第6話

「量子拳」

虚を突いてアンザブレアが玄海のボディーを

コブシで貫いた。

「量子拳は太陽の1億倍の質量の凝縮。

どんなものにでも、決定的なダメージを

与える」

「グッ、グッワグッワゲボ」

玄海は大量に吐血した。

「終わりだな。かわいいものだ」

アンザブレアが玄海に背を向けて、立ち去ろう

とした。

「待ちな」

ひざまづいていた玄海がアンザブレアに

向かって、命令口調でいった。

「まだ試合が終わったわけじゃねぇよ」

アンザブレアが振り向いた。




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無名塾(むめいじゅく) @uwm54213

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