第3話 え?東雲くんって案外ハイスペック?

私、時雨朝日は今昼のランニングで走っていた。


「ふぅーー、とりあえず3km走ったから少し休もうか」


私は飲み物が欲しかったので一旦休憩にして自動販売機に買いに行った。


「お兄ちゃんもっと手加減してよー!」


ふと買いに行く途中そんな声が聞こえた。

確かバスケコートあったよなぁ。そこで仲良く兄弟とバスケしてんのかな?とそう私は思ったので自動販売機の通り道にバスケコートあるし見に行った。

そこには先日助けてもらった東雲くんがいた。まさに東雲くんがダブルクラッチしている所を見てあまりに綺麗だったので見惚れてしまった。

えっ?あれ東雲くんなの?バスケうまぎない?なんであんな陰キャくんみたいな装備してんの?ってか妹さんなのかな?可愛い過ぎない?あれが妹ちゃん?妹ちゃんも妹ちゃんで上手だなぁー。授業でバスケしてた時は全然ダメだったのに、、、、[なんだかんだ言って助けてもらえる前から東雲くんは気になっていた。] そんなに才能あるのになんで表に出さないんだろう?そう思いながら私はしばらくその試合を見ていた。 


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


家に帰ってきてから私は先日のお礼としてチョコクッキーを作っている。


「ふ〜んふ〜ん東雲くんは今日のバスケ上手だったなぁ〜」


「あら朝日何言ってんのよ?好きな人でも出来たの?誰その東雲くんって?ってかいきなりチョコレート作ってるのかと思えばそういうことかーうふふ」


「え?? 口に出てた? ちょっとお母さん今の忘れて〜〜〜////」


「東雲くんね、脳内メモリに記憶したわ」


「いやーーーーーーーーーー」 


そんなやりとりは東雲は梅雨知らずに。


-東雲和真side-


家に買ってきてから。


「ふぅーー妹よ。お前前より上手くなってないか?ちょっとビックリしたが、まぁまだまだだけどな」


「うぅーーーー!お兄ちゃんが強すぎるんだよー!今度やるときは私が勝つからねーーー! とりあえず私は疲れちゃったからお兄ちゃんがなんか作ってよ」


「また今度機会があったらな。んじゃあとりあえず雫が好きな生姜焼きにでもするか?」


「えっ?本当?やったーーーーー!お兄ちゃん大好き!!」


いきなり妹が抱きついてきたのでドードーしといた。


-料理が作り終わって-


「ほーーい和真ちゃん特製の生姜焼きですよー!」


「頂きます!!もぐもぐ。もぐもぐ。

ぅーー美味しい!!やっぱお兄ちゃんの生姜焼き大好き!!こんなに味染みて生姜も効いてるのすごいなぁ。私こんなに美味しく出来ないもん。」


「といっても美味しく作れるのは生姜焼きくらいだからなー試作が美味しそうに買ってくれるのが一番俺は嬉しいよ」


「/////ぅぅーーーお兄ちゃんのばか!」


「??なんで俺は罵倒されたんだ??」


「お兄ちゃん頭いいのに乙女心は赤点だね」


「左様ですか」


「左様です」


「まぁいいやそういえば今度私ショッピングモール行くからお兄ちゃんついていってくれる?」


くっ、上目遣いを使うとはこやつも育ったのぅ。


「もちろん」


「あっ、その時に髪切りに行くからついでによろしくー」


「はっ?じゃ行かないわ」


「嘘だよ。ついてきてくれるだけでいいからということで来週ね!」


こうして俺は妹にデートを取り付けられたのであった。

まさか妹とのデートから歯車がはずてくるのとは知らずに、、、、



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


いつもより短くなってしまいました。

どうもせせらぎです。

うーんハイスペックなのは後々知らしめるのですがこんなに展開が早くていいのかな?とも自分でも思うのですが読者の皆様はいかがでしょうか?出来ればコメントしてくれると今後の展開が変わってくのですが協力してくらると嬉しいです。そして初めの作品にしてはこの作品のフォロワーが増えていって作者はとても嬉しいです!できればアカウント自体の方もしてくれると新しい作品を作った時とか知らせることができるのでフォローするかは自由ですが。さぁあとがきが長くなってしまいましたね。ではまた次の話で。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る