仕事を普通にしている

ただ、変わったといえば視線を感じる頻度が下がった事だ

殺すことで殺気を感じなくなったのだろ

もし、殺気を俺に向けている奴がいれば殺せば良いだけの話だからだ

そろそろ、次のターゲットを決めなくては

殺気を０になるまで殺さなくては

俺が誰かに殺されてしまう

それを、防ぐために計画を立てているのだから

そうだな

次のターゲットは

真理子にしよう

俺と付き合っていた彼女だ

別れのきっかけは真理子だ

あいつは、俺の他に男がいたのだ

そんな奴となぜ付き合わなければいけないのだ

別れてからはあいつは俺をストーキングをする様になった

あいつが彼氏と上手くいく様になってからは

無くなったが奇妙な奴だった。

ひょっとしたら又、彼氏と上手くいかなくなって

俺をストーキングしているのかもしれない

そんな奴は排除するしかない

早急に計画を立てて

不安要素を無くしていかなくては

殺される前に俺が殺されるかもしれないからだ

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい