「ぼく」は「ぼく」③


「ぼく」は「ぼく」だ。



「ぼく」は1人しかいない。



「ぼく」は、世界中を探し回っても、



「ぼく」は、1人しかいない。




「ぼく」は「ぼく」で、いても大丈夫なんだ。




「ぼく」は、自分を探したい。



「ぼく」は、自分を見つけたい。



「ぼく」は「ぼく」を知って、



「ぼく」という存在を、見たい。




そう思う「ぼく」のことを、





「ぼく」は、大好きだ。








                  終

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「ぼく」 は 「ぼく」 キコリ @liberty_kikori

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ