第16話 告白なの


ほぼ毎日、あゆみと一緒に帰っていた

内容はほんど無いものの居心地が良く笑いながら帰っていた事を覚えているがある時から一緒に帰る事が少なくなった。


あゆみはたまに僕を遊びに誘ってくれるが以前の様に誘ってわくれない

女子グループに入ったからそのグループにいた方があゆみ的にも良かったに違いない

僕は、普通に一人に戻るだけと感じていたが

あゆみの存在が僕が思うより大きくなっていた

胸が押し付けられる痛みが走った。


普通に呼吸をしても胸が痛い

心が痛い穴が出来た感じだった。


あゆみから久しぶりに一緒に帰ろうと誘われた

とても嬉しく心が躍った


何日ぶりだろう一緒に帰るのは

そんなに時間は経ってないと思うけど

僕の体感では1年くらい経っている様に感じた。

実際は10日くらいだったとおもう


いつもの様に内容が無い会話をした

あゆみの家の近くになり

あゆみが久しぶりに遊びに誘ってくれた

僕はランドセル置いたら行くねってあゆみに言い走って家まで向かった


家に着き鍵を開けてランドセルを投げすぐさま

あゆみの家まで走って向かった。


家に着き扉をコンコンと叩きあゆみは直ぐに扉を開けてくれた

何時ものあゆみの家だ殺風景で何も置かれていないが

あゆみと僕の会話で部屋が明るく感じた


会話も少し落ち着いてきた時あゆみがトイレに行った。


僕は立ち上がった。

真奈美ちゃんの時の様にチューをしたいと思ったからだ


そわそわしている僕に

どうしたの?とあゆみが話しかけた

僕はビックリしてあゆみに壁ドンをしてしまった。


可愛すぎてみれなかった

あゆみはビックリした表情で僕をみている


チューをしたかったのに

出来なかった。


気まずい時間が流れていた

堪えれないくらいの間だったでだろう


あゆみから声をかけてくれた

ごめんね急に声かけちゃって


僕はその一言で力が抜けたと同時に

あゆみに好きと言ってしまった。


顔がお互い赤くなると同時に17:45のチャイムがなった


その日の夜はずっとモヤモヤして寝れなかった。





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