お国訛り(140字小説)

塩塩塩

お国訛り

「つまり、ホフフフホホそういう事だな」

取引先の部長は、酔うとお国訛りのおでん弁が出る。

東北弁は寒さから口をあまり開けずボソボソと喋るが、おでん弁は熱いおでんを口に入れた様にホフホフと喋るのだ。

ホフホフホホホフホーホわしはホフー嫌いなんだホホー猫舌野郎が!」

すかさず私は、部長の名刺の裏に『倒置法』とメモをした。

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お国訛り(140字小説) 塩塩塩 @s-d-i-t

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