彼女の待ち人

夏野けい

黄桃の缶詰

 見つめられたとき、ぼくは自分の輪郭というものをやけに意識した。身体の表面を射る視線は無遠慮と言ってよかった。夏のしっぽは去り、紅葉には早い黄昏時のこと。山あいを流れる川のほとり、彼女はいちめんに転がる石のただなかで不安定に立っていた。


 先に動いたのは彼女のほうだ。首をゆるく振って、分散していた体重を右脚に移す。

 切れ長の目、うなじのきわで切りそろえられた暗い色の髪。服装は黒一色のようだ。薄手でぴったりとしたタートルネックに細身のパンツ、スニーカー。無駄な肉というものがなく、背の高さを持て余すように歩いてくる。

 器用に左手ひとつで瓶と缶を持っていた。彼女がぼくの程近くまで至って、ようやく黄桃の缶詰とウィスキーの瓶であるとわかる。


 ぼくの隣で彼女は腰を下ろした。このあたりには片手でも転がせる程度の石しかなく、気温よりも冷えたそれらの上に尻を乗せるのはどうかと思う。座り心地という意味でも、健康のことを考えても。ぼくの心配をよそに彼女はウィスキーをかたわらへ放って桃缶のプルタブに指をかける。

「あの」

 見かねて声をかけてしまった。

「何か?」

「風邪ひきますよ、そんなとこで」

「いいの。頑丈だから平気。だいたい少年は人のこと心配してる場合なの?」

「少年ってほど子供じゃないですよ」

「そう、ごめんなさい。でも野次馬は勘弁だから行けるんならどっか行って。無理なら黙ってて」

 答える彼女は平然としていてもどこか寂しげで、ますます放っておけない気分になる。だってわざわざ近くに来るくらいだ。本当に嫌なら離れていれば良いのに。


「話、聞きましょうか」


 彼女はぼくに目を向けず、あたりをぐるりと見まわした。求めるものはなかったのか、ゆるやかに、不本意そうにこちらへ焦点を結ぶ。さっきのような鋭さは消えてしまった。

「きみが?」

「はい。迷惑じゃなければ」

「じゃあ、お願いしようかな」

 手のなかで桃缶の水面が揺れるのが見えた。細い息を、時が止まったのかと思うほどゆっくりと吐きだしてから、彼女は最初のひと言を口にするべく河原の空気を吸った。


「幽霊でいいから話せないもんかと思って色々やってんの。ううん、知可子ちかこのなごりを感じられるなら、何だってよかったんだ。上手くいかないものでね。逢いたい人にかぎって現れてくれないものらしい」

 ポケットから出したプラスチックのスプーンを桃缶に突き立て、まぶたを閉じる。

「これから話すことは全部、わたしがわたしに喋っていると思ってほしい。口を挟まず、きみがいることをいたずらに感じさせず、しかしわたしが孤独ではないためにそばにいてくれたら嬉しい。ひどいわがままだけどね」

「かまいません。ぼくから申し出たことですから」

「うん、恩に着る」

 そうして彼女は語りはじめた。彼女と、彼女の大切な人のことを。


* * * * *


 わたしと知可子が出会ったのは大学生の頃でね。まぁいたって普通にクラスが一緒だったんだけど。

 美大で絵を描くやつには二種類いるんだよ。学校に来て描くのと来ないで描くのと。来るほうが少ない、圧倒的に。で、たまたま知可子もわたしも学校のアトリエに居るたちだったもんだから自然に話すようになって。

 身体ちっちゃくて、課題提出日前でもしっかり化粧してて、つなぎの下はいっつもふりふりのスカートとか着てんの。女子じゃんって言ったときの反応は二通りあってさ、おまえもだろっていうのと、中身はおっさんだけどねっていうの。そりゃ見た目の割に力持ちだし、やってることの性質上雑にならざるを得ないところは多いんだけど。最初からちょっと憧れてたな。いわゆる女子っぽいことに恥ずかしさを感じてしまう自分とは対極って感じで。女らしくあることに変な気負いがないんだよ。


 んでね、わたしは駅前に住んでて、知可子は学校のそばに住んでた。駅からバスでけっこうかかるんで、終バス逃したときに泊めてもらうようになるまでそんなに掛かんなかった。

 アトリエでお菓子分け合うみたいに料理作り合って、一緒の布団で寝るの。眠るまえに足がぶつかるとびっくりするけど意外と朝までぐっすり。あれは不思議だったな。睡眠中は感覚が違うのかな。消防車の音で目が覚めたことは何度かあるんだけど。あぁ、あとね、幽霊に足引っ張られて起きたこともあったな。一回だけ。あのへんけっこう居たんだけどさ、なんか知可子の部屋ではあんまり見なかったんだよね。だからかなぁ。自分の部屋より安眠できた。

 夏休みなんかは朝からだらだらお互いをクロッキーしたりして。一分とか二分とか、長くても十分くらいの。鉛筆にペンに木炭に……なんでも使って描くの。食パンにチョコペンなんてときもあったっけ。ふざけて服脱いでって最後はヌードクロッキーになってたとか、いっつも滅茶苦茶なのにお腹痛くなるくらい笑ってさ。ほかの誰にもわかんない楽しさがいっぱいあったな。言葉で説明すると野暮になるタイプのおかしみっていうの?

 遊んでばかりじゃなかったけど、勉強も遊びの延長みたいだった。切羽詰まってるときは朝早く起きて、夜が明ける前から学校に忍び込んだりね。校舎ぼろいから窓が閉まんないところがあるの。二階。よく怪我しなかったと思うよ。

 どんなときも知可子は安定してるんだ。そばにいると安心できる。課題やばくても投げないし、絶対仕上げるし、精神的にぐらつかない。

 頼ってるな、寄りかかってるなって思うんだけど、許されちゃうから離れられなくて。あまつさえ、知可子はわたしが支えだなんて言うんだよ。横でぎゃあぎゃあ騒いでるだけなのにさ。見た目と性格逆なんじゃないのってみんなにも言われてたな。

 いちばんきつかったのはやっぱり、卒制だよね。ゼミは十人だったんだけど、中間講評で泣いたのが三人、過呼吸起こしたのが一人、結局仕上げられないまま学校やめたのが一人。完成間近のキャンバスに絵具除去剤リムーバーぶちまけようとしたのが一人……というのがわたしなんだけど。知可子に止められて事なきを得たよ。じゃなきゃ良くて留年だったよね。知可子だってまったく無傷ってわけじゃなかった。描いてたのに突然どっか行ったり。散歩って冗談みたいに言ってたけど、だいたい校舎裏とかでうずくまってんの。人に八つ当たりしないのって強さだよなぁって。


 夜中にね、二人して目が覚めたことがあって。そしたら知可子がいきなり泣き出すんだよ。横向いたままぼろぼろ涙流して、見てらんなくて。おいでって言ったら身体寄せてくれてさ。ほんとちっちゃいんだよ。腕にすっぽり収まる感じ。ふわっふわに柔らかかった。泣きまくってるから寝間着の胸んとこがどんどん濡れるんだけど、あったかいって思う間もなく冷えてくの。寒い時期だったからな。もう提出っていうくらい。十二月とか。

 そんなこんなで、どうにかわたしたちは切り抜けて卒業を掴んだってわけ。展示終わったあとはもう放心状態。卒業式の記憶もなんかおぼろげで。友達ってよりは同志っていうか、戦友っていうか、そういうものだった。

 だからルームシェアするって決めた時は嬉しいっていうより安心した。卒業して働くことになって、たまたま勤務地が近かったのね。職場はもちろん違うし、環境も悩みも違ったけど、相変わらずわたしたちは戦友だったんだと思う。見ている方向が変わったから、背中を預けているっていう気分がより強くなった。


 いつからだったんだろうね。わたしが知可子を好きでいる気持ちが、友人の範囲では説明がつかなくなったの。触れたいし独り占めしたいし、あの子にとってのいちばんになりたいって思って、それが膨らんでどうしようもなくなってきて。卒業して二、三年の頃かな。

 恋だったんだよ。気づいた瞬間、無理だろうとしか考えられなかった。

 だって、世の中の大多数は異性に対してそういう想いを抱くものだから。

 だけど奇跡ってのは案外普通に転がってるものでさ。両想い、だったんだよね。実は。口滑らせて死ぬかと思ったけど、次の瞬間には別の意味で昇天しそうになった。

 幸せだったよ。お互いを同じ温度で想いあえるなんて、異性でもそうそうないでしょ。もしかしてずっとこのまま満たされていられるのかなって考えてしまうくらいだった。たまに旅行をしたり、ちょっと遠くまで買い物に行った帰り、二人で延々歩きながら喋ったり。仕事にはしなかったけど、絵もずっと描いてて。クロッキー帳が相手の姿で埋まってくのとか……完全無欠だった。何にも足りないところがないって思ってた。

 将来のことを考えるときにね、隣にはいつも知可子の姿が見えた。年とってもそばにいるつもりだった。

 外じゃつけなかったけど左手の薬指にペアリングしてたし、職場とかにカミングアウトしてない割にはべったりだったな。カメラマンやってた友達に頼んでフォトウェディングまでしたんだ。ドレス似合い過ぎて鼻血出るかと思った。まさかわたしまで純白のレースまみれのドレス着せられるとは思わなかったけど。


 なんにもわかってなかった。こんなに早く一人になるなんて、心のどこにも浮かんでなかった。

 もし、って思ってしまうんだよ。もし、もっと早く気づいてたら手遅れじゃなかったのかなとか。だってあんなに描いてて、毎日のように観て、触れてたはずなのにわかんなかったって悲しいでしょ。何か感じられなかったのかなって思うよ。不安を笑い飛ばしてしまわなかったら、まだ生きていられたんじゃないかとか。あとはね、男女でするような結婚の制度があったら、最期の迎えかたも選びようがあったんじゃないかとか。こっちは自分たちでどうにもなんないから、考えたって仕方ないけどさ。

 知可子は病院で死ぬのは嫌だって言って、治療もする予定で入院したのに検査だけやって帰ってきて。死んだあとのこと一人でさっさと片付けて。物の整理とか、墓とか、そういうの。

 家がいいって、わたしのいる家がいいって言うからさ、最初はわたしだけで看取るつもりだったんだ。働かなきゃいけないから訪問看護とかは目星つけてたんだけど。

 無理だったよ。情けないでしょ?

 食べられなくなっていくの。少しずつ軽くなっていくのがわかるの。手を取ったとき、抱きしめたとき、肩にもたれかかってくるとき。肉が減って骨が近くなるってだけじゃないんだ。芯から、存在そのものから重さが消えていくような感じだった。

 最初はまだ良かったよ。残された時間でやりたいことやろうって欲張って、やけっぱちみたいに笑っていられるうちは大丈夫だった。けど、限界ってやっぱりあるものでさ。

 隠しても、強い痛みは外からわかってしまうんだ。動きが変わるから。動かしかたが違えば身体のかたちもまた違ってくるんだよ。知可子のあらゆる要素が好きだったんだって気づいた。ひとつひとつ壊れていくのが苦痛で、その積み重ねの先に知可子が失われるんだって思って、果てしなく苦しかった。痛いのも苦しいのも知可子のほうだってわかってるのに泣きたくなった。

 指輪、ね。ふとしたときに落ちるくらい緩くなっちゃって。ごめんねって拾うんだよ。それでも外したまんまにはしないの。だから誕生日にチェーンあげて。首にかけてあげたときの顔も忘れられない。たまんないよね。いとしくて張り裂けそうで、わたし、もう、さ。

 愛を示す方法って意外と限られてんの。ここにいるからねってキスして、怪我させないようにそっと触れて。したいって言えばしたし、眠くなったって言えば即終わらせて服着るのとか手伝って。知可子の食べたいものがあったら買ったし、結局食べなくてもわたしが食べたし。桃缶ね、そん時の定番だった。食欲なくても大丈夫なこと多かったから。暑い頃は凍らせた汁だけとかでも。缶詰ならとっておけるし。飽きた? って聞いても全然って。死ぬまで好物のまんまだった。

 数えればいくらでもあるよ、思い出。でも全然足りない。仕事は絶対辞めるなって言われてたから働いてたけど、それも嫌だったな。時間ならいくらだって欲しかったから。

 あがいても焦っても、悪いほうにしか転がらないものでね。二人で生活していくことが難しくなっていった。感情のよどみというのかな。同じ空間にいるだけで息苦しいくらいになってしまって。逃げるみたいに出勤して、帰るのが怖くて。

 逃げたって、病気に追いつかれるまでの時間は延びてくれないのに。

 意地で描いてた絵もやめてしまった。見るなって、醜いから見るなって知可子が言って、答えられなかった。

 もうお風呂もトイレも手ぇ貸さなきゃ難しいくらいだった。なのに一人でやろうとするんだもん。普通の人の何倍も、何十倍も時間かけて。そのあとすぐ眠っちゃうくらい疲れ果ててさ。廊下の壁、爪のあとがいくつもあったよ。指でこすったみたいな汚れも。

 きれいなまま死にたかったとか言い出したときは殴ってやろうかと思った。どうでもいい。そんなの。一秒でも長く隣にいてよって言いたかった。


 強かったのは結局、知可子だったよ。

 終わりにしようって、声が昔に戻ったみたいに凛としててさ。恥ずかしいくらいぐだぐだになって止めようとしてしまったんだけど。そのへんも織り込み済みだったのかな。ホスピス、もう契約してきたって。いつの間にだよ、ほんとに。

 正解だったよね。結果として、離れてようやくわたしは知可子が死んでいくことを認められた。穏やかに向かい合えるようになった。症状のコントロールも施設のほうがしやすかったし。戸籍では家族じゃなくても、面会とかは同じようにさせてくれたし。

 たくさん、話をしたよ。きりがなくて。いくら喋っても尽きないんだから。時間はね、やっぱり足りなかった。

 続かない呼吸とかね、力の入らない骨ばっかりの手とかね、感じるたびになんでわたしは普通に生きてるんだろうって思ったよ。二人合わせて割って、一緒に死んでいけたらいいのに。そしたら苦痛も不自由も何もかも分かり合えるのにって。

 合格とはとても言えない対応だったな。わたし、こんなに器小さかったっけって何度も悔やんで。

 でもね、どんな姿になってもわたしは知可子を醜いとは思わないって伝えられたから。ここだけは百点。死ぬまで絶対、死んでからだって好きだから。骨になったら描いてもいい? って聞いてみてさ、苦笑されて。だって火葬のあとなんてさっさと骨拾うんだよ、暇もないし係員だって呆れるよって。だいたい砕け散ってるんじゃないのとも言ってたっけ。わたし葬式にも行ったことなかったし、仕方ないよね。実際描けなかったけどさ。知可子の骨はきれいだったよ。白かった。頭蓋骨のよどみない曲線が残ってて、それを押しつぶすときの音、霜柱を踏んだみたいに軽かった。


 まだね、納得はできてないんだ。

 だからこうして探してるの。魂だけでもいいから出てきてよって。知可子は強いから、さっさとあの世に行っちゃったのかな。未練とか言ってんの、わたしだけなのかもね。


* * * * *


 彼女は息をついて喉に手をやる。長い語りのうちに声はすっかりざらついついている。軽い咳ばらいを二回。

「ありがとう、黙って聞いてくれて。やっと吹っ切れそうだよ」

「いえ……あの、諦めるんですか?」

「最後にするつもりで来たの。ホスピス、この近くだったんだけど、外出取って遊びに来たことがあったんだよね。あっちで車停めて、背負って水際まで歩いて。で、あの子がなんて言ったかっていうと」

 人さし指を立てて厳かに告げる。

「『ここ、心霊スポットらしいよ』って。化けて出てあげようかなんて、冗談にしたって馬鹿でしょ。知可子もたいがいだよ。真に受けて探してるわたしは輪をかけて馬鹿なんだけど」

「心霊スポットなのは、本当だと……」

「みたいね」


 へたくそなウィンクはぼくに向けられている。

「気づいてたんですか」

「最初から。むしろ気づかれてることに気づかなかったのが無防備すぎでしょ。生きてる人じゃないってわかって一瞬、知可子かと思ったけど男の子だったんでがっくり。前来たときはいなかったじゃない。昼だったから?」

「すみません。昼間っから出られるほどの根性はないです。でも、驚いたりしないんですね」

「飽きるほど視える体質なの。いちいち悲鳴上げてたら持たない」

「すみません」

「謝るくらいだったらさっさと成仏しなさいよ。ついでに知可子に伝言しといて。ほら、この子だから」

 ぐいぐい押しつけられる携帯端末には、微笑む女性の写真が映っている。眩しくてつらい。色んな意味で。

「いや、ぼくのような地上に居座るタイプの人間は、その人とは違うところに行くんじゃないですか」

「途中までは同じ道なんじゃないの? どっかで裁判みたいなのするんでしょ?」

「ぼくも知りませんけど。あ、ほら宗教とかによって違うとか」

「あなたはどうなの、宗教」

「いや特に。葬式は仏教だったっぽいですけど」

「じゃ、一緒。知可子もそんなもんだったから」

「そんなに言うなら成仏させてくださいよ。ぼくだってなんで漂ってんのか教えてほしいくらいなんで」

「わたしお坊さんじゃないから無理。今さら塩でいけるとかないでしょ? あんなのもともと気休めみたいなもんだし。まぁ塩すら持ってないけど」


 話しやめた彼女は桃缶を口もとに運ぶ。ちゃちなスプーンでよくぞ、というほどの勢いで食いつくすと、空いた缶にウィスキーを注いだ。残りの三分の一くらいが残った瓶をぼくへ差し出してくる。

「あんたも付きあいなさいよ」

「一応未成年なんで」

「幽霊が何言ってんだか」

 出来損ないのコントみたいなやり取りが止められなかったのは、明るく粗雑な口調のまま彼女が泣き顔になってしまったからで。

「どうせぼくが飲んだって量変わんないですよ」

「もういい。最初っから一人で飲むつもりだったんだから」

「帰り道、大丈夫ですか」

「ホテルくらい取ってる。駅前のやっすいとこ」

「ならいいです。存分に飲んだくれてください」


 しゃくりあげながら桃缶でウィスキーを煽る彼女を、ぼくはただ眺めていた。思い出に浸っているのか、悲しみを洗い流そうとしているのか、潤んだ目は涙をこぼし続けている。


 川の水音と彼女のすすり泣きを聞きながら、ぼくは自分の輪郭がゆるんでいくのを感じる。

 このままほどけてしまえたらいい。彼女の伝言を、ついに来なかった待ち人に届けられるように。ぼくにその資格があるなら、だけど。

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彼女の待ち人 夏野けい @ginkgoBiloba

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