第4話 翌日 学校
「はぁーーーあ よく起きた えーと今何時だっけ?」
時刻を確認すると朝の6時だった。
「いつもより早く起きちゃったなまぁとりあえずお弁当作るか」
そうして俺は洗顔と歯磨きをしてからお弁当作りに励んだ。
〜30分後〜
俺は妹を起こしにいった。
「おーい雫よ起きろー!」
「zzz」
はぁー。いつもこいつはこうだ。こいつは朝は弱いんだよなぁ。面倒だけどあの起こし方だと毎回起きるからやってやるか。
「雫、起きな?じゃないと.......」
「きゃーーーーー。何?」
うーんなぜが雫の耳元でイケボで囁くと毎回起きるんだよなぁ。でもこの声結構疲れるんだよね、勘弁してほしいわ。
「起きなかったからいつもの起こし方できてきただけだよ。さぁご飯もできてるし食べよっか」
「うん、わかったから先行ってて」
--雫side--
「えへへー今日も耳元で囁かれちゃった//」
そう私は毎回囁いてもらうために狸寝入りを毎回のようにしているのだ。大体はお兄ちゃんの最初の一言で起きる。でもやっぱお兄ちゃんかっこいいんだもん。妹特権なんだから!!
さぁ顔洗ってお兄ちゃんとこいかなきゃ。
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今俺はどういう状況だ? なぜ学校一の美少女の時雨朝日に話しかけられている。
「東雲くん!先週はありがと!これお礼のクッキーなんだけど食べくれるかな?」
え?クッキー?俺は礼はしなくていいっていったんだけどな、、どうしょう。ってか周りの反応がすごい。女子からは困惑の視線、男子からは嫉妬と羨望の視線を感じる(殺気も感じた)。どうしようこの状況。これでもらわなかったらイメージも悪くなるし、、、、俺は学校生活も安静に過ごしたいのになんでこうなるんだよーーー。
「うん。貰っとくねありがとう!」
そういって俺は時雨さんのクッキーも貰いまた大人しく電子書籍を読み進めようとしたのだが、
「あのさ、東雲くんってバスケ得意なの?」
はっ?え?いやなんでこんな質問されたんだ。まぁ確かにサッカーや野球などと比べたらできる方ではあるが何故バレたんだ?
まぁ目立つわけには行かないので嘘をついて
「何いってんのさ。俺はスポーツなんて何一つできやしないよ。」
「嘘だ!!だって私この前見たも、、、、、ん〜〜〜〜〜うん。なんでもないよ。へぇ、そうなんだ東雲くんバスケ得意そうな風貌してたからそうかなぁーって(棒)」
ん?今何か言いかけた気がするがまぁいいだろう。とりあえずは回避できたな。よしよし
「んじゃー東雲くんまたねー。」
「おう」
素っ気なく返事をしたがいかんせん周りの視線がやはり痛い。今日は早く帰らなくちゃな。
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今回も短いですね。 1週間ほど空いてしまいました。すいません、、、。まぁ最初の投稿頻度が高かったのでいつもはこんくらいになります。長らくお待たせしてしまった人は申し訳ありません。ではまた次回で
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