創作が好きなのに、書くのが止まってしまうあなたへ。

一縷(いちる) 望

読むべきエッセイがあります。

私がここに来て、励まされたエッセイです。


ボンゴレ☆ビガンゴさんの

「ー つまらない小説を書いているあなたへ。

ー クソつまらない小説を書いている奴らへ」

という刺激的なタイトルのエッセイでした。

どうにもうまく行かない、そう思う人こそ、このやや刺激的な、そして煽っているかの様なエッセイの中身を是非読むべきです。

書いても上手く行かない人への熱い応援歌に溢れているからです。


これを読んでいて思ったんですよね。

ある将棋ライターさんの書かれた言葉が胸に刺さったのと同じだ。と。

全文引用します。


ー 勝つための将棋は楽しむ気持ちを殺してしまう事がある。

努力は苛立ちを生む。

志を持つ自分を蝕むのは

夢を追う自分である。 ー


ープロ棋士より強い将棋ソフトの登場で盤上はコンピューターに飲み込まれたのか ー

 より 将棋ライター 小島渉 さんの言葉。


勝つための将棋と言う部分を、受けるため或いは売れるための小説を書くこと と置き換えると。


そのまま、自分の気持を代弁してる気がします。



改変すると。



ー 受けるための小説を書くことは

書くことを楽しむ気持ちを殺してしまう事がある。

努力は苛立ちを生む。

志を持つ自分を蝕むのは

夢を追う自分である。 ー


ああ、そのままだな。 と。

この将棋ライターさんの、この言葉はきっと名言だ・・・。


そう。何のために書くのか。


まずは自分が楽しまなくて、どうして他の人が楽しめるのか…。

まずは一番最初の読者は自分だ。自分が楽しめる小説を書くんだ。


他の人がどう思うのかは、その先の話じゃないか。


少数の人を長期間愉しませる事が容易く出来ても、多数の人を短時間愉しませる事が容易く出来ても。

多数の人を長期間愉しませる事は容易には出来ない。

それが出来たら、その人は間違いなく名作家でストーリーテラーだと。


これは誰の言葉だったかな・・・

何かの本で読んだ古い古い書評だった気がする。


ましてや自分を愉しませる事が出来て居ないのなら。

たった一人の最初の読者が自分だ。


自分が楽しいと思う文章を書きなぐるんだ。荒削りでも。

キレイに整えるなんて、後から出来るさ。

でも、ほとばしる勢いは後から加えたり、調整したりはできないんだ。


できれば、削らない。出来れば調整もしない。


ほとばしる勢いは、その時の書いている時の熱量と情熱からしか生まれない。

ほんと、そう思います。


書いていて、自分が迷って、自分の気持ちだけ漂いだして、彷徨ってしまい、こんな駄文を書いてしまいました。


とりとめがないのでこの辺にて。

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