06.長編小説の章立て

 章立て機能、ご存知でしょうか。

「章と並び順を編集」より作成できる「大見出し」と「小見出し」のことです。


 私が章立て構成の小説をとても好むタイプです。

 特にWEBは。

 なぜか、


 理由①

 ある程度の短いまとまりで読み進めていくのも好きだから(文庫本なども結構章立ての中に1,2,3と結構区切られていますよね。あのイメージです)


 理由②

 続きを読む・読まないの判断がしやすい

 5〜10話程度でしたらとりあえず一章まるごと読んでから、続き読む・読まないを判断することが多いです。

 章立てがない場合は、いつになったらキリがよくなるかわからないので、3〜5話でいったん目処をつける場合が多いです。たとえキリが悪くても。

 深夜アニメの取捨選択をするときって「3話切り」しませんでしたか? とりあえず最初の3話を見て、切るか切らないか判断する。アレと同じです。

 時間は有限で、熱量も有限ですから、好みが合う作品にそれらは使いたいのです。


 一話完結型なら話は別ですが、そうでない場合は章立てしたほうが「一つの事件(便宜的に事件と仮定します)」を最後まで追っていただけるのではないでしょうか。


 理由③

 構成を考えて執筆しているんだろうな、という印象を受ける

 だらだら書かない! みたいな。

 章立てがある作品の方が比較的テンポが良い印象です。

 そして、比較的エタりにくい気がする。最後までの展望が見えている故の「章立て」何ですかね。

 書き手として章立てをする場合、書き上げてからでないと、どこで章を切るかの判断がとても迷いました。章だけでなく、物語全体のバランスとして第三章は4話で第四章は十一話みたいなアンバランスになるもの嫌だったので。ので、ある程度書き上げている上での章立てなのかなぁ、と。

 書きながらでは章立てできないのは私だけかもしれませんが(白目)


 デメリット:

 ただ、章立てがあると、その章でPVが止まるというデメリットもあります。

 キリが良すぎて、続きは今度読もう! or 次の章が終わったら読もう! というパターンですね。私も読み手としてよくやっています。

 毎日続きを追うのも楽しいですが、一気に読み進めたいという気持ちもあって……。

 ですが、中途半端なところで読むのをやめて、久々に戻ってきて何がなんやら……→よむのやーめた みたいなことになるよりは良いかと個人的には思っております。 


 結局、こちらも好みの問題に収束してしまいますが、私の場合は上記の通りです。


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