本編

第1話 オンロ村の焼き討ち

その1 オンロ村救援 → 敵を追跡

GM : ー新ケルディオン暦311年5月1日。


GM : みなさんは、ギルド支部『アームドスネイク』にいますか?それともエインフォートの街中にいますか?


GM : 支部内にいようと外にいようと事件には巻き込まれますのでお好きな方で。


サンディ : 私は…うーん街中かな。


シェラルデナ : 予定がないなら、ギルド支部かな。指輪が質流れしてないか気にしながら、どう稼ぐか悶えてる!


<GMツッコミ>

質流れって、期限内(例えば3ヶ月)に元本+利息を返済できなかった時に成立するんで、その心配はまだせんでもいいのでは……?

なお、利息を払えば期限は延長できます。



GM : パテットはどうかな?


パテット : じゃあ街中でー


GM : では、5月1日の昼下がり。


パテット : 多分どこ行っても気ままにあっちこっちうろついてるかと。


GM : パテットとサンディはパカラッパカラッと馬が駆けてくる音に気付くでしょう。


GM : 村人らしい若い男が懸命に馬を走らせています。


パテット : んー、早馬かな?ていうか村人なのか、街中で。


サンディ : あれは…?


GM : 「ぜぇ……ぜぇ……」


パテット : 何かありそうな予感なので追いかけよう、グラランの敏捷度で(


パテット : まあ僕の敏捷度は21なので左程速くはないんだけどw


GM : 若い男は『アームドスネイク』の前までたどり着くと、馬から下りてへたりこんでしまいます。


GM : 「だ……誰かたすけ……」


パテット : 冒険者ギルドにやってきて助けを求めるなんて絶対訳アリだね。とりあえず水でも飲みなよ(水袋差しだす


GM : 「あ、ありがとうございます……」


パテット : 怪我でもしてるなら薬草もあるよ、流石に有料だけど(ぇ


パテット : 特に魔香草は極力自己負担でお願いしたい、高いので(あらぬ方向を向いて力説


GM : 牧人「自分はオンロ村の牧人です……ウチの村が、蛮族に焼き討ちに……」


パテット : むー、そういう話はせっかくギルドに来たんだし、ここの中で話したほうがいいんじゃないかな。おーい依頼者だよ(ずかずか


シェラルデナ : 仕事か! ぴちぴちの手付かずの仕事か!(ガタッ)


GM : カーム支部長「おや。おい、ジュー坊!」


パテット : 手つかずどころかまだ何も聞いてないwまあ手続きは村人さんとギルドの人がやるんじゃないかな…ほら知り合いだった。


ジューグ : 何ですか……?おっと(駆け寄って牧人に肩を貸す)


GM : サンディもギルド支部についてきてるかな?


サンディ : 何だなんだとついていくね。


GM : というとこで次回依頼の詳細からですね。


パテット : おお、時の流れが早い(


妖魔の群れA : ゴブゴブ(出番なかった……)


サンディ : ゴブリンは皆殺しさ。


パテット : え、支部長と村人じゃなかったんだ(まて


シェラルデナ : ちょっと出番早すぎると思うぞ!


パテット : さて明日は早いのでこのへんでー



==ゲーム再開==



GM : さてはて。


パテット : とりあえず目の前の妖魔の群れをどうにかすればいいのかな(流れガン無視


シェラルデナ : シチュエーションが明らか違うと思うぞ!?


サンディ : (野次馬エルフ(185cmだからやや目立つ)


GM : しまっちゃおうねえ(『妖魔の群れ』をしまう)。


GM : というわけで、オンロ村の牧人が助けを求めてやってきました。


GM : 牧人「蛮族のボスは、青い肌に白の毛むくじゃらで、馬よりでかいオオカミに乗ってました」


GM : カーム支部長「ふむ……ジュー坊!」


ジューグ : 「はい」


ジューグ : 2d6+8 魔物知識 (2D6+8) > 9[5,4]+8 > 17


ジューグ : 2d6+8 魔物知識 (2D6+8) > 11[6,5]+8 > 19


パテット : 見識判定ならできたんだけどね、残念。


ジューグ : ボルグの上位種と、ヴァルグですね。


GM : ボルグは人間よりも大柄な妖魔です。テラスティア大陸のボガードに相当します。


パテット : ボルグがヴァルグに乗ってるんだね。


GM : ヴァルグは巨大な狼のような幻獣で、ボルグやトロールなどを背に乗せていることがあります。


GM : ただしこれは互いの力を認め合った対等な関係によるもので、蛮族が相手を隷属させようとした日には即刻崩壊します。


GM : カーム支部長「ヴァルグが背に乗せるボルグというと、かなりの実力者だろうね」


GM : カーム支部長「ふうむ……」


GM : 支部長の目が君達に向きます。


シェラルデナ : なるほどなー。


シェラルデナ : あ、しぶちょーがこっちみた。


GM : カーム支部長「ちょうどいいところに揃っているじゃないか」


パテット : ハハハ吟遊詩人は他人の視線には慣れてる。


GM : カーム支部長「銃士マギシュー戦士ファイター。戦闘向きじゃないが斥候スカウト野伏レンジャーの手練れもいる」


パテット : 一応攻撃手段あるからね?30秒に一度くらいだけど(ぇ


GM : カーム支部長「奴らは村を占領したかもしれん。引き上げたとしても、手ぶらで帰るわけはないだろ」


パテット : つまり大急ぎで助けに行かないといけないわけだ。


GM : カーム支部長「お前さんがた、そいつらの討伐をやっちゃくれないかね。一人5000G出そう」


サンディ : “荒野の七人のガンマン”より時間がない話だねまったく。


シェラルデナ : 5,000も出してくれるのか!?


パテット : おー、最近装備整えすぎて路銀がちょっと不安だったんだ。前衛が揃ってるならやるよ。


シェラルデナ : 広野のしちにんの我慢? よく分からないけど、火力なら任せろー!


サンディ : 知らないの?魔動機文明中期に書かれた小説で当時映像化されたらしいんだ。私は本しか読んだことないけどとても面白くてね。


サンディ : マギシューになったのはその影響さ。


シェラルデナ : へー、じゃあつまり銃兵ってことか。なんだ、なんだ、めちゃめちゃバランスとれてるじゃんか!


GM : カーム支部長「ジュー坊、あんたもいいね?」


パテット : 映画のメインテーマは今でも歌われてるよ(


ジューグ : ま、そりゃいいけど……(3人を順に見る)


パテット : 僕がメインで使う呪歌は魔法の行使判定を強化するやつだから、仲間に魔法が使える人が多い程強くなるよ。テラスティアから同行してたタビットさんは凄かった(


シェラルデナ : てらすてぃあって、確かアルフレイムの右か左か結構遠いところにある大陸だったっけ?


パテット : アルフレイム大陸の西にレーゼルドーン大陸があって、その南にテラスティア大陸があるんだよ。


シェラルデナ : はーい! はいはい! 魔法も使えます!


ジューグ : お、おう……。


シェラルデナ : なんだよー。実力でも疑ってるのか?


ジューグ : いいや、実力はあるのはわかるぜ。賢者セージのはしくれだからな。


シェラルデナ : 眼鏡してて賢そうだもんな!


GM : カーム支部長「今回は場合が場合だ。馬も貸してやるよ」


パテット : 背丈が足りないので正直馬は苦手…ロバじゃだめ?(ぇ


サンディ : やるしかないか。


GM : では、出発しますか?


パテット : いってきまーす(即断即決


シェラルデナ : ちなみに、片道何日かかるんだっけ。


パテット : 2日じゃなかった?


GM : それは蛮族領シトラスですな。




GM : オンロ村へは徒歩で4時間ほどです。


GM : 牧人は馬にムリをして走らせてきたので、1時間ほどで来ました。


GM : そのため、馬で行く(所要時間2時間)と、蛮族の襲撃開始から3時間後にオンロ村に着きます。


パテット : 近っ;ていうかそんな場所が蛮族の襲撃受けるって割と大変じゃないかな。


シェラルデナ : 確かに緊急と判断しても無理はないか。


シェラルデナ : 牧人さんは一緒に戻るのか? それともギルドに?


パテット : 道案内できるならしてほしい所ではあるよね。


GM : 牧人「わ、わかりました……」


GM : というわけでオンロ村に着きます。


シェラルデナ : はやっ


GM : 家々はあちこちで焼け落ち、まだくすぶっている家もあります。


サンディ : ここから先は徒歩だ。馬を失うと退却もできなくなる。


シェラルデナ : 大丈夫だよな? 馬をその辺に繋げておいて、捕って食べられたりしないよな?


シェラルデナ : にしても、酷い有様だなー。


パテット : 馬は村から離れた位置に隠しておこうかな。


ジューグ : 彫像化してしまっとくこともできるぜ。


パテット : ああ、騎獣契約証あるんだ(ぇ


シェラルデナ : なんだー、支部長。気が利くじゃんか。


パテット : さて馬の心配がなくなったとこでどうすっかなー。


ジューグ : まずは村の状況確認だな。


パテット : 探索ですねわかります。


GM : どうぞ


パテット : 探索判定


パテット : あ、間違えたw


パテット : 2d6+9【探索判定】


パテット : でもないか。テストでどうやったっけw


シェラルデナ : はーい! GM! 行為判定で必要な技能が無くても、平目で振っても良いですか!


GM : いいですよ。


シェラルデナ : 2d6 (2D6) > 8[5,3] > 8


シェラルデナ : 8だ!!!!


パテット : 2d6+9【探索判定】


シェラルデナ : 半角スペース開いてないんじゃないか?


GM : 数字の後にくっつけちゃってるんですかね。


パテット : あー、そゆことか。


シェラルデナ : ダイスボットのコマンドと文章の区別は、空白で判断してるからな!


パテット : 2d6+9 【探索判定】 (2D6+9) > 8[4,4]+9 > 17


GM : おっけい


パテット : なるほど、半角スペース入れるの忘れてたんだ。


GM : では、パテットは村人を発見します。


GM : 村人「ぼ、冒険者のかたですか?」


パテット : 謎の苦労したけど第一村人発見!


シェラルデナ : >第一村人 発見<


サンディ : (銃を構えて警戒)


パテット : 冒険者のかたです(


パテット : 他の村人はどこに?


GM : 村人「ど、どうぞこちらへ……」


パテット : おお、割と大勢無事に隠れてた。


GM : 村人「蛮族どもは引き上げていきました……」


GM : 村人「村長、冒険者さんでさ」


GM : 村長「お、おおありがたい」


サンディ : 被害は?大体食料だと思うけれども。


GM : 村長「兵隊さんが5人駐在していたのですが、多勢に無勢……」


GM : 兵は2人が死に、3人は重傷です。村人も10人ほど死傷者が出ています。


GM : 村長「村の者は男が5人、女が2人、子供が3人連れ去られました……」


GM : もちろん、食糧もいくらか奪われています。


シェラルデナ : そこまで確認取れてるなら、対策が立てやすいな。


パテット : 連れ去られた人がいまいち統一感がないなー


パテット : ぶっちゃけ誰でも良かったのかな?


GM : 村長によると、蛮族の首領はこう言ったそうです。


サンディ : 蛮族は一体も死んでないわけ?総勢がどの程度だったか。


GM : ゴブリンとかフッドとか下っ端連中は何匹か死んでますね。


GM : 4,50匹いたようですが、ほとんどは妖魔の下っ端連中でした。


GM : で、首領の台詞について。


GM : ボルグは本来交易共通語しゃべれないんですが、上位のネームドですし習得しててもおかしくはないということで。




シーロフ : 「聞けィ!我が名はシトラス七騎が一騎、“獣騎”シーロフ!!」


シーロフ : 「惰弱な人族どもよ、我らの恐ろしさ思い知ったであろう」


シーロフ : 「近く、我が主君魔将ディロフォス閣下がエインフォートを攻め落とされる」


シーロフ : 「命惜しくば、跪いて閣下に忠誠を誓うがよい!」




ジューグ : ふん……。


シェラルデナ : めっちゃ自信あるやつじゃん。


パテット : 四天王の最弱キャラ臭が凄いです(ぼそ


GM : シーッ(え)


<GM解説>

『我々の中では一番の小物』扱いされる事が多いとは言え、幹部1人目は主人公たちの最初の壁として美味しい役どころでもありますね。


サンディ : 7人も腹心がいるって多くない?


シェラルデナ : この時点で考えられる行動は、エインフォートへの通報と、私たちで眼前の脅威を無力化するってことだろうけれど。


パテット : テラスティアには十二魔将とかいたような(


パテット : 通報と言っても魔動機通信とかできるわけじゃないし、すぐにはできないよ。まずは目の前の敵をどうにかすべきじゃないかな。


サンディ : じゃあもう一度伝令君には戻ってもらうしかないね。


パテット : ああ、村人をコキ使う手があるかw


GM : 牧人「は、はいっ」


パテット : もうこの人にも報酬上げた方が良くねw


GM : まぁ馬に乗ってるんでメロスよりは楽(えー)


パテット : 妹の結婚式とか余計な寄り道しないように(


ジューグ : じゃ、俺たちはシーロフとやらを追うか。


パテット : で、シーロフどこにいるの?


GM : 村人「奴らは向こうへ……」


シェラルデナ : そういえば、今の時刻は? 確か襲撃から3時間後だよね。


シェラルデナ : ほら、蛮族って夜行性でしょ? その辺も気をつけたいじゃん。


GM : 15時くらいですね。


サンディ : 私は暗視あるから夜間でも活動できるけどね。


GM : 村人が指したほうをみると、大勢が踏み荒らした跡が森の方に続いています。


ジューグ : 俺も獣化すれば一応……リカント語しか話せなくなるけどな。(←あんまり気の進まなそうな態度)


シェラルデナ : 日の入りまであと3時間ぐらいかー。再襲撃に備えないなら早い事、偵察した方が良さそうだね。


ジューグ : (こいつ急に知的になったぞ……?(コラ))


<GM解説>

TRPGあるある。おバカキャラロールプレイを貫くとゲームが進行しづらいというジレンマ。



シェラルデナ : なんだよーその顔! これでも前線は経験してるんだぞ!!!


ジューグ : お、おう……


シェラルデナ : あ、でも獣化したらジェスチャーで頼むぞ!(びしっ)


シェラルデナ : で、村を潰さなかったのは、人族への示威や隷属化に食糧拠点にもできるから……って解釈しようか。


ジューグ : まー、殺し尽くしたら、次から奪えなくなるからな。


パテット : ハタハタ漁でもしてるつもりなのかね;


ジューグ : 支配下に入れて計画的に収奪できるならそのほうが長期的には得さ。


シェラルデナ : (わんこ賢いなー)


ジューグ : (なんか今変な視線を感じた……)


GM : では、シーロフの後を追いますか?


シェラルデナ : あ、村長、まだ食糧大丈夫なのか? 具体的には村人と負傷者が数日食べていける余裕があるのかってところだけど。


シェラルデナ : 質問の意図としては、再襲撃に合ったら小出しで差し出すんだぞ!


パテット : 正直日暮れ前に蛮族討伐はできれば避けたいけど、事情が事情だし急ぐよね。


GM : 村長「ええ、根こそぎ奪われたわけでもありませんので」


シェラルデナ : じゃ、追おうっか!


パテット : 足跡追跡判定かな?


GM : どうぞ


シェラルデナ : 追跡だ!!!


シェラルデナ : 2d6 (2D6) > 8[5,3] > 8


シェラルデナ : また8だ!!!!!


パテット : 2d6+9 【足跡追跡判定】 (2D6+9) > 7[1,6]+9 > 16


GM : では、後を追う事ができます。


サンディ : サブスカウトだから


GM : 1時間ほど森の中を進みますと……。


パテット : 戦闘時は立場逆転するからヨロシクw




GM : 蛮族兵4体(2種類2体ずつ)と、1人の女性が睨み合っています。


GM : 女性の方も薄緑色のショートヘアに目玉のような模様のある白い肌、と人族ではなさそうです。


シェラルデナ : 喋ってるなら状況窺った方がいいかも。


パテット : これどっちに加勢するか以前にそもそも加勢するかどうかという(


パテット : 僕は汎用蛮族語の会話はできるから何かわかるかなー


サンディ : (ブッシュで姿を隠しつつ狙う)


GM : 女性「返せ 我ら メリア」


パテット : 2d+9 【聞き耳判定】…あれ、判定いらかなったかw (2D6+9) > 8[6,2]+9 > 17


シェラルデナ : (エルフちゃんも様になってるなー)


GM : 蛮族兵「おれ 知らない なんの ことだ」


GM : 蛮族兵「言いがかり 容赦しないぜ」


GM : せせら笑う蛮族兵。


ジューグ : 2d6+8 魔物知識 (2D6+8) > 11[5,6]+8 > 19


ジューグ : 2d6+8 魔物知識 (2D6+8) > 7[6,1]+8 > 15


ジューグ : 2d6+8 魔物知識 (2D6+8) > 3[1,2]+8 > 11


ジューグ : 女の方はアルボル。蛮族兵のほうはフーグル襲撃兵アサルターとボルグ重装兵ヘビーアームが2体ずつだ。ボルグヘビーアームは弱点抜けなかった。


GM : フーグルは、翼の生えたトカゲっぽい妖魔ですね。


GM : アルボルは、メリアの近縁種とも考えられている植物由来の蛮族です。


GM : かつて神々の大戦の際にドワーフに鍛冶の燃料として燃やされた木々が、イグニスの加護によって人の姿になったとされています。


GM : また、魔動機文明期には人族によって森林破壊が進んだため、ドワーフと魔動機師を特に憎んでいると言われています。


シェラルデナ : メンバーにドワーフはいないけれど、仲裁した所で人族良く思ってないやつじゃん!


パテット : ドワーフって何気に色んな種族から嫌われてるよねw


サンディ : いやね~


シェラルデナ : エルフもドワーフ嫌いなんだろ?


ジューグ : アルボルっていったら、エインフォートの南西の森に集落があるぜ。


ジューグ : 時々、森の奥に入り込みすぎた人族と小競り合いになってたっけ。


シェラルデナ : で、返せ我らメリアって。どう解釈すればいいんだ? 人族の近縁種メリアとは仲が良くて、蛮族に攫われた疑惑があって揉めてるってことか?


パテット : アルボルとメリアが仲良いってあんまり聞かないねえ…中の人が公式シナリオ知らないせいもあるけど(


ジューグ : 仲が良いっていうか、まあ交配可能だから支配下に置いてるのさ。


サンディ : 面倒だから全員頭ぶち抜けばいいのでは?(脳筋的思考する知力B4


パテット : ああ、奴隷ね。


シェラルデナ : なるほどなー。よく分かった!


シェラルデナ : じゃ、私たちが分からせても何の問題もないってことだな!


パテット : つまり全員敵だわこれ;サンディがなんか正しい気がしてきた、何故だろう(


シェラルデナ : その、エインフォートの南西の森に集落で不可侵協定とか約束事とかないよな? 大丈夫だよな?


ジューグ : 特に協定とかはなかったはずだぜ。


シェラルデナ : しばいちゃうぞ? 分からせちゃうぞ?


パテット : ていうかメリアまで囚われてるってことじゃないかなこれ…


ジューグ : アルボルの女の言い分が正しいならそうなるな。


サンディ : どの道対話なんて出来ないし、キルゼムオール。


パテット : ♪今から一緒に【以下略】


シェラルデナ : 待て待て! とりあえず殺さず、こちらが勝てばいいだろ! 殴るのには賛成!



<GMツッコミ>

殴るのには賛成なんか-い!

まぁ蛮族に対する人族の反応としては『キル・バルバロス(byリプレイ『聖戦士物語』のフィオ姫)』が普通ではあります。

ウチのPLってわりとバルバロスに友好的な態度を取る事が多いので、いきなり殴りに行くとは思いませんでしたが。



サンディ : なるほどインタビューしてからキルか。やることがエゲツないね。


シェラルデナ : 先制よろしくー!!!


ジューグ(GM) : じゃあ先制判定までしてセーブだな。


パテット : 2d6+9 【先制判定】 (2D6+9) > 2[1,1]+9 > 11


ジューグ : ……


サンディ : …きみぃ


パテット : うおおおい;


シェラルデナ : 2じゃん!!!! ピンじゃん!! ピン!!!


<GMツッコミ>

そこで1ゾロ来ますかー!

パテットPLは以前からダイスが荒ぶる(1ゾロッたり回ったり両極端)人でしたが、

ココフォリアシステム上のダイスなのにこうなるとは……

サンディが立てたさっきのフラグ(メインが達成できているうちは……)をさっそく回収してしまったのでした。


シェラルデナ : 2d6 (2D6) > 7[4,3] > 7


シェラルデナ : 7だ!!!!


ジューグ : 足りねえよ!サブスカウト頼む!!


サンディ : 2d6+8 【先制判定】 (2D6+8) > 6[3,3]+8 > 14


シェラルデナ : お?


ジューグ : よっしゃギリ取った!


サンディ : うーん期待値以下。


ジューグ(GM) : というとこで次回。


ジューグ : あぶねーあぶねー


パテット : 初ごじってんーw


ジューグ : スカウトは複数いたほうがいいなやっぱ。


シェラルデナ : そういえば戦闘ルールはどれ採用だっけ。


パテット : スカウトが人間だったら運命変転できただろうけどねー


シェラルデナ : 基本、上級、熟練ってあったよね。


シェラルデナ : 変転なら任せろー!


GM : とりあえず上級かな?


パテット : では今夜はこのへんでー。



(つづく)

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