はじまりだけの物語

はじまる前の物語

違うよ、黒じゃなくて白。影はなしで。

床はちょっと発光抑えよう。

全体的にぼやーっと白く光ってる感じ？

そうそう、オッケー。

だだっ広く見える方が良いね。

建物？うーん、どうだろ？神殿てのもあれだし、とりあえず机と椅子だけ置いとこうか。

相手は個別で椅子の上に呼びだす設定で。

あとは‥そうね、これをデフォルトにして、担当者にやってもらおうか。どうせやり続けるんだし。変化もないとね。

コピーするときにある程度受付の子達に合わせてあげて。よろ！

はーい、じゃあ受付担当は集まって下さ〜い。

はい、よろしくお願いしますね。

あなた方にはここで受付業務を行なってもらいます。

一部屋？ずつ使ってもらうので中身はある程度好きに変えて良いよ。

お相手は『魂』とか『精神体』とか呼ばれている「肉体を離れた意志」の皆さんです。その状態を死んだ、と呼称される方が多いですね。

その中で、比較的早く肉体から離れた方達をお呼びします。

肉体内での熟成が足りないので、他の肉体にもう一度入って貰おう、とそういうことです。

最近はあちらで異世界転生とか、異世界転移と言った概念を色々使って浸透させてますので、状況の受け入れは早いはずです。

ここで上手いことお相手を「のせて」熟成度を上げて貰って下さい。

やり方はお任せします。

設定は

加護を貰った勇者の物語もよし、

邪神に逆らう神殺しの物語もよし、

間違えて死なせた、でもよし、

物作りに特化してもらうのもよし。

送り込む世界もかなりの数を揃えたつもり。

あんまり一ヶ所に偏ると歪みが起きる可能性があるから気をつけて下さい。

自分もアバターを作って、入り込んでも良いですし、

少数精鋭でも、質より量でもやりやすい方で。

最終的に熟練度あがったものが回収できれば手段は問わないよ。

とりあえずやってみようか。

あ、なんて名乗るかはまかせるけど、最初は神とか女神とかが良いと思うよ。

‥死神って言っちゃうとなんかイメージ悪いみたいだからww

んじゃ、部屋の設定終わった方からよろしくお願いしま〜す。