第6話 嘘を付くと左眉が動くよ


与志子「マリン!お前の言ってる事、嘘じゃないよな?」


マリン「え?全部本当にあった話だよ?」


与志子「んじゃ、俺が食いつく様な知識を、披露して貰おうじゃないか!」


マリン「のんすとっぷで、いっくよー!」


千歌「おぉ!きたきた!」


マリン「フグの毒は身を守る為でもなんでも無く、好物の貝だけを食べてその貝の中にたまに入ってる毒が腹に溜まるだけである!コレはどうかね!?」


与志子「んー。25点。」


マリン「ひくっ!もうちょい、ちょーだいよー!」


与志子「んじゃ、もっと役に立つ豆知識を教えろや!」


マリン「豆知識は、堅苦しいから苦手!無駄知識の方が面白いじゃん!」


千歌「わくわく。」


与志子「千歌は、何にわくわくしてんだよ!」


マリン「千歌ちゃんから、わくわく頂きましたので、無駄知識をもう1つご紹介してあげよう!」


与志子「あーぁ、マリンの暴走モードが、入っちゃったよ。」


マリン「テレビのリモコンから発せられる赤外線は携帯のカメラで見れる!!」


与志子「それは、昨日のテレビでやってたじゃん!マリン、さてはパクったな?」


マリン「パクってないもん!」


ピクッ ピクッ


与志子「マリン、左眉が動いてんぞ。マリンは、嘘付いた時に、左眉が動くからな。」


マリン「そんな馬鹿な!」


与志子「本当の事だよ。」


マリン「んじゃ、コレはどうだ!」


与志子「まだ、続くのかよ!」


マリン「アリも二割はサボっている。

その二割を取り出しても残った二割がサボる!」


与志子「アリの日常なんかしるかよ!本当に無駄知識しか出てこないな!!」


千歌「マリンちゃんすごーぃ。」


与志子「千歌、凄くないぞ。」


マリン「与志子ちゃんは、すぐモンクを言う!」


与志子「俺が、豆知識ってのを、教えてやるよ!

アロエは知ってるよな?アロエの効能としてよく知られているのは、便秘、血圧、血糖値の降下、胃腸病などがあるんだよ。それか、火傷や切り傷に、葉の中のゼリー状の部分を当てれば、症状が軽くなるのもあるんだよ!どうだ!はーはー。」


マリン「ムズカシイコト、ワカンナイ。」


与志子「紐でグルグル巻きにしてやろうか!」


マリンは、自由人である。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る