メンヘラの愛を受け止める女子中学生、その包容力は月をも包む!

序盤から、ひじょうに濃密でずっしりと重い愛が展開されます。
それは、まるでコーヒーと輸入食品のショップで売っているチョコケーキのような。

メンヘラな中学3年生の羚衣優(れいゆ)ちゃんと、包容力◎の得能を持つ中学2年生の茉莉(まつり)ちゃんの物語です。
いま書いていて気づいたのですが、どちらも中学生なのですね。
本編で繰り広げられる恋愛模様は、前述したように濃密なものでした。
なので、もし彼女たちがもっと大人に近づいていったときに、いったいどれだけ筆舌に尽くしがたい恋愛になるのかが気になります。
もしかしたら逆に落ち着いて、大人らしい色香の漂うものになっているかもしれませんね。

そんな感じで、本編の終わった先が気になるぐらい魅力溢れる女の子たちが登場します。
ぜひ、彼女たちが自らの愛情の重さに戸惑い、それを受け取ってくれる運命の相手を右往左往しながら見つけるまでの。
その物語を、コーヒーでも片手に、読んでみてください。