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2021年7月14日 21:04
ごきげんよう、緊迫の実験経過、固唾をのんで読ませて頂きました。実際心理学の実験って、こんな危険な側面もあるのですね。実験参加者の学生さん達の心理の動き、心の揺らぎ、戸惑い、疑心暗鬼に陥っていく様が丁寧に描かれていて、ハラハラドキドキしながら、だけどテンポ感が心地良くてどんどん読み進めていくことが出来たのですが、並行して描写される主人公さんがどんどん心が闇に呑まれていく様が、読んでいるこちらも一緒に奈落の底へ落ちていくような感覚で、迫力が物凄かったです。悪魔的になっていく様子、いえ、悪魔的と言うよりも、まるで神の視点でシナリオへの邪魔者を見極め排除して、強圧的な誘導でシナリオを立て直そうとしていくところなどは、もう正にミステリーにおける殺人犯が計画遂行の邪魔者を排除するかのようでした。名木橋さんの登場で我に返ったシーンなどは、こちらまで大きな吐息を零したほどでした。
作者からの返信
ごきげんよう。実験心理学、ひいては社会心理学の実験は色々危険な面があります。有名どころだとスタンフォード監獄実験。あれはまさに悪魔の所業。名木橋の登場で自分を取り戻すシーンは力を入れたので、感じ入るところありましたら嬉しいです。ちょっとダークでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
ごきげんよう、緊迫の実験経過、固唾をのんで読ませて頂きました。
実際心理学の実験って、こんな危険な側面もあるのですね。
実験参加者の学生さん達の心理の動き、心の揺らぎ、戸惑い、疑心暗鬼に陥っていく様が丁寧に描かれていて、ハラハラドキドキしながら、だけどテンポ感が心地良くてどんどん読み進めていくことが出来たのですが、並行して描写される主人公さんがどんどん心が闇に呑まれていく様が、読んでいるこちらも一緒に奈落の底へ落ちていくような感覚で、迫力が物凄かったです。
悪魔的になっていく様子、いえ、悪魔的と言うよりも、まるで神の視点でシナリオへの邪魔者を見極め排除して、強圧的な誘導でシナリオを立て直そうとしていくところなどは、もう正にミステリーにおける殺人犯が計画遂行の邪魔者を排除するかのようでした。
名木橋さんの登場で我に返ったシーンなどは、こちらまで大きな吐息を零したほどでした。
作者からの返信
ごきげんよう。
実験心理学、ひいては社会心理学の実験は色々危険な面があります。有名どころだとスタンフォード監獄実験。あれはまさに悪魔の所業。
名木橋の登場で自分を取り戻すシーンは力を入れたので、感じ入るところありましたら嬉しいです。
ちょっとダークでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!