二首目 春すぎて

 はい、二首目です。


・詠み人:持統天皇


・春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山


・訳:大和平野の春の風物詩である 農事の忙しなさも ようやく過ぎて、まさしく夏がやってきたようだ。大和三山のひとつ天の香具山を遠く見やれば、その山肌には きっと、夏の日差しに白く反射する衣が、まばらに揺れているだろう。



 札には女性の絵が描かれているので、調べてみると持統天皇は女性の方でした。


 持統天皇は、西暦650年〜700年頃に生きた方だそうです。

大化改新(今は「乙巳の変」と言うの?)が西暦645年ですから、教科書では中大兄皇子や中臣鎌足が出てきた、少し後くらいに生まれたことになるのでしょうか。


 私は歴史に明るく無いので、その頃の権力者が誰だったのか分かりませんが、持統天皇は藤原宮に住んでおり、いわゆる「奥」での生活を営んでいたとされています。


 なので、この歌は実際に天の香具山を見て詠んだのではなく、人づてに聞いた天の香具山の様子を詠んだんじゃないか。とか、そうじゃないとか。


 では、レビューを書きましょう。レビューとは言わ無いかな。

キャッチコピー的なものを…


「山をも創る想像力」


 いかがでしょう。


 この話しシリーズは自己満感が強いですね。

でも、勉強にはなります。


 出来るだけ続けましょう。


 えっ? 一首目が無いから、始まってないって?



「学研:実用特選シリーズ 見ながら読む歌の宝典 百人一首」


を参考にしています。

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