賞賛はいらない。絶賛が欲しい。そんな作品。

本作ですね、かなり読者を選びます。つまり本作を気に入った読者は「選ばれし読者」です。何だかかっこいいでしょう。
多分ですが、作者はすごく楽しんでる。そうじゃなければ滝行みたいなことをやってる。「俺の遊び(もしくは修行)について来れるかァ」って言われてる感じ。一緒に遊べる人はもう寝食忘れるくらい楽しいと思います。
戦記物、ハイファンタジー、SF、どれとも言えるしどれでもない。
多分カクヨムどころかなろうやライト文芸のノリ、流行、潮流、どれにも媚びることなく自分の世界をこれでもかってくらいに展開している。
悪く言えば自慰。よく言えば先鋭芸術。
どっちと取るかは読者次第。
1話目だけでも読んでみることをおすすめします(こんな言い方失礼かなァ)。本作、かなりの珍味です。読むと世界が広がります。「あ、こんなのありなのか」ってね。

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