【思い出せ! 欧米メディアによる『報道』と称する日本人差別  豪華客船ダイヤモンドプリンセス 『ウイルス培養容器』報道のトラウマ】

 皆さんは2020年2月、ダイヤモンドプリンセス号なる豪華客船が大ニュースになったのを記憶していることだろう。だいたいこれを書いている一年前のできごとだ。思い出そうぜ。

 イギリス船籍、アメリカの会社によって運用されている豪華客船で、この時かなりの数の日本人客が乗船していた。


 この豪華客船で新型コロナウイルス、正式名COVID—19が発生した。

 日本政府はその乗客構成から横浜港への接岸を許可。日本人は未知のウイルスとの格闘を強いられた。


 その時欧米メディアが何を言ったか覚えているか?


 『ウイルス培養容器』という、あの豪華客船を表現した比喩。この刺激的な文言に全てが象徴されると言っていい!

 欧米メディアの頭の中からは自分達の国が関与している豪華客船だということも忘れ飛び、当時未知のウイルスだったCOVID—19と格闘している日本に対し『稚拙で杜撰な対応をしている』と容赦の無い攻撃を加えてきた。その象徴こそが『ウイルス培養容器』という刺激的な文言なのだ。


 あの報道からは『無能な日本人が愚かしく破滅的な行動をしている』としか読み取れず、逆に自分達ならああいったヘマはしないと、自分達がどれほど有能かを誇示しているかのようだった。


 さて、その後の結果はどうだったろう?


 欧米メディアは日本人にあれほど偉そうなことを言っていたが、自分達の国の方はどうか? 口で言うほどの有能さがあっただろうか?

 答えは断じて否である。彼らの国では十万単位の多くの死人を出しているのである。


 欧米メディアは『日本の皆さん、申し訳ありませんでした。ダイヤモンドプリンセスの時偉そうな事を言っていましたが我々の方が無能でした。数字が全てを物語っております。無能が偉そうにあれこれ言ってきたことを深く反省しおわびします』という謝罪のことばは一切日本人に発しない。

 理不尽な攻撃だけを加え後は不都合なことになっても素知らぬ顔で無視を決め込む。これこそ正に差別である。紛うこと無き日本人差別である。


 『ウイルス培養容器』と言って日本を攻撃していた連中の母国こそがその後巨大なウイルス培養容器となった。

 日本人差別者に天誅を食らわせたCOVID—19、ある意味痛快な存在かもしれない。(朝日新聞的名言)


 しかし理不尽な攻撃を加えてきた連中にバチが当たったのはこれは単なる偶然である。そこに日本人の意志は無い。報復は本来自分達の意志で行うべきではないか。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る