　～三輪side～

　今日の高瀬くん、何かちょっと様子がおかしい気がした。

　もしかして私に嫉妬でもしてるのかな？

　私のことが好きなのかな？

　でも平本君以外の男はゴミだからな～。

　いやでも、私に好意を寄せているような仕草、波動は感じられなかった。感じられたのは平本君への好意。

　それは平本君から助けてももらった事に対しての憧憬みたいなものだと思ってた。そして対等な友達になってくれた。そういう意味の好意。

　でもだとしたら普段と同じような態度を取ると思うんだよね。

　も、もしかして恋愛的な意味の好意……

　でも確かに平本君にあんな事されたら確実に惚れちゃうかも……

　守ってくれたんだもんね……

　私も守ってほしい……

　まあ、守ってもらったけど！

　なら高瀬くんは敵になるのか……

　敵には容赦はしない

　平本君は私と結ばれる運命なのだから敵に邪魔なんてされたくないし邪魔なんてしたら殺す。邪魔したら私たちの運命が穢されるし、何よりも平本君が穢されちゃう。

　他の女なんていたら……男でも。

　平本君モテちゃうから仕方無いのかもしれないけど、私が許せないから仕方無いよね！

　まずは調査から始めよう！それからめちゃめちゃにするんだあ！

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物語の都合上短めです。

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