第9話 心臓の音
その後俺は、葵に呼び出されて葵の家に向かった。
[ピーンポーン]
葵が帰ってきてから結構インターホンを鳴らしたな。
葵が出てきた。そこで葵は、
「上がって。」と言った。
俺は葵の指示に従い、家の中に入った。久しぶりだと感じた。
ついていくと、行ったことのない部屋だった。気になり、
「ここは?」と聞くと、
「昔は普段、使ってなかった部屋だったんだ。」
と、返してきた。そう葵が言うと、続けて葵が、
「ちょっと来て。」と言いながら、部屋のドアを開けた。
「座って。」と葵が言った。その時の葵の顔は真剣そうだった。
まず俺はそのまま座った。葵が話し始めた。
「この前、《真のことが好き》って言ったでしょ?」
俺は、この後、葵がどのようなことを言うのかを考え、
『心臓』のドキドキという『音』が止まらなかった。
何を言われるのか。
聡の『ドキドキ』の気持ちは分かったかな?
次回はどのようなことを葵は言うのか。
気になりますね。
つづく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます