第4話 新しい出会い

学校から2km離れている家に走って帰ったきた修は今、家の周りを走っていた。


「はぁ、はぁ、はぁ。」


15分ほど走ったが、下校時にも走っていたので疲れが溜まっていたので近くにある公園で休憩をはさむことにした。


「はぁ。疲れた。急に走ってくるって言ったから母さんびっくりしてたな。」


公園のベンチに座り休憩していると、一人ブランコに座っている同い年ぐらいの女個のがいる。見るからに落ち込んでいて今にも泣きだしそうだ。


「う、うぅぅ.....。」


どうしても気になり話しかけてみることにしました。


「ど、どうしたんだ?」


その女の子はこちらを見て涙ぐみながら


「いい子にしていないといけないからここにいるの。ママたちは忙しそうだし。」


そんな状態の子をほって走り出すわけにはいかないのでしばらくこの子と話していることにした。


そんなこんなで気づいたらもう夕方になっており、そろそろ帰らないといけない時間に。


「そろそろ暗くなってきたしそろそろ帰るわ!」


「えっと...うん。そうだよね、またね。」


落ち込んてしまったので何とか機嫌を取ろうと


「な、ならさ!俺は毎日ここを通るからここに来なよ!俺も一人で走ってるのは楽しいけど寂しいからさ。」


というと、女の子は少し元気を出してくれました。


「じゃーな!また明日な!」


「うん。また明日。ばいばい。」


手を振りながら別れその子が見えなくなると修は家に向かって走って帰りました。


結局、名前聞けなかったし、元気もなかった。大丈夫かなぁ。


そんなことを考えながら帰宅。


晩御飯も食べ、布団に入り今日のことを思い出す。


今日のことといえば初登校とかがあるけど、やっぱりあの子だよなぁ。

一人で公園にいるとか心配だ。

あの公園に来てたってことは同じ学校だよな。なら明日、学校で探してみるか?


そんなことを考えていると眠気が強くなり修は夢の中へ

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人生やり直してテニス人生 あかぶ @AKABU3

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