第45話 時間ってなんだろう(・・?
先日、私の散文詩「砂時計」に応援コメントを頂きました。
その方に対しての返信を書いている時に「時間」とはなんだろう❔「時計」とはなんだろう❔と改めて考えてしまいました。
それで、私の私見を伝えてみたいと思い、このエッセイを書く事にしました。
その方への返信と重複する部分もかなりあります。
私は「時間」と言うものは人間が考えた概念だと思っています。
もし、地球に人間という知的生命体が誕生しなければ「時間」と言う概念は生まれず「時間」は存在しない事になります。
このような事を書くと「いや、実際に時間は流れているじゃないか」と思われる方はいらっしゃるかと思います。
その場合は何を持って、時間が流れていると言えるのでしょうか❔
太陽が昇って朝になり太陽が沈んで夜になる。
「ほら、時間は流れているじゃないか」と思われるでしょう。
太陽の動きによって1日が経過するのは地球が自転しているからです。そこに「時間」は関係していません。
外部と完全に遮断された空間に金属片を入れて観察してみましょう。
その外部では1ヶ月が経過しても金属片には何の変化もありません。
そして金属片を取り出して分析しても分子構造は1ヶ月前と何も変わっていません。
その場合に、その金属片が「時間経過」していると言えるでしょうか❔
ただ、「時間経過」は常に一定ではありません。
次に「時計」について考えてみましょう。
「時計」は人間が自分達の生活を便利にする為に作り出したものであって「時間を計っている」ものではありません。
そもそも「時間」を構成する物質は物理学においても量子力学においても存在していません。
光の場合は光子と言う素粒子で形成されています。詳しくお知りになりたい方はウィキペディアをご覧ください。
これは私見ですが「時間」を構成する物質は無いと思っています。
固い話が続きましたので少しくだけた話を。
今やSFの世界を飛び越えて、時間跳躍やタイムリープやタイムトラベルは普通に人々の話題の中に出てきます。
理論的には未来へのタイムトラベルは可能です。
1956年にアメリカのSF作家ハインラインが発表した傑作SF「夏への扉」によって、それは世界的に有名になりました(^^♪ これは小説としても優れていますので、まだお読みになっていない方は是非お読みになる事をお勧めします。
しかし、過去へのタイムトラベルはなかなか難しいです。
有名なのは親殺しのパラドックスです。
過去に戻ってその人が生まれる前に親を死なせてしまった場合は、その人は生まれて来ない事になります。
その場合、その人の存在はどうなってしまうのか❔
そんなパラドックスを見事に吹き飛ばしたのはスピルバーグ監督の傑作映画「バックトゥ・ザ・フューチャー」です。
とにかく映画として面白いので細かい矛盾点はどーでも良くなります(^.^)
そして実際に「過去へ行く事は可能」と言う学説も出てきています。
さて、私のお話にお付き合い下さりありがうございました。
これを読んで面白いかどうかは甚だ不安ですが(>_<)
それでは、またお会いしましょう(*^^)v
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