生きるには世界は静か過ぎる

描写や表現はうまくかけているから、読者は謎に満ちた世界観をさまようことができるのだろう。
世界は、カビにより人類絶滅したことで、生き残った女子高生は一人でソロキャンプをして他の生存者を探して旅をしている。
たくましい。
でも、やはり心細い。
寂しいと思ったら生きていけない。
人は、誰かがいるから、生きているのだ。
だから日記を拾った誰かも、彼女に会おうと思うのだろう。