第39話クズのつくりかた⑤


僕は、どこに向かっているのだろう

学校では、友達が一人もいない

存在感が無い一人の人間だ

学校から家までは

あゆみ、亜美、真奈美ちゃんと帰る事が多い

そして、一緒に遊び

たまに、イヤらしい事をしていた

もともと真奈美ちゃんとは保育園時代からキスをしたり

していた、それが当たり前だと思っていた時もあったけど

それは、当たり前では無いと気がつくと急に罪悪感を感じた事もあった。


でも、その事があったから

女の子との関係は何も考える事無くできる様になったのだと思う

真奈美ちゃんとは未だに週末婚状態だった。

週末、一緒にご飯を食べ、お風呂に入り、同じ布団で寝る

そして、お互い感じた一週間の寂しさをキスをしたりして埋めていった。


今週も真奈美ちゃんはいつもの様に家の来た。

一緒にテレビを観た

そして、この間、エッチな番組をみつけ真奈美ちゃんと観る様に

タイムスケジュールを作っていた。


日付が変わり

あと、一時間後にその番組が始まる

真奈美ちゃんは僕にアクビをみせてきた

寝たいの合図だった。

僕は、何とか時間を繋げたいと思った

気がついたらキスをしていた

真奈美ちゃんは最初、ためらっていたが僕が舌を入れると舌を入れかえしてきた


25時になり待っていたエッチなテレビが始まった。

少しするとセクシー女優が何人かできっとエッチな会話をしている

当時の僕には何を言っているのか理解ができなかった。


そして、始まったエッチなビデオの紹介

僕には十分すぎるくらいの知識が一瞬にして入ってきた。

真奈美ちゃんもテレビ画面に夢中になっていた。


どこからだろ、真奈美ちゃんが僕の下パジャマに手が入っていた

ケンイチ君、テレビのってこう言う事だよね?

こんなに熱くなるんだね

パンツ脱いでよと真奈美ちゃんが言ってきた

僕は自分から行動をしようと思っていたので逆にラッキーだと思った

パンツを脱いで下半身裸状態になった。

真奈美ちゃんの手が上下運動をしている

テレビでやっていた様なことだ

すると、真奈美ちゃんが大人になるとこれより大きくなるんだね

なんか、怖いね

初めて、真奈美ちゃんが僕のを見たと言う事ではないのに


ねえ?

ケンイチ君は

これを、観るために寝させないようにキスをしたの?

僕は、素直だった

「そうだよ」って

私は、練習?

練習ではないけど

そっか、


僕は卑怯者だ

あゆみと行為をする前に真奈美ちゃんを使ってしまった

でも、拒む事無くその日

テレビと同じような事をしたと思う

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る