我が家の読書環境~「ふたごのプリンセス」

 我が家では、夜の十時に寝る決まりとなっています。

 もっと早く子どもを寝かしつけたいですが、親のペースに引きずられて……ってことがあります。

 ダメダメです。


 そこで、寝る前に「本読みの時間」を設定することにしました。

 夜の九時になったら、読み聞かせの時間です。

 ほんとは一人で読んでほしいとは思いつつも、親もそれなりに努力しないと本を読んでくれません。


 読み聞かせは口が疲れて大変ですが、意外なメリットがあったりします。


 親が辞書になれるんです。


 つまり知らない単語があっても、親が即座に説明できる。

 本を読んでいる途中、

ついってどういう意味?」と聞かれ、

「2個でひとつのもの、ペアだよ」って答えられる。


 これで子どもの語彙力を伸ばすことができるんです。

 親がそばにいるってことは、それだけでかなり大きいですね。


 デメリットも逆にあります。

 兄弟姉妹が多い家族に向いていないってことでしょうか。

 うちは姉妹の二人ですが、「絵が見えない」と言われます。


 ポジショニングの問題です。

 親が中央、姉妹が左右に挟む位置で、絵本を横から覗く状態。

 これが一人っ子だと、あぐらの上に座ればいいから、挿し絵がよく見えますね。

 二人だとけっこう大変です。


 読む本については我が家では、

 「まほうのドレスハウス ふたごのプリンセス」が大人気です。


 この本については、本屋で立ち読みして購入。

 なんたって絵柄がちょーかわいい!

 しかも随所にゲーム要素も入っている!

 題材も「おしゃれなお洋服を作ること」だし、女の子の興味を惹かれる児童書だと思います。


 帯には確か「小2の推薦図書」だったかな?

 一人で読むには、小2がだいたい適切です。漢字レベルを踏まえると。

 読み聞かせなら、もっと早くて問題ない。


 女児を持ってる親御さんなら、絶対にこれはオススメです!

 著者の名前にも見覚えあって、「プリキュア」とか「ここたま」とかの脚本を書いてた人ですよ。

 でも実は、「超魔神英雄伝ワタル」の主題歌を歌っていたという過去もあり……。

(調べてみてビックリです。三重野瞳さんだった)


 話題がそれました。

 そんなわけで、本屋で立ち読みしてビビっときたら、購入するスタイルです。


 男の子だったら、「ようかいものとりちょう」とかいいかもしれません。

 なんたって絵師が、ありがひとし先生ですし!(コミックボンボン時代からの大ファンです)


 そんなわけで、子どもの好みを加味しながら、本選びをしています。

 「ふたごのプリンセス」については、思わぬ成果がありました。


 登場する小道具や衣装のイラストを描きはじめたのです!

 お絵かきしたり、作ろうとがんばって工作したり。

 挿し絵がすごくゆめかわで、小道具もしっかり描きこまれてるので、こういうのって女児にはすごく響くんだと思います。

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