第8話 陽菜の大特訓

「みんな初めまして、私はビーストテイマーのレンだ。ギルドから頼まれて陽菜の特訓を受け持つことになった。」

陽菜は緊張した顔つきで、

「はい、よろしくお願いします。」

「そんな緊張しなくていい。テイマーの極意を教えるだけだ。」

ハヤトはハヤトで3人に魔法の特訓をさせていた。

「まず、ビーストテイマーとは何か教えてやろう。」

「ビーストテイマーには動物や昆虫、幽霊、精霊、やドラゴンを使役することが出来る。」

「動物や昆虫は分かるんですけど、幽霊とドラゴンはどうやって使役することが出来るんですか?」

と聞くと

「ドラゴンはドラゴンでも龍神族しか使役できない。テイマーにも適正がある。」

「適正?」

「適正は自分が置かれた環境によって変わる。恐らく君は動物と昆虫しか使役できない」

「ふぅよかった」

「何が良かったのか?」

「実は、私幽霊苦手なんですよ。」

「そうだ、もう1つ適正が分かった、それは幽霊だ」

「ええぇぇえ」

陽菜は驚き、暫く気絶した。

「目が覚めたか?」

「はい、心配かけました。」

「今から森に行く!」

「森ですか?」

「あぁ」

そしてしばらく歩き森に着いた。

そしてテイマーの練習を何時間も繰り返した。ようやく使役することが出来たのはCランクのウルフだ。

「陽菜よくやった、合格だ。」

「ありがとうこざいます」

と言い

「そうだせっかく使役出来たんだから名付けしてみろよ。その子を召喚出来るぞ」

「はい、」

と言い少し考えて

「決めました、ハクにします。」

「いい名前だな。」

と言い森を後にした。

みんなから、使役出来たのーと聞かれハクを召喚した。

「召喚ハク」

「うおー可愛い〜」

「よくやったな!」

とハヤトから言われ頬を赤くした。

「聞いてよひな〜」

「どうしたの?」

「ハヤトの魔法の特訓がスパルタで疲れだんだよ〜」

綾と涼太はいい、ハヤトは心の中でよし明日からは2人は今日より厳しくしようと心に誓ったのであった。

陽菜は

「レンさんありがとうこざいました」

と言った

「困ったことがあったら私をたよたよってね。普段ギルドに泊まっているから、たまには遊びに来いよ〜」

と言われ

「「「「はい」」」」

と4人で口を揃えた

その日はそれで眠りについた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る