05.長編小説の第一話

【プロローグ】

 長編小説の第一話、プロローグに当たる部分ですが、

 たとえ内容が思いっきりプロローグでもタイトルを「プロローグ」とするのは、WEB小説では悪手のようです。読み飛ばされる方が多い

 試していないので真偽の程は確かではありません。


【人物紹介】

 プロローグ、第一話より先にある「人物紹介」の頁。

 私は、不要だと思ってます。私は絶対読まない。

 章の終わりにある場合は読みますが、先にある場合は読まないですね。

 読む前に人物の設定読んでも覚えられないし……ネタばれしたくないし……。

 久しぶりに訪れた方へwiki的な意味で設置しているのだと思われますが、やっぱりネタばれしたくないので読みません。

 章終わりにある場合は、前章の内容までしか載ってないはずなので活用してました。


【内容】

 内容は思いっきりプロローグでも良いと思ってます。

 でも、なるべくキャッチーな話が良いです。

 その物語を象徴するような一話。

 一話目の内容で、その物語の大枠がつかめるべきだと思っています。

 一話目がチンプンカンプンでなんとも思わなかった小説はその後もあまり惹かれませんでした。


【文体・文章】

 好みの文章かどうか。

 最初の一話でわかる、コレ。


 うまいへたではなく「好み」の問題です。

 正直、ここの嗜好が乖離していると、どんなに頭でしっかり読もう! と思っても、どうしても目が滑りがちです。

 最初の一話と最新話で文章がブラッシュアップされて変わっていくこともあるでしょう。全部のリメイクは大変だと思います。でも、せめて一話だけでも、最新の文章・表現に合わせても良いのではないでしょうか。紙ではなく、WEB小説なのですから。

 好みの文章だと、内容がそこまで好みでなくでも「あーこの表現好きだなあ」と続きを読むこともしばしばです。

 文章が好みかどうかを判断するために「冒頭」と「最新話」を読む方もたまにいますが、私はネタバレしたくない派なので最新話は読みに行きません……。


【一話目こそブラッシュアップするべき!】

 もう何度も言っていますが、一話目はどんどん変えて、ブラッシュアップしていきましょう。

 ただし、一話目を変えることで二話目以降も手を加えないといけないのはよろしくありませんのでご注意ください。

(なお、私はやらかしました!)

 第一話だけでなく、あらすじ、キャッチコピーもブラッシュアップさせてください。タイトル変更も一回くらいならありだと個人的には思っています。あまり頻繁にコロコロ変えるのはどうかと思いますが……。


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