進化するクラッカー作り(1)オリーブバジルソルト

 元々はコロナ禍のおうち時間きっかけで作り始め、もはや、空き時間の手慰みとなりつつある手作りクラッカー。気が付くと一年以上おやつや軽食がわりに、コンスタントに作り続けていた。


 ベーシックなプレーンクラッカーに始まり、この一年で地味にバリエーションが増えた(!)ので、お気に入りを順次紹介したいと思う。


 その一、オリーブバジルソルト味。


 塩加減と乾燥バジルが効いたオシャンティーなクラッカー。クリームチーズを付けて食べると、それだけでしっかり一品になってくれるお酒のアテ。

 レシピは次のとおり。


 小麦粉    : だいたい大さじ五(目安60〜65g程度)

 乾燥バジル  : 小さじ一弱(2gもあれば十分だが、お好みドバッと)

 オリーブオイル: 大さじ二(ざっくり)

 便利酢    : 大さじ一(めっちゃ味が締まる)

 水      : 大さじ一(適当)

 スライスチーズ: 一、二枚(適当に細かくちぎる)


 以上。


(一)適当な大きさのボウルに材料を全部ぶち込み、生地がまとまるまで捏ねる。

 スライスチーズは細長く折りたたんで端から適当にほぐしながらちぎると簡単に適当な細かさになる。私の場合はプレーンとチェダーを一枚ずつぶち込んでいるが、お好みのプロセスチーズで全く問題ない。


(二)まとまった生地(目安、耳たぶの柔らかさ)をオーブンシートの上に乗せて綿棒で厚さ一、二ミリに伸ばす。

 ハーベストの薄さを目指すなら一ミリ、歯ごたえを楽しむなら二ミリ程度が気持ちおすすめ。


(三)伸ばした生地にプラスチックのスケッパー等で適当な大きさの等分になるようラインを入れておく。三〜四センチ四方が食べやすくて良き。


(四)塩を適量ふりかけてオーブンレンジのトースター機能で一〇分〜一二分焼く。こんがり狐色になっていれば出来上がり。


 お使いのオーブンレンジやトースターによっては五、六分で一度取り出し、ひっくり返して裏面を残り時間で焼く感じ。焼きが足りなければ数分追加で様子を見る。


 塩は生地に混ぜるより、伸ばした生地の上に適量振りかける方が、しっかり味がつく(尚且つ減塩になる)。


 出来上がったクラッカーはすぐに粗熱が取れるので、そのまま適当な皿に乗せてディップス代わりのクリームチーズなんかと一緒に食卓に出せば、簡単一品の出来上がり。

 食卓に出すまでの所要時間は、およそ二十分。

 コーヒーのお供に、お酒のアテにと食べたい時にすぐ出せる、我が家では大活躍のクラッカーである。


 大量に作って残ったら、適当な空き容器に入れておけば、翌日も美味しく賞味できるので、もれなく休憩時間のおやつにもなっている。

 尚、翌日の方が生地がしっかり馴染んで風味が増していたりするので、結果、二度美味しい。

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