第4話 エウベルト大暴走

 エリザは馬車に入る手前で、大きく息を吸い吐き出すという行為を何度か繰り返した。

 あのエウベルトの事だ、馬車内に入ったら、どんなドタバタ劇か始まるか分かったものではない。

 心を落ち着けて、何があっても動じない覚悟を決めるために、しっかりと呼吸法を使い心身ともに万全な状態で、エリザは馬車に入った。


 入るとすぐ目の前でエウベルトが待っており、

「エリサ様、改めまして、宜しくお願いいたします」

 と言い、頭を下げた。

「あら、何か先ほどと印象が違いますね。こちらこそ、宜しくお願いいたします」

 気持ちを強く作り身構えて馬車に入ったエリザだったが、以外にも普通だったエウベルトに面食らってしまった。


「さぁ、こちらへ、いざないます。俺は誘いの化身と化します。どうぞどうぞ」

 そう言うと、エウベルトはエリザを先達するように、馬車内に2つある横長の椅子の後方の椅子の奥まで歩いた。そして、真ん中らへんを指し示し、

「どうぞ、こちらへドドンとお座りいただけますよう」

 と、エリザに早く座れと急かしてくる。


「何を仰ってるのかいまいち分かりませんが、そんなにしていただかなくても、そこに座ることくらい分かりますわよ。まぁでも、有難うございます」

 エリザは、エウベルトが指し示す箇所に向け歩きだした。前方の椅子に目をやると、先ほど運ばれていた女の子が薄い布をかけられて、グッスリ眠っているようだ。

 

「あら、グッスリ寝られているようですわね」

 歩きながら、寝ている女の子をチラリと見やったエリザが何とはなしに言うと、

「いいえ、寝ておりません。仕事中ですから」

 エウベルトはギクリとして、懸命に手を振り否定をしている。


「フッ、あなたが寝ていないこと、分かっておりますわよ。先ほどまでお話してたじゃないですか」

「本当の本当の本当に、寝てなかったですよ」

 焦るエウベルトの主張を、エリザは笑顔で肯定しているのだが、エウベルトにはその真意が伝わらないようだ。


「ですから、疑っておりませんわよ。そこまで強調されると逆に怪しく感じてしまいますわ」

「ほら、やっぱり疑ってるじゃないですか! 本当に寝ていなかったですよ。どうすれば信じてくれるんですか?」

 エウベルトは魂から叫んでいるようで、今にも泣き出しそうだ。

「でしたら、前の椅子で寝ている女の子を見て、『本当によく寝ていますね。』と言っていただけたら、それで終わるお話ですわ」

 エリザは、不毛な会話もようやく帰着すると安心して、諭すように話した。


 そんなエリザの予想に反し、泣きそうだったエウベルトの顔が見る見る紅潮してきた。

「寝ていたのを、このにしろってことですか?そんなの騎士道に反します! だったら、寝てたのは俺です! 首でもなんでも刎ねてください!!」

 興奮するエウベルトを見て、エリザは想像を超えてきたと呆れているようだが、姿勢は頑張って崩さないでいる。

「まぁ、落ち着いて下さい」

 んーっと、目をつぶり少し考え込んだ後に、エリザは言葉を続けた。

「このを寝かしておいてくれと頼んだのはわたくしですわ。だから、このが寝ている事は、悪いことではありません」

「つまり、どういうことですか?」

「エウベルトさんは任務中なので、寝るのは良くないことですわ。でも、このは任務中ではないので、寝ていても悪くないのですわ」

「なるほど、一理ありますね」

「ですから、エウベルトさんが、自分が悪いと庇う必要はないのですよ」

「なるほど。斬新的な意見ですね。その発想は無かったです。………

つまり、どういうことですか?」

「エッ」

 一生懸命の説明も、全く伝わってなかった事がショックだったようで、エリザは一瞬怯んでしまったが、目を閉じて再度考え始めた。

「あのー、うん。誰も悪くないということですわ」

「つまり、俺もあのも悪くないということですか?」

「そうです。そうです。誰も悪くないということですわ」

「あぁ〜、良かった。もう、首を刎ねられるのかと思って、ドキドキしちゃいましたよ。それならそうと早く言ってくれればいいのに。隊長みたく、面倒な人だな〜、アハハハハッ!」

 と、エウベルトはようやく冤罪がはれたと、澄みきった笑顔になった。


 エリザもエウベルトに合わせようと頑張って笑顔を作るのだが、どこからどう見てもガチガチに引きつっている。

「アハ、ハ、ハハハ。そうですわね。エウベルトさんは、しっかりと話せば分かる人なのに、上手く伝わらなかったのは、わたくしの説明が分かり辛かったせいですわね」

「いやいや何を言ってるんですか、こういう会話での伝達のミスというのは、どちらが悪いということは無いんですよ。どちらにも落ち度があるから、話が上手く伝わらないんです。確かにエリサ様は説明が下手だけど、俺にも悪いところはありましたよ」

「有難うございます。それでは、お互いに気をつけましょう」

 エウベルトは満足気に頷くが、エリザは満面の苦笑いだ。


「それでは、そろそろ出発していただきましょうか」

 エウベルトはエリザがそう言いながら椅子に座ったのを確認すると、馬車の扉に近づき、そこから顔を出し、「準備できたので、出発進行して下さい」と伝え、手際よく馬車の扉を閉めた。


 馬車の外でザワザワと話し声が聞こえたかと思うと、少しづつ馬車が動き始めた。

 すると、エウベルトは改めて背筋を伸ばし、頭を下げた。

「任務の最後の最後の最後まで、安全安心に完了できるよう、全力で務めさせていただきます。エウヘルトです。宜しくお願いいたします」

 体も言葉もコチコチになっているエウベルトを見て、自然とエリザの顔も緩んだ。

「あら、あら、素晴らしい挨拶ですわね。エウベルトさんは、本当に賢い人ですわ」

 そう褒められ、エウベルトはちょっと得意げにしている。


「あの、ちょっと、良いですか?」

 褒められて嬉しそうにしているエウベルトは、着席しているエリザに近づいてきた。

「はい。構いませんよ。何でしょうか?」

「俺って、そんなに賢いと思いますか?」

「はい。そうですわ。賢いと思いますわよ」

「やっぱ、そうですか。何か俺、急激に賢くなったんですかね?」

「はい。そうかもしれないし、元々賢かったのかもしれないし、とにかく今は賢いと思いますわよ」

「あのー、では賢いからこそ気づいた事があるんですけど、エリサ様は何で偉いのにタメ口で喋らないのかなって。もしかして、実は偉くないんじゃないですか?」

 それを聞いて、エリザは思わす笑ってしまった。

「あら、探偵さんのような名推理ですわね。そうですね。確かに、そんなには偉くないですわね。ですから、もっと気楽に接していただいて結構ですわよ」


「やっぱり、そうか!!」

 アハハハハっと笑いながら、エウベルトはエリザの横にドシリと座り、パンパンと肩を叩いている。

 にこやかだったエリザの表情も一変、一気に困惑したものになった。

「いやー、こんな小娘が偉いなんて聞いたときに、怪しいと思ったんだよ」

「ちょっ、ちょっと、気楽にと言いましたが、気楽が過ぎませんか?」

「気楽も何も偉くないんだろ? 愚かな隊長達は騙せたのかもしれないけど、賢い俺様は騙せなかったようだな」


 エウベルトはなおも愉快そうに笑い、エリザの肩をパンパンと叩いている。

「ちなみに、俺は19歳だけど、まさか年上じゃないよな?」

わたくしは、15歳です。そのあんまり叩かないでください。そんなに叩かれると流石に痛いですわ」

「あっ、それは悪かったな。」

 そう言うと、エウベルトは叩くのを止めて、その手で頭を掻いている。

「いや、正体を暴いて、ちょっと興奮をしてしまったようだな。でも、あんたの方が年下で偉くないんだから、ちょっと叩かれたくらい気にするなよ」

「あまり、女性を叩くものではありませんわよ」

 エリザは叩かれた肩をさすりながら、ほっぺを膨らました。

「だから、すまなかったって。でも、あんただって隊長とかに自分は偉いと嘘をついて騙していたんだろう? ちょっと肩を叩かれたくらい、バチが当たったんだよバチが」


「んー、うー」と、目をつぶりながらモジモジするエリザだったが、意を決したように目を開けエウベルトを見つめると、口を開いた。

「偉いですわ」

「は?」

「だから、わたくしはそれなりには偉いですわ」

「それなら、俺も騎士だから、それなりに偉いぞ。しかも、俺の方が年上だから、俺の方が偉いということだよな?」

「いや、わたくしの方が偉いですわ」

「いや、だから、俺は賢いんだよ。分かってる? 賢い俺は騙せないよ」

 フフッンと悦に入り自信満々のエウベルトは、何を言われても動じずに勝ち誇っている。


「もう! 本当に偉いんです!!」

 大声で訴えかけるエリザの迫力に、イケイケ状態のエウベルトも少し怯みかけた。

 エリザは、この機を逃すまいと、話を続ける。

「では、聞きますが、エウベルトさん。アドゥリーア領内で一番偉い人は誰だか分かりますか?」

「そんなの、賢い俺には簡単すぎる質問だよ。領主ステファノ・ディ・アドゥリーア様だ。」

 エウベルトは得意げに親指を立てながら答えた。


「では、その次は?」

「えっと、ステファノ様の後継ぎの、ブルーノ・ディ・アドゥリーア様でしょ。」

 更に人差し指も追加で立てて、エウベルトは回答を続ける。


「あら、流石、賢いですわね。では、次は?」

「うーん、ステファノ様の奥様のヴィヴィアーナ・ディ・アドゥリーア様だな」

 続けて中指を立てて、ドヤ顔でエウベルトは答えた。

 

「そうですわ。そうですわ。さぁ、その次は?」

「さぁ、そこまでは、さすがの俺でも分からないな」

「ふっふっふ、それでは教えて差し上げますわ。わたくしこそが……」

 エリザはドレスの胸元に手を入れ、何か取り出そうとするが、エウベルトはそんなエリザの言動に気付かずに話し続けた。


「アドゥリーア家の3名は騎士の試験で出るから、覚えたんだよ」

 そう言うと、エウベルトは立てていた親指・人差し指・中指を一旦全て閉じ、親指と人差し指を立て、キメ顔で話を続ける。

「この3名の名前を覚えるのが中々の難題で、3回目の試験でようやく受かったんだ」

「お指が2回目で合格したみたいな感じになっていますわよ。では、3年かかってしまったのですわね」


 エリザは、話が別の方向にいってしまったので、胸元から何かを取り出すのはやめて、エウベルトの奇行に軽くツッコミを入れた。

 そんなエリザのツッコミも気にせず、エウベルトは腰にぶら下げていた水筒の水を一口飲み、遠い目をして、滔々と語り始めた。

「そうなんだよ。1回で合格してたら、最年少合格だったんだけど、落ちてしまったんだよ。せっかくだから、最年少で受かりたかったんだけど」

「あらぁ、それは残念でしたわね」

「武術は問題なく合格だったんだけど、その後の筆記試験が駄目だったみたいでさ。不合格だと言われた時に、もう武術はいいから、来年は領主様と後継ぎと奥様位は覚えて来るようにと言われ、頑張って覚えようとしたけど、これがなかなか難しくて」

「難しい? アドゥリーア領の方なら、この3名くらい普通に知ってると思いますよ。でも3人だけなら1年もあれば覚えられそうなものですが……」

 エウベルトの発言がどうしても納得できないようで、エリザは小首をかしげている。


「あぁ、2回目の試験の時は、何を覚えてくるようにと言われたか忘れちゃってさ、だから武術を更に磨いて臨んだんだけど、やっぱり落ちちゃって。で、試験を落ちたときに、3人の名前を書いた紙を貰ったんだよ」

「それは、何ともどうしようもないですが、でも、その失敗を繰り返さないために、紙を貰って帰るなんて、素晴らしいですわね」

 エウベルトの駄目さをイヤというほど浴びるエリザだが、何とか褒め言葉をひねり出そうと苦悶の表情を浮かべている。


「そうだろう。それで、その紙をトイレに貼ってさ、用を足す度に見てたから、何とか覚える事ができて、3回目で無事に合格だよ」

「それは良かったですわね。筆記試験って名ばかりの試験で落ちることは無いと聞いていましたので、その試験で2回も落ちるなんて相当な感じがしますが、合格して良かったですわね」


 エリザが何とか捻り出した祝福の言葉に応えるようにエウベルトはニッコリと笑うと、一転、今度は暗い顔になり、水筒の水を一気に飲み干すと、大きく溜め息をついた。

「はー、合格したのは良かったんだけど、そこからは地獄の日々だったよ。同期の合格者は直ぐに任務に就いたのに、俺だけ勉強の日々なんだから」

「あぁ、そうなるのは、何となく分かる気がしますわ」

「4年位かけて、筆記試験でもある程度の点数を取れるようになったから、ようやく任務につけたんだけど、本当に座学だけは2度とやりたくないよ」

 真っ平御免とばかり、エウベルトは手を振っている。

 そんなエウベルトを見て、エリザはおかしいなと小首をかしげた。

「合格した後に、それだけ座学があるのだから、やっぱり筆記試験で落ちるなんて変だと思いませんか?」


 小首をかしげるエリザを、エウベルトが何が変なんだろうと小首をかしげ見ている。

 そんな小首をかしげているエウベルトを小首をかしげ見ているエリザが、言葉を続ける。


「そんな事を考えても、答えが出ないですね。合格してから4年もお勉強されていたのなら、随分と若く合格されたのですね」

「そう。14歳の時に合格したんだよ。10代初合格で、今も他に10代で合格した奴はいないんだよ」

 かしげた首を元に戻し、エウベルトは得意そうに胸をそった。

 そんなエウベルトを見て、エリザは一度戻した首を再びかしげた。


「それでしたら、最年少合格ではないですか?」

「そうだよ」

「えっ!? 最年少合格だったのですか? 何か最年少合格を逃したような口振りでしたよ」

「そんな事、言ったっけ?」

 誇らしげにしていたエウベルトだが、再び小首をかしげ始めた。


「はい。1回目の試験で受かってれば、最年少合格だったのに的な事を仰ってましたわよ」

「まぁ、そう言った気もするけど、だから何なの?」


 そう言われたエリザは、かしげた小首を更にかしげる。

「あぁ、あのー、間違えてはないですが、お話の組み立てが、ちょっとお下手なのかなと思いまして」


「はぁーー!? 何言ってくれちゃってんの? 賢い俺の話が下手な訳なくない?」

 話が下手と言われ、エウベルトは見るからにムスッとした。

 

「どうもすみませんでした!」

 そんなエウベルトに対して、エリザは謝罪の言葉を、悪びれもせず毅然と言い放った。

「何か謝る態度って感じがしないけど、まぁ謝るなら許してやるよ。『賢き者、古より現れし、未来に甦りし、なんやかんやで喧嘩せず』って言うからな」

「それを言うなら、『金持ち喧嘩せず』ですわ」 

 ツッコミを入れた後、フーっと一息つくエリザ。そして、威勢よく話し始めた。


わたくしが謝ったのは、お話がお下手だと言ったことではありません。貴方を賢いと言ったことですわ。申し訳ないですが、見誤っておりました」

 そう言うとエリザは、右手の人差し指を天井に向け、語気を強める。

「貴方は賢くはありませんわ。『金持ち喧嘩せず』の原形をほぼ留めていない、大胆な言い間違いが何よりの証拠ですわ」

 エリザは証拠を突きつけるように、右手の人差し指をエウベルトの目の前に振り下ろした。


 人差し指と共に、賢くないという現実を突きつけられたエウベルトだが、折れかかっている心をたぎらせ、虚勢を張る。

「ふんっ! そんなちょっとした言い間違いなんて誰でもやることだろう。あれだよ、あれ、あれ、あっーと、『賢きもの、鷹の爪を食欲増進のスパイスとして必要以上に使われないように、どこかに隠す』ってやつだよ!」

「くっ! これは、元が分かりませんわね」

 エウベルトの虚勢の言に訳が分からなくなり、エリザは困惑したようだが、上手いこと言えたと満足気なエウベルトを見ながら、しばし思慮を巡らせた。


「恐らく、エウベルトさんの仰りたいことは、『能ある鷹は爪を隠す』だと思うのですが、会話の内容からすると『弘法も筆の誤り』とか、『猿も木から落ちる』等を、変な風に言い間違いするのが正しいところですわ」

 そこまで言うとエリザは、再び右手の人差し指を天井に向け、語気を強める。

「そう。つまり、今回の言い間違いは、もうメチャクチャですわ!」

 そして再び、自信満々の表情で、右手の人差し指をエウベルトの目の前に振り下ろした。


「ぐぁっー!」

 エリザの口撃に虚勢を破られ、エウベルトは片膝を着いてしまった。だが、まだその目は死んでいなかった。

「まだだ、まだやれる! 確かに、ことわざは苦手なところもある。だが、そんなチャームポイントがあったっていいじゃないか!」


 双眸に光が宿り、エウベルトは再び力強く立ち上がった。

「俺はあんたの策略にのせられて、まんまと苦手なフィールドで戦わされてただけなんだ。俺が賢いのは、他にちゃんとした理由がある!」


「フッ、なら説明してくださりますか、その理由とやらを」

 笑わせてくれるとばかりに、余裕綽々のエリザ。

 対峙するエウベルトも、今度こそはと自信たっぷりに笑い始めた。

「アハハハハ、では聞かせてやろう。聞いて驚けよ! いいか、この護衛隊の中で、お前が偉くないと見抜いているのは、俺だけなんだよ。つまりは、俺はこの護衛隊の中で一番賢いと、そういう訳だ!!」

 エウベルトは、お返しといわんばかりに、高く上げた右手の人差し指をエリザの目の前に振り下ろしながら叫んだ。


「そうでしたわ。そう。そう。随分とお話が横道にそれてしまいましたが、わたくしこれを貴方に見せようと思っていたのですわ」

 そう言うと、エリザはドレスの胸元に手を差し入れる。


「貴方にこれを見せて、わたくしが偉いという事と貴方が賢くないという事を証明して差し上げますわ。さしずめ一石二鳥ということですわね」

 ドレスの中で何かを掴んだようで、勝ち誇ったかのように鼻を高くし、エリザはゆっくりと何かを引き出そうとしている。


 エウベルトの喉がゴクリと鳴った。







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