前のエピソード――4

ジネーヴラ

通称『死刑執行人（BoiaCieco）』と呼ばれている盲目の美少女。年齢は十七才。ベルツ軍大尉。その穏やかな話し方とは裏腹に好戦的。またベルツの狂戦士で唯一自我を持つ。マルティーナより「彼女（狂戦士）らを統べるべき能力者の女性（女王様）」と言われた程の実力。1103と同じＳランカー。

エルダ

通称『血塗られた舞踏家（ballerino）』と呼ばれている。十五才。甘栗色の緩いくせっ毛のある短い髪、そばかすのある頬、高い鼻、凛々しい眉に百七十センチを越える長身が少女と言うより少年を思わせる。

レオンティーヌ

通称『獅子姫（Principessa Leone）』と呼ばれている。ピンクの髪色にピンクの洋服、大きな紅い瞳にピンクの唇。名前の由来である『メスのライオンのように強い者』とは裏腹な見た目であるレオンティーヌ。こちらは身長百五十五センチと低く、エルダよりも一つ年上の十六歳。身長よりも大きな斧を使用し戦う見た目によらぬ怪力。